「主演2人は好感度大なのにストーリーが酷い」フォルトゥナの瞳 まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
主演2人は好感度大なのにストーリーが酷い
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光いっぱいの青春描写はとても素敵で、さすが三木監督。優しい雰囲気の主演二人も好感が持てました。影を背負って生きてきた慎ちゃんの人生に葵とゆう光が刺して、生きる喜びを感じる笑顔に心が温かくなります。
ですが、肝心のストーリーが酷い・・・。確かに葵も同じ力を持っていたのは驚いたけど、逆に「じゃあ何で?」と思うことの方が多く、モヤモヤ。慎ちゃんは葵に全てを打ち明けていたのに、なんで葵が打ち明けなかったのかが全く分かりません。慎ちゃんだけ全部話して悩んで可哀想だ・・・。二人でなら乗り越えられたこともあったろうに。
結果だけ見ると、都合の悪い事は黙っておいて、二度も命を救ってもらった葵が凄くあざとい子に見えてしまい、残念でした。運命を受け入れると言いながら、愼ちゃんの性格なら助けに来るだろう範囲で行動を匂わせるのも納得がいかない・・・。
訴えたいことも何も響かず、残念でした。
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