ブレス しあわせの呼吸のレビュー・感想・評価
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実話か …
こういう人がいて、医療も進むのだなあ。
主人公は金持ちのようだけれど、正しい金の使い方をしているのだと思う。自分がやりたいからやる。外に出たいから出る。そのために金を使う。
ドイツの医療機関に行った時のシーンの部屋は、怖かったな。人工呼吸器を使う人が、たくさん首だけ出している部屋は怖かったな。
テロップで、ほんとうに息子さんが副プロデューサーだって知った。誇れる父親だったんだな。
主人公は「病院内で安全に暮らすか」「家に戻ってリスクをとって暮らすか」で後者を選んだわけだ。俺も少しはリスクをとって生きるようにしよう。
感想は、なんか取り散らかした印象になってしまったけれど、よい話だったと思う。。・¥
2度の願いの違いが鍵
医学が進歩することは歓迎せられることだが、ただ命をつなぐことだけが最優先されると、それは進歩と言えるのか、疑問符を付けざるをえない。とはいえ、医学が魂の救済までは看れないから、どこかで放任する境界が、要るべきケースでは要るのである。昨今、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)という正義感備わった感する言葉が医療に寄り添っているが、あの言葉の周りの話である。
首から下が不随のロビンは2度、自ら死を望む。その2度の違いがどこにあるのか、ここを深く考えることが作品理解の鍵と見た。同列にみてしまうと『頑張ってたけど、やっぱり負けたんだ』という後ろ向きな理解で終わってしまう。
失った悲観に暮れていると何も始まらない。たとえ今は真っ暗でも、わずかでも光の感じられる方向があるのなら、自ら選び、覚悟し、決心し、そして進めば、希望や歓びはその途上に豊かに見いだされる。わずかな動作でコミュニケーションをとり、束縛を逃れて出かける歓びを獲得した。ただ命を培養されているだけの患者ではなく、人間らしい生活を営み、闘病先駆者としての誇りも持てた。
健康の定義はこうである。「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。」
肉体的には大きく点を落としても「精神的に社会的に」で挽回すれば、総合では大いに健康だ。ロビンがスペインの道端で野宿して過ごした一夜はハプニングのなりゆきだが、見ようによっては目指していたゴール地点のようにもみえる。あんな展開に出くわすことは願ってもできないこと。生き続ける気持ちを得たときからの一刻一刻でもって、あの一夜を組み立ててきたと言える。
で、ラストの2度目の願い。これをどう受け止めるか。強引に一言でまとめるならこういう表現はどうだろうか。
「重度の障がいに負けたのではない。希望のない終焉に自ら幕を引いた。」
人工呼吸器
ベタやわー ベタベタやん!
心温まる
選べるというしあわせ
試写会にて
アメスパのアンドリューガーフィールド主演
猿の惑星などで有名なモーションキャプチャーの第一人者アンディーサーキスが初監督とあったら期待も高まります
ポリオに罹患して首から下が麻痺
自発呼吸もできなくなった
ロビン(アンドリューガーフィールド)が
絶望の中からも生きることを選び外へと飛び出して行く映画
選択できることって
とても大事なことなんだと改めて気づかせてくれる映画だった
重度の障害がある人も健康な人であっても
ロビンの表情だけの演技と笑顔がとても良くて
これってアンドリューの演技力はもちろんだけど
モーションキャプチャー俳優の監督の腕の見せ所だったのではないかしら
悲しいとは違う涙が沢山こぼれました
試写会に招待してくれた @FansVoiceJP さんに感謝!
