ニセコイのレビュー・感想・評価

BGMを使い過ぎ。見にくいしとにかく酷い

キャスト、ロケ先、撮り方、脚本、音楽、編集、全て手がこんでいる。展開も見てて飽きなかった。映画としての完成度は高い。ギャグの要素が少し多い。

ラブコメとしてスッキリ見れる作品。

序盤、中盤おもしろいの。最悪な出会い方をした二人が、でもどうしても恋人のふりをしなきゃいけなくなって。

男の子には気になる女の子がいるのに諦めんのか！とか、少しずつ女の子は男の子が気になっていって、男の子も意識してないけど女の子が気になってて、近づくのかな？と思うと、また何か起きて離れてって。

ドラマ作りの定跡に忠実なの。それで笑いの演出もうまかった。中島健人も頑張った。もっと滑っても不思議じゃないんだけど、ちゃんと観てられた。

前半は中島健人の話なんだけど、「主人公の錠前を開ける運命の鍵をもった女の子は誰だ」が明確になったところから、中条あゆみの話になんだよね。中島健人なにもしてないの。

文化祭で劇をすることにして《ロミオとジュリエット》で主人公の思いを語らせるって、これまた定跡だけど面白いのね。でも、中島健人が「俺、実は中条あゆみが好きだ」って気付くの、ちょっと無理あんの。

最後は追いかけて追いついてめでたし！ってとこだけど、ここずーっとシリアスタッチで引っ張るのね。これはね、中島健人には厳しかったと思う。コメディパートも混ぜて、ラストにもってって欲しかったね。

島崎遥香の役は、この映画の筋だと、なくてもいいのね。笑いをとるところでは使えるからいいんだけど。そこに起用されたぱるるはちょっと可愛そうだったな。

そして「この女の子いい」と鶫誠士郎役をずっとみてたんだけど、青野楓だったんだね。《ハイキック・エンジェルス》から好き。

ふたりが惹かれ合うきっかけとなった友達のエピソードなど、ホロリとしてしまった。まわりの若い女子の観客さんたちは、要所で笑っていたりと、こんな雰囲気で映画を観るのは、本当に楽しくて、よいですね。

正直、この映画の予告を観た時、金髪の中条さんに魅力を感じなかったんです。
なので、この映画には中条さんは合わないんだろうなとの思いを抱いたまま、あまり期待していない状態での鑑賞でした。

映画は、コメディらしくテンポ良く進んで行きます。
声を出して笑う程でもないですが、楽しいシーンがいくつか有りました。
偽の恋人宣言をした時の若い衆の踊り、手打ちって事かと変に感心したり。

そんな感じで序盤はゆるく楽しんでいたのですが、中盤以降はこの映画がコメディだという事を忘れてしまいました。
だって、凄く切なかったのだもの。
恋人を偽るという設定が、二人の女の子をとても切なくさせるんです。

まず、中島さん演じる楽、かっこいいんです。
外見は勿論なんですが、人間として芯がしっかりしている感じで。
彼が話の軸になる事で、千棘と小咲の想いに、説得力が出た気がします。

それから、小咲を演じた池間さん。
小咲の持つ優しさ、子供の頃からの純粋な想い、そして想いを伝えられない切なさ。
まるで池間さんが、小咲自身であるかの様に、見せてくれた気がします。

そして何より中条さん、切ない感じが似合いますね。
特に、学園祭の劇中で見せた笑顔。心からの笑顔に見えるのに、どことなく憂いを感じる。
この笑顔、中条さんだからこそ出せるんじゃないかと思うんです。

あまり自由の無い人生を歩んできたであろう千棘、ようやく手に入れた普通に近い生活、初めてできた友達、そして多分初めての恋。
これらは千棘にとって、とても大切な物。
その上で下した決断。

―叶わなくても気持ちが伝えられなくても　こんな気持ちになれた事を大切にしたい　本当だよ―
（バックナンバーさん、「幸せ」より引用）

映画と関係ない曲を引用しちゃいましたが、学園祭の時の笑顔の彼女は、こんな心境なんじゃないかと。
繰り返しになりますが、中条さんの千棘は合っていたと思います。

この映画、予告編のイメージと違って、切なさに涙腺が刺激される作品でした。

原作未読。あやみちゃん目当てで鑑賞しましたが普通に楽しめる作品でした。オーバー気味の表現も大きな気持ちで観れば微笑ましいと感じます。３人三様の女子が良いエッセンスになって萌えポイントも合格点でした。

