劇場版 ハイスクール・フリートのレビュー・感想・評価
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他の学校の生徒たちの活躍も見たい
所々、作画が気になったものの、個性あるキャラクターたちと迫力の艦隊バトルが見られて楽しめた。主人公の親友ポジションながら、TVシリーズではあまり活躍できなかったもえかがきちんと本来の実力を発揮しているのがよかった。敵が占拠しているフロートへの潜入シーンがリアルにできていて、手に汗握った。ハンドサインの徹底、制圧の順序の組み立て方など、プロのそれっぽくて感心する。艦隊バトルもなかなかに迫力あって良い。秋乃ともえかの息のあった連携がようやく見れたのが感慨深い。
ただ、他の海洋学校の生徒たちも多数登場したのに、あまり活躍の場を作れていないのはもったいない気はした。大和型の戦艦も登場したのだから、もっと思い切り艦隊戦をやってもよかったのでは。もしくは、半端に外部の敵を登場させるのではなく、あくまで学校交流の一貫で、各学校の対抗戦をやるみたいな展開も面白いのではとちょっと思った。それなら新キャラも余すところなく、活躍させられ、ましろと秋乃のドラマも描けたのではないか。
とはいえ、おおいに楽しい作品だった。劇場映えするタイプの作品だったし、またOVA展開でもいいので劇場で見せてほしい。
最高のファンサービス
大前提として、TV版見てないと人となりや関係性やノリが分からないのでどこかリーガルな手段で見てから観劇する事をオススメします。自分も本放送時に首を傾げて数回見て飲み込めた位なので。
本作はTV版(超大雑把に書くとミケちゃんの生長譚)であったのに対し、シロちゃんの生長譚としての側面が濃い目に描かれているため、前述の通りTV版を見てからでないとその辺の機微が分からないかも知れません。
基本既存のファン向けお祭り映画でありそれに全振りしたアドレナリンがアガる楽しい内容です(特に中盤~後半の洋上プラントに関するシーン)。
白眉は夜の海上に浮かぶ武装化された洋上プラントに一行が立ち向かうシーンです。
劇場版パトレイバー1作目の『方舟』と対峙する特車二課を思い出し、勝手にブチ上がってました。
劇伴も無類に良く、特にレースの所で流れたアーメンブレイクゴリゴリの曲とブルーマーメイドの先発隊が洋上プラントに潜入する際の曲が印象に残りました。
反面、海賊に加担してまでお父さん探しに日本まできたスーちゃん報われてない(お父さん見つかってない)よねとか公開時作画が若干不安定とかありますが、(作画はともかく)その手の整合性を希釈するどころかテンション爆アゲになる演出がスタッフロールに至るまで続くので何の問題もありません。
ともあれ、そんな素敵で激アツなファンサービスでした。
早く続編発表されないかな。
雑だな
前半はかなりの時間を使ってお祭りのシーン。そこで、緑の髪の毛のスーと出会うんだが、この祭りのシーンが必要かなぁ。祭りにかなり時間を使うくせに、スーが日本に来た理由「父親探し」は放置したまま、突然に登場する敵戦力の海賊も唐突過ぎるし、ボスらしいキャラも居ない。
スーに関しては続編が有れば入れるんだろうけど、それでも何か匂わせるくらいはしないと駄目なんじゃ無いかなぁ。この内容だと特段、、スーの存在自体が不必要。
仲間側にキャラがやたら多いけど、それを生かせているかと言うとそれも・・・
まぁ、テレビシリーズからそんな感じだったけど。
レンタル(クーポンで110円)だったから良かったけど、劇場だったら金返せかなぁ。劇場は分からないけど、レンタルDVDでは音声が2chと言うのも・・・・。
非常に残念
作画や世界線の設定、キャラは非常に良いのに、肝心のストーリーが残念だった。色々な伏線を張っている癖にほとんど回収されない。これはアニメでも多々あった事だが劇場版でさらに酷くなっている。予告編でスーザンが物語のキーパーソンになるように匂わせておきながら実際はそんなに重要なキャラでもない。オマケにスーザンの父親は日本のどこかにおり、そのお父さんを探すために海賊の犯行に加わっているという設定だがその父親の事については最後まで何も触れられなかった。
また、主人公の相棒格である宗谷ましろが副長を辞め、比叡の艦長になるかもしれないという展開があったが特に何とも思えずあっそうとなる程度。前半50分は祭りの事しか描かれておらずその辺のソシャゲにありそうな見てても何も面白くもない種目を見せられる。後半でようやく戦闘シーンが現れる。ただ、主人公達晴風が活躍するのは本当に最後の最後であり活躍と言っても自分が望んでいた艦VS艦では無くまさかの要塞内部の固定砲と戦うという。戦いには勝つ訳だが破壊方法はまさかの爆雷と魚雷。その後、要塞を破壊するが方法はラジコンに似た乗り物に魚雷を突っ込ませるという誰も望んでいないような展開。これ晴風乗る意味ある?って思った。
