「奇跡のような軌跡」アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール テリマカシーさんの映画レビュー(感想・評価)
奇跡のような軌跡
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近頃オペラに興味があって観ました。この映画で初めて、あのセリーヌ・ディオンと一緒に歌ってた方だと知った。
主人公は目に障害を負っているが、前向きに生きていき、それなりに思春期を経て、学業、そして才能を生かした人生へとあらゆる面で成功していく。
ハンデのあるナシにかかわらず、子ども時代のきらめきを、周囲の大人が気づいて伸ばしてやることって大事なんだなぁって思った。なかなかよその子まで導くことのできない時代だけど、このかたは親戚のおじさんのお陰で偉大なテノール歌手への道が開かれていったし、昔は現代にはないおせっかいな感じがあってよかったなあとか、我が子をいろんな信頼できる大人に出会わせる事は素敵なことだなって思った!
ついに光を失って怖がっている主人公にお母さんが号泣しながら抱きしめるところは、嗚咽するほどもらい泣きした!
しかしテノール歌手になってから、ロックスターからのオファーとか事務所がらみで急につまらなくなったし、ドラマチックさがなかったのは、実話だから仕方ないと思うけど…なくてよかったなあ。
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