「軽快!愛しき障害者」こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
軽快!愛しき障害者
泣いた〜!笑った〜!!
以前「障害者を『障がい者』と表記することで揉めているが、我々障害者にとってはどうでもいい。それよりもっと違う事を考えてくれ」と言ってたので障害者表記で。
これを直接聞いて、健常者と障害者では見えない壁がズドンとある事を思い出しました。
障害者モノはちょっと…の人も軽快に観れるので気軽に観て欲しいです。壁がちょっと変化すると思います。
私はボランティアの経験があるので、リアリティがすごくあって驚きました。
「なんでボランティアしてるの?」とよく聞かれたけど、映画を観たらその答えが分かってもらえるかなと。
私も客観的に観て、こういうところが楽しかったと思い出しました。
特に鹿野さんのキャラクターの完成度がすごくて、鹿野ボラが成立する理由を肌で納得出来る感じが、とにかくすごいと思いました。
24時間ボランティアなんて奇跡みたいな出来事。
鹿野さんはいい人を引き寄せるパワーをめちゃくちゃ持ってるなと思いました。鹿野ボラ同士の居心地の良さもあって、鹿野さん中心に家族が出来上がってるのが素敵だなと思いました。
みんなかわいそうな障害者を助けたいのではなく、鹿野さんが大好きで一緒に過ごしたいんですよね。前向きな理由だからボランティアをすることで前向きなパワーがもらえていて、鹿野パワーすごいなと思いました!
それぞれの職場や学校がお互いに助け合い思いやる鹿野ボラみたいになれたら。信頼出来て助け合える事が出来て安心感があって。
鹿野さんが田中くんに「素直に生きれよ」って言ってましたね。その難しさは本当によく分かる〜!と思いました。「人間出来ない事の方が多い」もその通りだなと。受け入れると楽になる!笑
ちょっと難しく生きてしまってる人のヒントも鹿野さんはたくさんくれて前向きな気持ちになれました。