ここまで長々と書いたきたが、ストーリーは誰にでも予想できるようなクオリティで、戦闘シーンも舞台が要塞内部の為ほとんど何をしているか分からず迫力満点とは言えない。アニメの唯一良かった部分が戦闘シーンなのにそれを潰してしまったこの作品は正直失敗作。正直、見る価値無いです。
予想を超えたボイラー風呂とスクール水着
前半はここまで描くかというくらいエッチでびっくりしました。ヴェルニー公園を通るたびにボイラー風呂の天幕を思い出すでしょう。後半は大艦巨砲主義の極み。あれだけ思う存分に戦艦主砲をぶっぱなすシーンは旧海軍経験者に見せたい。
ハードウェア作画はTV・OVA同様のきめ細かさ。女の子も可愛くて良い良い。人質はクレヨンしんちゃんのキャラみたいな絵でずっこけましたが。
初めからストーリーには整合性を求めませんでしたが、緑の女の子は伏線回収せずに残念でした。登場させた諸事情があると思いますが、外部から呼ばずとも各海洋学校の誰かに役割を当てた方が無理ない背景に見えたと思います。
最終日観に行けて良かった♪
予想通りの爽やかさと最後ドキドキちょっと涙の感動をありがとー♪
最初ウジウジしてた、ましろちゃんも最後格好良かった!いつもながら艦長の運良すぎな過激戦闘シーンだけど、ゲームイベント100回分くらいスカッとできました。コロナ流行の中、仕事早く終わって観に行けてほんと良かった感謝です。
伏線回収せずダラダラ
構成ボロボロ伏線ぶん投げの杜撰な映画です。
映画館で見ると後悔します。
前半はダラダラお祭りを見せられ、
カードゲーム会場みたいな所で戦艦シュミレーターみたいなのを操作する棒立ちキャラを見ていたら、
後半は何かよくわからないけど戦って終わってました。
映画オリジナルキャラクターのスーちゃんがいかにも話のキーの様な予告だけど彼女が居なくてもストーリーは成立する上に、彼女の「父親を探しに日本に来た」という設定もぶん投げて放置してエンディングなのでモヤモヤしました。
主人公のパートナーが別の船の艦長になるかもしれないという要素がありますが、情報不足すぎて別にハラハラとかせずフーンって感じで感動もなくすすけた茶番を見せられます。
せめて艦長になるかもしれない船の乗組員たちと交流して心が動いたり興味を持ったなどしないとキャラクターがいる意味がないので無駄に他校の美少女増やしてダラダラお祭りするならもっと必然シーンに描写時間を割くべきです。
アニメとOVAは好きだっただけに残念です。
迫力はあったが・・・
何の知識もなく初めて観ました。
結論から言うと、ストーリーが「なんじゃこりゃ?」
だった。
他が良くても結果台無し。
次は観なくていいと思った。
4DX最高!
4DX版エクストリーム上映見ました。
ぐわんぐわん動いて、アトラクションに乗ってるみたいだった。せっかく海が舞台なので、もっと濡れてもよかったかなー。
ストーリーは、
前半は地元ネタが面白かった。
後半は戦闘シーンはが面白かった。
地元じゃない人は…楽しめた?わからない。
「しろちゃん、みけいい」
今年10本目。
1月17日のアニゲー11(BS11金曜夜10時半)のゲストは夏川椎菜で、司会のLynnとましろんとみけの会話を堪能しました。夏川椎菜さんはアベンジャーズのブログでブログが超長文だと言う事を知りましたが、頭の中に外画(外国映画)の小ちゃいおじさんがいて、彼が話すようにブログを書いているそうです。貴重な話聞けて嬉しい。
作品はアニメ1話でいきなり、ましろんが海に落ちる所から始まった二人ですが、二人の関係性が好きです。
今作でも肝になる二人の出来事が良かったです。
そしてやはりTry Sailの曲聴くと滾る。
中々いい作品でした。
爽快、でも引き絵がたまに雜
艦隊を動かす理由のために大きな話にしたものの、プラントのテロリストの人数が少なすぎたり、要塞での人の描写が希薄だったりとリアリティに欠けるところはあります。ただ、本作はそれをガン無視して迫力とテクニカルかつトリッキーなアクションシーンの爽快感を楽しむものだと思います。ジョンウィック見る時のような。惜しいところは引き絵が異様に下手っぴになるところで、それで-0.5してます。
キャラを女の子として扱わず、人間としての魅力を出す方向に作っているのもいいと思います。相変わらず時間あたりの人数多すぎて把握できませんがw
劇場版作画クオリティじゃない
TV版はツッコミどころの多い内容、OVAは金返せな内容、制作会社が変わっての劇場版は相変わらずツッコミどころは多いが、晴風突撃とかバトル面で見るべきところあり。
しかし、後半の総作画監督の修正以外の作画監督が仕事をしていないキャラ作画の酷さが気になって仕方なかった。
パンフレットにも後半の画像はないし劇場版作画クオリティじゃないぞ、どうしたA-1 Pictures?
