インフィニティのレビュー・感想・評価
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変異
湖で溺れて謎の光に助けられた後に不思議な力を手に入れた少女と、その少女に記憶が曖昧な状態で呼び出されて行動を共にすることになった少年の話。
身体が不自由な少年の祖母が元気になったり、人や物が浮かんだり、少女が念じると発動する不思議な力。
記憶や感覚が曖昧な中で追われて逃走することになり、何が起きているのかヒントを知る人物に出会い…というありがちな流れ。
場末のやさぐれ感がある登場人物達だし、派手な演出や大事感は無いけれど、それ故に逃走する二人の心情の描写を主としてみせていて良い感じ。
肝心のオチは透かされたというかハッキリしないというか、超消化不良な何だそれ?状態で残念だったけれど、こういうSFでキレイに締めるのは難しいし仕方ないかな。
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