バーニング 劇場版のレビュー・感想・評価
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終始眠い水彩映画なのに最後突然主線黒マーカー100pxバケツ塗り
まじで眠かったがこういう眠い映画なんだな…と思って頑張って寝ないで観てたらラストで突然名探偵コナンのワンシーンみたいになった
予備知識まじのゼロで「なんだこのクソイケメン 村上春樹の小説に出てくる男かよ…」「韓国映画にしてはハイソハエティ文化に精通してんじゃんかよ…」「韓国映画にしては印象的な台詞回しじゃんかよ…(とくにミカンのくだり)」とか思っていたらほんとに村上春樹の原作でウケた
サスペンスだ という事前知識だけあったからサスペンスなのか〜と思ってぼんやりと深読みもしつつ観たけど 分かりやすいサスペンスフルな出来事は現実にはなにもなくキモオタコミュ障童貞主人公の妄執がホラーで一人で頭の中が世界多発テロレインボーブリッジ大封鎖どったんばったん大騒ぎって話(現実に起こった悲劇 せいぜいが主人公の失恋)
話自体もラストも別に悪くないと思うんだけど せっかく途中まで意味深なカメラワーク答えのなさそうな展開続けておいて最後バーン!て余韻もクソもなくあーこうなったんだ(完)って終わってもったいないんだよな〜この結末にするなら冒頭にラストシーンやったりしたら面白いんだけどな こういう話はアンチクライマックスに終わらないと
美しい映画
分かりそうで分からない映画
ミステリーではなく青春サスペンス映画❗
難しかった
奥の深い作品
映像美にやられる。
鬱屈と退屈と葛藤と
良い映画
素敵な恋愛物語でも始まるのかなと思って観てたら、第3の男が現れて話が少々ややこしくなって来る…。次に、"一発"決めたと思ったら、今度はシュールな展開へ…「あっ、これはついて行けそうもないかも…」とやや睡魔が…(笑)で、そこからの、まさかの猟奇ミステリー展開で、再び覚醒…(笑)
個人的には、彼女がアフリカへ旅立つまでの話が良かったかな(笑)…蜜柑を食べるパントマイムとか、本当に猫が家に住んでるんだろうかとか…。
ポルシェに乗った男が登場してからのくだりは、なんか俗っぽくなってしまって、今ひとつな展開でした…最後のミステリーへの着地は面白かったですけど…。
でも、結局なんかひとつ物足りない感が、鑑賞後の印象です…(笑)
*原作は未読です。
自由で平等ならば悪を選ぶこともまた
イチャンドン新作、村上春樹原作、カンヌで万引き家族とパルムを争って、バラクオバマ2018のお気に入り.
148分あっという間だったなー。
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映画序盤でパントマイムの話をする.
全てはパントマイムだったのか、小説の中の出来事にすぎないのか、現実の出来事なのか、考えれば考えるほど深淵にはまっていく感覚.
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バーニング以来ずっと現実と虚構、善と悪について考えさせられる日々..
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1番好きなのはベン、
"たまにビニールハウスを燃やしている。他人のものを、当然犯罪行為である"
と。そして、
"雨は洪水を起こし、人々を流す。雨は別に人々を狙っているわけではない"自然はそういうもんだからwwみたいな話をする.
めちゃくちゃ共感できちゃったんだよねこれ。なぜかめっちゃわかる!!と、思って.
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それから善と悪がわからなくなっています。そして全てはパントマイムではないのかと、映画冒頭に戻ってしまうわけです.
なんとかこの虚構から抜け出すことを模索しています。
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#映画 #明日は #愛と銃弾
むしろ主人公は中上健次のように見えた
状況に流されて、地元と血縁に囚われ、作家志望ながら何を書けばいいのかわからない、持たざる主人公。
同じく持たざる立場ながら、嘘をついて金を集め整形し、肌を出し踊って世間や金持ちに取り入り、のちに失踪?/殺害?されることになっても「グレート・ハンター」たらんとするヘミ。
焼かれる運命のビニールハウスを定期的に焼く、たまたま金を持っていることで善悪を超越してるかのように振る舞えるベン。
何もしなくても観客としてそこにいることを許されるベンとその友人たち、そこにいられるように芸をするヘミ。
やりきれなくそれを見る主人公とアクビと愛想笑いのベン。
パントマイムのコツとは無いことを忘れること。
陽の当たらないヘミの部屋には、1日1度だけ展望台から反射した光が射す。
その光を眺めながらヘミとセックスをする主人公。
ヘミの不在時のその部屋で、主人公は姿の見えない猫に餌をやり、光を求めるように自慰行為をする。
ヘミの失踪?/殺害?後、主人公は怒りと焦燥を原動力に、ベンの実態と犯罪を明らかにしようとし、やがてヘミの部屋で、光を捉えるように何かを書き始める。
フラットな洗練された原作を、貧富の差という現在性で改変することで、表現行為の根本に怒りと焦燥を据えた傑作。
難解。
答えを見つけに
堪能
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