タリーと私の秘密の時間のレビュー・感想・評価
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マッケンジー・ポピンズとテーマ曲に技ありを!
20代はあんなにイケイケだったのに、今のマーロは心身ともにズタボロ。息子は問題児だし、稼ぎが悪い亭主は家事一切を任せっきりだし、自分も3人目を出産前に体力が限界スレスレ。やがて、出産。いよいよ破滅へまっしぐらかと思われたマーロに、ナイトシッターのタリーがさながら救世主のごとく手を差し伸べる。要望はすべてオッケーで、尚且つ、夜遊びにも付き合ってくれるタリーは、果たして何者なのか?そんな観客の?に鮮やで現実的な答えを示してくれる映画は、女性ばかりか、疲れて目の前のことだけで精一杯の人すべてに、ダメな人生を蘇らせる術を教えてくれる。何しろ、タリー役のマッケンジー・デイヴィスがくだけたメリー・ポピンズ役にぴったり。♪人生は一度だけ〜と歌う「007は二度死ぬ」のテーマが、偶然にもそれ以上にぴったり。シャーリーズ・セロンの入魂演技もさることながら、マッケンジー・ポピンズとテーマ曲に技ありを!
異色の子育て応援歌。ネタバレ回避してサプライズを満喫すべし
この展開には正直「やられた!」と思った。観終わるとすぐ最初から観直したくなる作品がたまにあるが、これもその部類に入る。ある有名な映画に似た仕掛けがあるのだが、その作品名を聞くだけで「ああいうヤツか」と即バレしてしまうので、事前の情報収集を最小限にとどめ、SNS等でネタをばらされる前に“なる早”で鑑賞することを推奨します。 「ヤング≒アダルト」のジェイソン・ライトマン監督と主演シャーリーズ・セロンの再タッグ。今回の主人公マーロは、2人の子育てで忙殺され疲労困憊し、さらに3人目を出産。もうダメ限界…となり、夜間のみのベビーシッターを頼むことに。その彼女タリーの優秀な仕事ぶりのおかげで、マーロは少しずつ自分を取り戻し、家族との時間を穏やかな気持ちで過ごせるようになる。 シャーリーズはもちろん、タリー役のマッケンジー・デイヴィスも魅力全開。日本でももっと人気が出ればいいのにと思う。
完璧な女性にならなくてもきっと大丈夫
私自身、子育てしたことないのでほんとの大変さはわからないが、私なら逃げ出してるだろう。 3人の子育ててズタボロの40代。 日々の暮らしがこんなにも大変で… あぁ、あのキラキラしていた20代に戻りたい…ふと現実から逃げたくなって…。 でも彼女は逃げず、立ち向かう。 毎日同じことの繰り返しだけど、大切な家族がいるからわたしは幸せなのと強く自分に言い聞かせながら必死に頑張る彼女に拍手。 逃げてばかりの自分に刺さる作品だった。
シャーリーズ・セロンの役作りか凄すぎる。
育児・家事の大変さにより精神が壊れていく様を観ているのは辛かった。ゲームばかりやってるダメ夫に腹がたつ。 とにかく18キロの増量をして臨んだシャーリーズ・セロンの役作りが凄すぎる。一年前に公開の「アトミック・ブロンド」ととても同じ女優とは思えない。
夢の中で生きるわ。
劇中の歌 you only live twice そう007は、2度死ぬ ナンシーシナトラではなくカバーだ!あなたは、人生を2度生きるわ、もう一つは、夢の中で これが伏線なんだな。 シャリーズセロンは、役者やな。子育てに疲れ果て ナイトシッターを雇う事にして再び輝きだした。 ナイトシッターは、タリーと名乗りました。 マッケンジーディヴスもいいね。 いい映画でした。 余韻の残るいい映画でした!
完璧な人生はすぐ側に…ただ見逃してしまう。
完璧主義は思うほど良いものではない。それは周りの人間をやたらと傷つけてしまう。困った事に本人は気が付かないから始末に悪い。 タリーはもう一人のマーロ。全てを肯定してくれて側にいて寄り添っている。 人生は自分を探したりする旅ではない。なりたいと願う自分を造る旅なんだ。 いつも笑顔を絶やさず優しく思いやりのある人間。そんな人間になりたかったんじゃないのかい⁈ キミは…。
子育ての大変さがリアルで分かる映画。
40代にして予想外の3人目の妊娠。 心配した弟が姉の為に勧めたのが なんと夜のベビーシッターです。 当初知らない人に子供を任せる事に躊躇していましたが、 体がきつくなってしまい、弟から貰った電話番号に掛けてみる事に・・・。 出産、育児って本当に大変💦💧 自分の記憶が鮮明に思い出される位、リアルな感じの映画です。 本当に思うけど、出産後って短時間のお手伝いが欲しいんだよね。 旦那の育休とか正直いらない。 法律で育休制度があっても取得している人は少ないし。 おまけに、たとえ制度を利用したって、 料理もまともに作れない男なら、結局自分が作る事になるだけだし、何か家に居るだけでお互い大変そう。 育休の費用って国からの支給な訳だよね。 だったら、男性が取得して支払われる金額を 出産したママの希望に合わせて使える制度がいいと思う。 短時間の送迎、家事代行。 料理作って貰ったり、掃除の依頼なんか。 上の子がいる場合は子守とか、家庭教師とか。 それが出産で50万位まで使えますよってなれば、 もう1人産んでみようかな?って思う人もいると思うんだよね。 子育ては誰か頼る人が居ないと本当に孤独な感じで辛い。 本当に希望する支援にしていくのが重要なんだよって思う 小泉大臣の育休もパフォーマンス的に見えてしまうのは私だけではないよね。
救世主?
