「自分らしく生きる」こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
自分らしく生きる
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大泉は筋肉が動かなくなって行く病気で介助を受けていた。
そしてボランティア達相手に何の遠慮もなく好き放題。
それにキレて一度はやめた高畑だが、呼び戻される。
そうこうしてるうちに大泉に心を開き、仲良くなる。
やがて大泉は症状が重くなり、人工呼吸器をつける。
そんな中でもボランティアを新たに募り、自宅介助の道を選ぶ。
そして退院パーティで高畑に求婚、断られる。
高畑が別のボランティア三浦と元恋人で現在仲が微妙と知った大泉は、
2人を呼び出してヨリが戻る手伝いをしたりする。
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この映画の大泉みたいな人間は、ある意味魅力的に見える。
他人に気を遣わない。それって簡単なことではない。
むしろそうした方が他人に愛されると知ってはいても。
だからそう出来る人間は強いと思う。そしてその強さには理由がある。
ある程度有名な立場である自分がそうすることで、
世の中の障碍者が気を遣わず生きられるようにとの持論だった。
最終的に大泉は死ぬが、死ぬシーンは無い。
ベタなお涙頂戴みたいになるからだろうか。
色々と考えさせられた映画ではあった。
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