劇場公開日 2023年8月25日

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バーニング 劇場版のレビュー・感想・評価

全114件中、21~40件目を表示

何だこりゃ。

2021年1月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

見るに耐えない。もっと真面目に映画を作れ。

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まるむし

4.0バーニング 劇場版

2020年12月15日
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サスペンスなのにこれしか語らぬリアルな新味。

語りの不足を不穏で美しい画の強さが隙間無く埋める濃厚な逸品。市川崑の炎上の雷蔵仲代を想う。

やはり、イ・チャンドンは劇場で観ねばだった。

同年私的テン上位。

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きねまっきい

3.0スティーブン・ユアンだけは村上作品に合っていた

2020年11月4日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:3.3
全体的な静かな雰囲気や、独特なリズムの旋律などは、村上春樹の世界観は出ていると感じる。
しかしながら、原作を独自の解釈で実写化との事だが、その独自さは村上作品とは相反するようなテイストであり、原作の暗さがより暗く、よくない方向にいっている。井戸という村上作品には欠かせないキーワードも使っているが、活かしきれておらず、宙ぶらりんだ。ただ、スティーブン・ユアンの静かな眼差しは、原作の空気感には合っている。

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カメ

3.5匂わせる妙

2020年9月6日
iPhoneアプリから投稿

物語の派手な部分

アクションの核心部分の

一切を省く

そこから匂い立つものは

まさに

存在があることを意識するのでなく

存在がないことで意識されることで

現実に立ち現れる存在

ヘミの言葉に皮肉にもリンクする

そして

三者三様のグレートハンガーは

どこか空虚で

各々の行動が

果たして満たされうるものを求めているかどうかすら

解らない

つまり

すべてが不安で不穏で地に足がついていない

燃やし

消失した事実だけが

明確な事実

しかし

その事実を持ってしても

彼らの満たされぬ渇望を埋めるものではないようだ

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十ロ九

5.0いい映画を見ると

2020年9月4日
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鑑賞方法:VOD

いい映画を見ると、むしろ何も書きたく無くなる。
いい映画の後は、ここに投稿されたたくさんのレビューを読む方が楽しい!

村上春樹さん原作と、あとで知りました!

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ハム

3.0あるはずのものがない なかったものが現れる 喪失感 虚無感 そもそ...

2020年8月27日
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あるはずのものがない

なかったものが現れる

喪失感 虚無感
そもそも『それ』は本当に存在したのか

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猫柴

4.5懐刀のような

2020年7月11日
PCから投稿

韓国と言えば、かねてから整形大国との定見だが、たしかに、やったひとは多いが、逆に素で端正な顔立ちのひとも多い。
韓国の映画やドラマを見ていると、それが分かる。
その裏付け──というか、漠然とした雑感に過ぎないが、韓国の映画/ドラマでは、子役がしっかりかわいい。選っている感がある。そこに事業としての裾野の拡がりを感じたりする。
子役がかわいいのは、素で整形を必要としていない──ことでもある。ドラマなどでチラッと映るだけの端役女優が、妙に綺麗だったりする。綺麗なひとが多いというのも、案外分かる。

女優には分化がある──と思う。
ひとえのナチュラル顔と、くっきりしたオルチャン顔で、たいてい後者だが、パクソダムやキムゴウンやハンイェリらも、大きな需要を担っている。
ひとえは民族と反整形の象徴であろうと思われる。パラサイトのパクソダムや、ユヨルの音楽アルバムのキムゴウンは魅力的だった。
かえりみると韓国女優に惹かれることがけっこうある。

思えば、ここ20年のあいだに見方が変わっている。
冬のソナタが猖獗をきわめていたころ、ヨン様人気で韓国ツアーをする女性らを、嘲弄的に見ていた。
国家間が混濁するのをよそに、いまやけっこうな若者が、韓国のアイドルやドラマの主人公たちに魂を持っていかれている。そしてその事態を、もはや嘲弄的に見ることなどできはしない。大人たちも韓国映画を認めざるをえないからだ。認めざるをえないどころか、パラサイトやスウィングキッズに、魂を持っていかれている。