原作を全て読んだ上、劇場版を見た感想です。

もともと、実写版には期待していなかったので見る気はありませんでしたがニセコイを知らない彼女が興味あると言うのでお付き合いで見に行く事に。

一言で言うと、とても面白く見る価値はあると思いました。役者一人一人の演技が最高すぎます。

ただ、橘は楽とデートすることなく終わり、鶫も原作と違って背景の一部にしかなってませんでした。完全に楽、千棘、小野寺の3人が主体となっており、この辺は原作を読んでいたかつ橘または鶫推しの人はがっかりするのではないのかと思いました。

☆4である理由は、ラストシーンの締め方少し雑に感じてしまったからです。(あくまで私個人の意見なのであまり気にしないでください)

それでも、笑える要素は沢山あって、実写化映画にしては面白くて所々声を出して笑ってしまいました。(館内笑い声が聞こえてきてクスッとなったりも)

この冬は、恋人とニセコイを見に行きましょう！

正直、興味本意で見に行ったが予想外にニセコイで驚いた。もちろん原作改変は存在していたが、世界感を崩すことなくむしろ初めて見る人にも分かりやすく、さらに原作既読済みの人でも十分楽しめる作品だったと感じた。私的には高評価な映画でした。

個人的には
アニメの方を見てるから、
好きじゃない。まずアニメを無理に実写化したのは抵抗がある。
役者の努力は伝わる

たくさん笑えて、み終わった後にはとってもハッピーな気持ちになれる本当に素敵な映画です！

私は個人的に主演の中島健人くん見たさに足を運びましたが、女性キャストも役割がはっきりしていたしありえない設定だからこそオーバーなアクションやリアクションが嫌味なく楽しめました。展開も飽きさせない感じでエンドロールまであっという間でしたね。

無心になれそうと思い観ました笑
結果良かった。
いつもレビューのおかげで期待せず観に行き、裏切られる。コント感満載ですが、少しづつ慣れてきて、コスプレも気にならなくなった笑 どう持っていくのか気になりだし、途中で引き込まれてました。
気づいたら中条あやみだけでなく中島健人にも好感が持てた。DAIGOの最後のシーンも良かった♬

あまり期待せずに観賞しましたが、美男美女ばかりで楽しめました！
ケンティーとあやみちゃんの変顔には、笑えます。綺麗な顔なのに、真剣に歪めていました。
最後はご都合主義感が否めませんが、途中まではサラッとしていてなかなかいい感じです。
軽く観るのにおすすめです。

少女恋愛漫画の映画化は数多あるけれど少年漫画由来の恋愛漫画はそれほどなかったような気がするし、それにこれってギャグ漫画だよね。レビューの方も散々の酷評が多かったが、もう観る映画も無くなったので仕方なく見たのだが、まあ暇つぶしぐらいにはなったと思う、酷評するほど悪くもないしもちろん良くもなかった。まあ漫画なんだから仕方ないという立場で見るとちょうどいいかもしれない。

最初は、バカリズム２００％。こんな映画で気持ちを現状から離れさせてもらえるなら、「ま、いいか。」と、思いながら観ていました。楽しかったし。

主役の二人。美男美女はどんな設定でも生えるんだなぁ。映画をひきたてるんだなぁ、と感心しました。

でも、後半はウルッときました。というか、泣きました。
設定もよかった。
そして、俳優はすごい。声量も。何も。

映画ってすごいとあらためて思いました。

この手のもうよくない？

叩きコメントしたいだけの変な人が湧いてますが、面白かったですよ。
観る前は演出過多で、全然笑えなくて置いてきぼりになったらどうしようかと心配してましたが、お笑いのシーンも、ちょっとホロりとするシーンも、キュンとするシーンもあって、キャラクターそれぞれに共感できました。
原作はちょっとしか読んだことがないのですが、違和感は感じませんでした。
また観に行きたいです。

原作が好きなのでその世界観が壊されてないか心配だったけどちゃんとニセコイで面白かった。特に楽と小咲ちゃんはハマったと思った。前評判に頼らず観て良かった！

正直ショックの方がでかいですね。
もうちょっとちゃんと作って欲しかった。
漫画やアニメだったら、はにかんだり泣いたり感情移入しまくりだったのに、この映画を見て終始真顔でした。

ごめん、おもんな。ゴミ

ふつーに面白かった。