ナイフ・プラス・ハートのレビュー・感想・評価
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暗闇と血と死者の夢
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1979年パリ、レズビアンでゲイポルノ映画のプロデューサーの失恋と、彼女が制作した作品の出演者が連続して殺されて行く話。
感情的になって家を飛び出し破局したが彼女を忘れられない主人公が、殺された出演者を含む現実をテーマにした新作の制作を始めたら又演者が殺されてと展開していく。
性の多様性に富んだ内容だけど、LGBTQがどうとか主張する感じはまるで無く、ゲイポルノシーンバリバリだけど、モザイク無しでも一度も局所は映らずというつくりなのは高評価。
スラッシャーなのにそこの描写がマイルドなのはちょっと物足りない。
なんか実際に当時の作品みたいにも感じる。
一応マジメなつくりだけど、ポルノ描写の衝撃で思わず笑ってしまうこと数回、ポルノ映画のタイトルも…ねぇw。
中盤過ぎた当たりで突然ファンタジーっぽくなって、終盤戻ってきたけど、あれ?なんで?という山場で、その後の描写をみると…。
「怒りのアナル」→「ゲイ殺し」からの「精液と孤立した田園」ね。
「呪いのランク」も入るのかな?
もう少し明確に示してオトして欲しかったなあ。
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