3人目の出産を前に育児ノイローゼのマーロ。 出産後に兄のススメからタリーというナイトシッターが登場します。 タリーの存在により、みるみると生気を取り戻していく様は、見ていて楽しく嬉しく感じました。 そのさなかにタリーがシッターをやめると言い出してからが、急展開となり、最後は意外な方向へと進みます。 育児ノイローゼを題材にしたいい作品だったと思います。 夜は、ゲームざんまいの父親と完璧思考の母親、2児の親としては教訓にしたいと思います。 本作では、セロンは18kg増量したと記載が。女優魂に頭が下がります。増量で気になって彼女の作品「モンスター」を調べるとその時は13kgでした。 年齢も高齢になった上での役作りには頭が下がります。 途中、子供に「その体どうしたの?」言われるシーンが印象てきでした。
子育てファイト・クラブ
仕事も家庭も上手くこなしていたマーロが3人目の子供出産間近の際、心が折れてしまう。そんな彼女の元へ夜専門のベビーシッターが現れ、マーロの心境に変化が現れる。 子育てママさんの御苦労がホント分かる映画です。 ある程度やれてしまうので、少しは周りなんとかフォローしてやれ感が最初から強い。 (特に旦那。出張とかしている場合じゃないだろ💦) マーロ役のセロンもタリー役のデイビスもホント良い役で、中盤まではホント子育てママさん奮闘記+良きベビーシッターパートナーとの物語だと思っていたのだが、、。 中盤舵取りがなんか思った所と違う方向に。 タリーの存在そうなるの? 酒呑みに長距離運転出かけて更に不安な方向に💦 呑みに行った後の展開は賛否両論ありそう。 「良きベビーシッターとの関係話で終わっておけば」とか。 「映画ならではの匂わせかよ」とか。 「ファイト・クラブみたいなオチ?」とか。 ラストどう観るかは鑑賞者次第ですが、精神面が見える映画ですとジャンル違えども別映画「バードマン あるいは」の方が作品として面白いし、ちょっと映画に捻りを入れちゃった事を残念に思う作品になりました。
びっくりした!
ただ、経験がないからか、 響かなかった。 ただただ夫がひどい。 最初からひどいと思っていたけど、 ずっとひどかった。 こういう困っていると言えない人に共感する シャーリーズセロンも魅力的です。 ただ本当のこと言うと、 バッキバキにキメた彼女が観たいのが本音です。 いやもちろん彼女自身の社会への影響力は 本当に尊敬しています。
ワンオペ育児は大変
シャーリーズ姉さんの演技に対する気合いの入れ方は見事ですわ。ニコールキッドマンの横に並んでも美人と思える程の美女なのに、もうどうしたらこうなるの?凄すぎますね!ストーリーのラストはどうなるのかと思ったけど、良い方向に向かいそうで良かった。ヘッドセット着けてゾンビゲームしてた夫は、SATCに出てくるキャリーの彼氏の1人バーガーですね!ポストイットで別れを告げた彼です。
母性本能は意識をも超える!?
男性には観て頂きたい作品ですが 女性にはいろんな感情が二転も三転もして 素直にこの作品を観ることができないかもしれません… わたしが一番言いたいことは、 自分ひとりで背負わずに、苦かったら頼っていいんだよ 家族を愛するなら、自分を許して愛してあげなくちゃね ですが、なにを言っても綺麗事。 正解なんてすべてに当てはまるものでもない。 結局、育児や児童教育は ステレオタイプが一番いけないと思います…
失われたやる気を気負わず取り戻す
赤ちゃんミアを、夜寝かしつけるときに、タリーが言う言葉、明日になったら成長して違うミアになってしまう、と成長していく子を愛しむ気持ちが響く。それはマーラの気持ちだから。
夫婦で同じ音楽を
個人評価:3.8 まさにシャーリーズ・セロンの身体をはった役作り。圧巻の3児の母への仕上げ方。男性には到底わからない母と女性の心理描写を描いている。 夫婦は同じ音楽を聴き続けなければならない。いつもヘッドホンでゲームをしていた父親が滑稽な伏線になっている。 ターミネーター6のマッケンジー・デイビスも素晴らしい演技だ。
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