感動を呼ぶ家族の愛。勇気と元気をくれる命の物語。
【賛否両論チェック】
賛:重病に倒れながらも、前代未聞だった自宅療養を通して、やがて人生を謳歌していく主人公の姿に、生きていくことがいかに幸せなことかを改めて考えさせられる。妻を始め、彼を支えた周囲の人々の無償の愛にも、思わず感動させられる。
否:実話の映画化なので、どうしても物語が淡々と進んでいく感は否めない。
余命数ヶ月と宣告されながらも、前例がなかった自宅療養に挑戦することで、次第に生きる気力を取り戻し、人生を輝かせていくロビンの姿が、観ていて感動を誘います。抑うつ状態の時こそあれど、常に笑顔とユーモアを忘れない彼の人柄にも、思わず心が温められます。
「病院で生きるか、外に出て死ぬか。」
という選択を迫られた時、
「今すぐ出よう。」
と笑顔で即答したシーンなんかに、彼の人となりというか、ある種の強さも感じました。
また、そんなロビンが病気を理由に諦めることなく、周りの様々な人々の支えを受けながら、外出から海外旅行に至るまで、前例のないことを次々にやり遂げていく姿も、また勇気をもらえます。それはまるで、何事にも前向きに挑戦していく姿勢を、彼が教えてくれているようですね。
そしてもう1つ忘れてはならないのは、ロビンを献身的に支え続けた妻・ダイアナの存在です。無償の愛を体現する彼女にも、「家族」という存在の大きさを改めて痛感させられます。
「あなたの命は私の命。」
という言葉に、全てが表れていると思います。
月並みですが、観終わった後に生きていく元気をもらえるような、そんな作品です。是非劇場でご覧下さいませ。
実話だった…
是非、予習なしで見てみて!
泣きすぎてあまり覚えてないです。
ポジティブが難しい
実話。障害。ポジティブ。
この3つを全て併せ持った作品はそうは出てこないであろう。その点は素晴らしいと思う。
しかしこれがまた難しくて...。これは私が作品に寄り添える心を持っていないのが主な原因なのだが、「明るすぎるな」と思ってしまった。間違いなく苦しいところもあったはずなのだ。人間なんだから、悩まない筈がないし、苦しんでいいと思うし、実際その苦しさの上であの明るさがあると思うのだが、中盤からずっとテイストが明るいので...もっと多面的に描けたんじゃないかなと思うのだ。
家計をどうしていたのか、呼吸器ばかりに焦点が当たるが他の部分の困難さは...みたいなことを考えてしまうのだ。
勿論時間には限りがあるから全てのエピソードは描けまい。しかしだからこそポジティブ一辺倒ではいけなかったような気がする。
製作者の両親のエピソードなので、だからこその明るさ、勇気の表現だったとは思うのだが、家族が楽しそうな割に関係性の描写が希薄な感じがした。
捻くれ者の感想であった。
どう生きるかは自由
観る必要の映画
すごくポジティブになれる。
「ブレス しあわせの呼吸」字幕版で鑑賞。
*概要*
全身マヒという重篤な状態で余命宣告を受けた男性が、家族とともに笑顔に満ちた幸せな人生を送った実話を描いたヒューマンドラマ。監督は、「猿の惑星」で知られるアンディ・サーキス。
*主演*
アンドリュー・ガーフィールド
*感想*
「猿の惑星」のアンディ・サーキスの初監督作品。そして、「アメイジングスパイダーマン」「ハクソー・リッジ」のアンドリュー・ガーフィールドが出てるので、鑑賞。
それと、アクションやサスペンス、ホラー系の映画が続いてたので、たまにはヒューマンドラマを見ようと決意した理由もありますw
ポリオに感染して、両手両足が麻痺してしまい、最初は絶望するのですが、妻の支え、息子の成長を見届けたい思いから生きることを選びます。
数々のトラブルに遭いながらも、笑いに変える。ネガティブなんだけど、彼は生きることを選び、前向きに捉える部分が素晴らしかった。
重度障害の患者を入り交じれたジョークってどうなんだ?って最初は疑問に思ってましたが、思わずクスッと笑っちゃいましたw
内容が内容なので、そんなに重たくはなく、とにかく明るくなります。人生辛い時がたくさんあると思います。そういう時にこの作品を見て、主人公ロビンがどんな生き方をしたのか、辛い時、どのようにしたのか、この映画を見れば、ネガティブからポジティブになれるかと思います。生きることの大切さがわかります。
実話なので、エンドロール後に実際の動画や写真が出てました。
最後は泣けます。。。
アンドリュー・ガーフィールドの演技が素晴らしかったです!
NEW DOOARS
今も彼らの功績が生きている
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