「犬好きな心優しい気弱な男…」ドッグマン ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
犬好きな心優しい気弱な男…
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なんだけど、結局は自分が一番大事な身勝手な小男で共感できなかった。シモーネが怖くて、犯罪に加担し、仲間を裏切り、最愛の娘のことも考えず、服役する。弱くとも立ち向かう勇気がなかった。服役後、シモーネに約束の金をせがんでも、貰えず、シモーネを殺す羽目に。殺して仲間に認めてもらい、迎え入れてもらおうというのも、自分本位で、娘や家族のことを全く考えていない。娘のことも、犬と同じ様に何かを金銭的に与えて、可愛がるだけで、養っていく、守るという発想がない。実話ベースだが、演じるマルチェロは正に小物感、きょどきょどして、隷従する役を好演。
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