かんがみれば、冬のソナタのころから、韓国は、国をあげてアイドルを養成し、映画学校を設え、配信事業を磨いてきたわけである。
おそらくあの当時にパルムドールという事業目標を掲げたのだ──と思う。
それとは対照的にわが国の映画のクオリティは・・・(以下割愛)

この前置きをしたのは、バーニングが2018年のパルムドールと目されていたからである。批評家で構成される仏機関誌がこぞって星を付けていた。くつがえしたのは審査委員長のケイトブランシェットである。万引き家族は対抗馬だったが、映画は素晴らしく、受賞に異存はない。ブランシェットの目にくるいはなかった。
が、おそらく韓国は煮湯を飲まされた、と思う。

映画には、モデルを兼業するユアインと、ハリウッドの成功者スティーヴンユアン。のほかにチョンジョンソという女優が出てくる。
とても印象に残っている。バニシングのサスキアのように、前半であらわれて、それから出てこなくなる。からでもある。
自棄的な感じもあり、淫奔な感じもある。切れ長で、ギラッとする。惹かれた。

冒頭。日本ではほとんど見たことがないが、店舗前でおへそをだしたキャンペーンガールが、くねくね踊って街宣をしている。その場末感の高いキャンペーンガールがチョンジョンソである。

主人公ジョンス(ユアイン)は鈍色の労働者。荷を諦観のように背負った疲弊した若者である。貧困と不充足の表現がうまい。
ヘミ(チョンジョンソ)はキャンペーンガールの仕事中、偶然会った同郷のジョンスに「整形したの。かわいいでしょ」と、あっけらかんと告白し、誘ってくる。二人で一服。紙コップを灰皿にしているので、そこに唾液をたらす。底辺な庶民感。原作を知らないので、どこまで再現なのかわからないが、冒頭からぐいぐい引かれた。

後からチョンジョンソが初出演だと知って驚きをおぼえた。どこにも出た経験がないらしい。が、堂々としている。カラーも出している。なにをしても牛刀を隠していそうなギラつきがある。
そして、切開し過ぎ(みたい)な超切れ長のひとえがギラりとする。怖い。彼女のそこはかとない怖さが、ミステリアスなバーニングを一層ミステリアスにしていた。と思う。

チョンジョンソの個人的な買いは、花嫁はギャングスターのシンウンギョンにとても似ているところ。
少し前パクシネと共演でスリラーを撮ったとプレビューされていたんだが。観たい。

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津次郎

1.5よく、わからない

2020年6月21日
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アンディぴっと

4.5同じこころを抱える3人の物語

2020年5月27日
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鑑賞方法:DVD/BD
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マツドン

2.5男を振り回す女

2020年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公は小説家志望だが、まだ一篇も書いていない。
たまたま知り合った幼馴染の女と一夜を共にする。
その後はこの女に振り回される始末で・・・。
こんな女性キャラはよく出てくると思う。

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いやよセブン

2.0残念…

2020年5月17日
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意味不明
盛り上がり無く残念だった

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tuna

3.0なんとでも

2020年4月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

比喩三昧
現実的な映像と虚構のストーリー
面倒臭い

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カタヤマ

3.0俺には向いてない

2020年4月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

難しい

「よこがお」と続けて見ましたがこの手のタイプの映画向いてない事がよくわかりました。考察をみて謎だった部分が解明されて

おー!なるほど!言われてみれば!

となりましたがだから何?それが解ったからこの映画が面白い!とはなりませんでした。

もうこの手の映画に手を出すのはやめようと思います。ただ話の展開になるほど!と感心はしたので三点

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DPZ

3.5自分がバカでした。

2020年4月12日
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鑑賞方法:映画館
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hanataro2

4.0傑作…なのかな?

