「映画になっていない。」映画チーズ・イン・ザ・トラップ 由良さんの映画レビュー(感想・評価)
映画になっていない。
原作が好きで観に行ったが、あまりにもキャラクターの動きがおかしくて、予定調和すぎる描かれ方になっていてひどかった。
ユ・ジョンのペク姉弟に対する態度も変に落ち着いて優位に対処するような態度に見えるのが違和感出て、後半の学祭の準備の時に具合が悪い演技もよく分からない。
ホン・ソルもあんなに警戒していたユ・ジョンに対してなぜかいつの間にか警戒を解いていて感情の流れが全く見えてこない。
原作を読んでいたからある程度理解したけど、読んでなければ話の流れが入ってこなかったのではと感じる。
また、イノがソルを助けるまでの関係にいつなったのかよく分からないがため、イノとソルの関係もどこまで親しくなったのかわからない。
今回、イノファンの人たちはソルとの恋愛模様が画かれてなく、消化不良になっていたのではなかろうか?
元々内容が濃い話なのだから、三部作ぐらいで作られれば、それぞれの関係性をもっとじっくり描けたのではと感じるが、そんな予算はなかっただろうか…(;´A`)
ただドラマよりもよかったのは、回想の時にテロップが出てどこからが回想なのか、解りやすいようになっていたので、その辺は良かった。
それに、ユ・ジョンの存在消しながら、近づく必殺技が何度も繰り出されてて、笑ったw
ドラマ以上にジュンの怪しさが出て、最後の寝ているソルに話しかける練習で、告白をするところまで出て、ソルに対するジョンの思いが出てて、ギャップが見えていたのも良かった。
コメントする