劇場公開日 2018年10月12日

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「【”観賞用男子、恋愛経験0のヘタレ男子、真の恋に目覚め頑張るの巻。”今作は、格好良いイケメン長身の中川大志さんの不器用だけれども一生懸命な姿がどこか可笑しい、一捻りを入れたラブコメです。】」覚悟はいいかそこの女子。 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 【”観賞用男子、恋愛経験0のヘタレ男子、真の恋に目覚め頑張るの巻。”今作は、格好良いイケメン長身の中川大志さんの不器用だけれども一生懸命な姿がどこか可笑しい、一捻りを入れたラブコメです。】

2025年7月29日
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鑑賞方法:VOD

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■幼い頃から女子から”キャーキャー言われる”人生を送ってきたイケメンの“愛され男子”トワ(中川大志)は、実は”キャーキャー言われる”事が多かったために恋愛経験ゼロのヘタレ男子である。
 人生初の彼女をゲットすべく、三輪美苑(唐田えりか)に狙いを定めた斗和は、自信満々の決め顔&壁ドンで告白するが、悉く”バカみたい”と逆壁ドンをされて、冷たく返されるのでアール(涙)。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・えーっとね、いつものように今作のフライヤーもオイラは持っているんだ。へへ。
 で、公開日を見たら、ナント唐田えりかさんが高評価を得つつ、やらかしてしまった「寝ても覚めても」と今作は一カ月遅れの公開でビックリ!
 そして、ウーム。唐田えりかさんの前半の仏頂面は、もしや!とか下衆な事を考えてしまったが、映画とは関係ないので、その思いを封印する。

・今作は、ヤッパリ、イケメン長身の中川大志さんのコミカル演技に尽きると思うな。この人、NHKの「LIFE!」に出ていた頃から、コメディアンの素養がある方ではと思っていたのだが、見事に実証している。

■脱線
 ・幼い頃から女子から”キャーキャー言われる”人生を送ってきたイケメンは、本当の恋をした経験がないというのは、何となく分かるなあ。
  何でかって?それは、ヒ・ミ・ツ(キモチワルイ)
  でもね、いつか素敵な女性と出会うんだよ―――――。キャー。(オバカ)

・今作でも、後半、父親が早死にして借金取りにお金を一生懸命に返済する三輪美苑を、支えようとするトワ。ボロッチイ三輪美苑が住むアパートの隣の部屋に越して来て、借金取り(荒川良々:この人、ホント良いんだよなあ。最近、映画で観ないのだがもっと出演して欲しいっす。)から助け出したり、食事を作ってあげたり、アルバイトをしたり、それはもう献身的なのである。

・借金取り(荒川良々)もそんな姿を見て、彼を認めるのである。

・けれども、三輪美苑は、トワに心揺れつつ、父親の面影があるマサキ先生(小池徹平)に憧れているのである。チョイ切ないぞ。そして、先生は家庭の事情で学校を去るのだが、トワたちは病気になった三輪美苑を一生懸命に先生に会わせるのである。”大切な人は、皆いなくなっちゃう・・。”と涙ぐむ三輪にトワが言った言葉は、もうヘタレ男子ではないよね!

<今作は、格好良い中川大志さんの、不器用だけれども一生懸命な姿が、どこか可笑しくもチョイ切ない一捻り加えた今までにあまりないパターンのラブコメです。>

NOBU
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