2020年2月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

1度見ただけでは上手く消化しきれない。
複雑な感情が渦巻いています。

結局、序盤で話をしていたパントマイムの話なんだとは思うけど、それが現代社会の姿と合わさって、社会風刺の効いた作品に仕上がっている。

という、設定やら構成の面白さは分かる。深い意味の暗示なんかも見える。
でも、なぁ〜んか間延び感があって退屈だった。

良いシーンもいっぱいあって(中盤のビッグハンガーのシーンとか)、全体的には楽しめたのだけど…

私にはちょっとレベルが高い作品だったようです。

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サケビオース

4.0ビニールから納屋に宛てて

2020年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

評判は聞いていたが見逃していた作品。鑑賞後も凄く引きずられた作品でした。
まあ、久々のイ・チャンドン監督作品でしたが、元々私のお気に入りの監督であり、恐らく個人的にはポン・ジュノ監督よりも自分との相性が良く好きな監督なので劇場で見逃したことを少し後悔しました。
鑑賞後今までの作品よりもテーマが分かり難い作品だったので、たまたま家にあった村上春樹原作「納屋を焼く」を直ぐに読んでなんとなくテーマは理解する事が出来ました。とは言っても原作とはストーリー以外のテイストはかなり違い、その違いから本作のテーマが浮き出た感じで映画は完全に今を描いたイ・チャンドンの思いの詰まった作品になっていました。
まず原作が書かれたのは1983年の日本はバブルの時代であり、登場人物3人の年齢や設定も大きく違い、ミステリーでもサスペンスでもありませんでした。映画は現在の韓国が描かれ、根底に格差社会の問題が見え隠れして、原作にも映画にもあるセリフ「まるでギャツビィだね」という意味さえ、その違いだけで全く変わってきます。
当時の日本は一億総中流社会と呼ばれ、自分を貧困層だと感じる意識もなく、このセリフの持つ意味が羨望でも卑下でも軽蔑でもなく、金の有る無し関係なく一つの生き方としての有様であり、原作版は登場人物(僕と彼女と彼)3人がそれぞれに違う生き方を認めた上での言い回しになっていたが、映画版にはそれは全く感じらずラストを完全に変えてしまっていた。その違いこそがこの映画のメッセージなんだろうと思いましたね。
しかし、原作でも映画でも彼女とヘミだけは共通して“女性”であり、時代の変化に影響なく“女性”であり続けていたような気がする。ヘミのマジックアワーでのダンスのシーンの美しさは映画特有の表現だったけど、イ・チャンドン監督の“女性”性のイメージを見事に表していたように感じられた。結末の変更もイ・チャンドン監督の“男性”性のイメージを表していたと思います。この違いから、私は村上春樹よりイ・チャンドンに近い人間であり、この人の作品に惹きつけらる理由も少し解明出来ました。

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シューテツ

4.5人間やこの世界のわからなさ

2020年2月12日
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鑑賞方法:VOD

見終わって呆然とした。
何が起こったのかわからず、ただ呆然とするしかなかった。
とにかく凄まじいものを見たということはわかるが、
それが一体何だったのか上手くつかめない。
ひょっとしたら、主人公もこの世界に対してそんな感覚を味わっていたのかもしれない。
人は特定の理由で不安になるのではなく、
混沌としたものの積み重なりや、わからなさから来る寄る辺なさによって追い詰められるのかもしれない。
世界はあまりに複雑すぎるので、適当なところで手を打って、まぁこんなもんだろうと安心しておけば狂わなくて済むのだが、よりにもよって、ひょっとしたらこの世界は自分が思っているよりおそろしくて無慈悲な場所なのかもしれない、という深遠を覗き見たような、
そんな映画だった。
だからこの映画はおそろしいし、
怖いぐらいに美しかった。

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ジョニイ

4.0虚実

2020年2月11日
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現代の韓国社会を背景に未来への焦燥感と今への絶望感の狭間で生きる若者像を描く。
主人公が目覚めるシーンが多く、何が虚で何が実なのかわからぬ。底がない構成で、若者の心の闇に引き込まれる。父親の存在が錨のように重たかったのか。対比的に実家的な錨から放たれて、ただ社会を漂流するような淋しさを帯びるヒロイン。いずれの演技・演出とも素晴らしい。

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Kj

4.53人の配役が絶妙。 ベンの胡散臭さは異常。笑 映像が本当に美しくて...

2019年12月3日
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tama

4.0韓国の今?

2019年11月27日
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唯一無二のマイルスの名曲に負けない映像を創れるのが、すごい。

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ツバキ