はいふりの魅力がいきてた
初日に横浜で観賞しました。
はいふりの学生としての楽しさ、海戦の激しさを凝縮したような展開だったと思います。
スーの処遇が甘過ぎるといわれるかもですが、はいふりの世界観としてはありだと思いました。
前半は横須賀市と制作陣との距離の近さを感じ、後半は海上自衛隊さん協力のもとでの臨場感のある効果音や某艦船の統制射撃にロマンを感じました。
海戦の効果音の見ごたえが凄かったので思わず音響がアップグレードされたテレビシリーズのBlu-rayboxを購入してしまいました。また、公開にあわせてどこかの雑誌の表紙になっていないか探したところコミックアライブさんの表紙を飾っていました。はいふりのグッズが付録としてついてきてうれしかったです。
A-1の制作力の真価が発揮された艦船描写が光る作品
この作品を語る上で『ガルパン』がだいたい同じテーブルに上がります。アチラは陸軍、コチラは海軍です。原案の鈴木貴昭と言う人物が関わっている事から、あの大人気作のスタッフだから‥‥的な誘導を勘ぐるわけですが実際どうでしょうか。ただTV版の吉田玲子の名は今作にはありません。
結論から言いますと、表題以外が何もありません。一部作画が乱れた所を除きサスガA-1と言えますが内容は凡作です。それは、TVシリーズからの趣味の不一致が劇場版にもやはりシッカリ症状として現れた事によるもので、同じ様な感覚を『艦これ』にも持ったものです。
どうしても?大鑑巨砲の大和に女の子を乗せたかったと言う目的に主軸があり、そこにコテコテ肉付けするにあたって無用に質面倒な設定やら何やらを織り交ぜた結果、そのやりたい目的以外の全てがソレをお膳立てするだけの存在と化した感が拭えません。
メカニカル描写も業界慣習考証もあれ程力を入れて再現し、その辺がカッコ良かった事に異論はナシですが、ソレ以外の女の子たちのドラマ、お話のネタ・ストーリーは取り立てて劇場版仕様とは言えず、惹きつけられる要素も特にありません。敵との攻防などは戦隊ヒーロー物と同じベクトルに感じた程で、字に書いた様な表面的な展開に終止してしまいました。
お話の中心は大和ではなく「晴風」ですがソレも色物扱いに感じてしまいました。台詞の掛け合いとか訊いてても、やっぱし大和やその艦砲射撃を魅せたいのかなと。そして個々の女の子達の魅力もそれ程特徴付いたものではありませんし、菅原文太ネタも微妙‥‥
結局、見た目は凄いのに中身がパッとしないために相殺されて凡作止まりと言う結果です。前半のイベントシーンも展開にめり込む重要な部分ではない様ですが、かなりの尺を割いています。スーザンを絡めるにしては大掛かりですし、寧ろその分を敵の描写に回せなかったのでしょうか? CGで艦船を動かすのに時間と予算が足りなかった的な大人の事情を彷彿させています。
そして、軍上層部のやり取りがサッパリ解りません。
そんなこんなで、まァ言ってしまえばTVシリーズの時点からイロイロ難しく厳しい素材だったんだろうなと言う感想です。同人発祥の企画としては商業レベルに磨ききれなかった製作技量や、そもそもその辺の趣味の不一致が原因なのかなと思われます。
(文中敬称略)
面白いけど、ストーリーが雑すぎるww
可愛い女の子がミニスカートの制服で軍艦に乗って、大砲をぶっ放しながら敵をやっつける。
うん、そりゃ面白いんだけど、色んな伏線が何ひとつ回収されないままというのは、いくらなんでも雑すぎるだろ。
スーは何故あんなにタグボートの操艦が上手いのか?
行方不明だったスーのお父さんは見つかったのか?
敵である海賊の目的は本当はいったい何だったのか?
実はスーのお父さんが海賊のボスで…くらいの事を考えていたのになぁwww
ま、大和型の4戦艦の主砲一斉連射がカッコ良かったから許します(^o^)/
これルパン三世なの?
テレビ版見てないし予告編だけの情報で見ましたが、前半のフェスティバルはともかく後半の戦闘はどこからどう突っ込んでいいのか分からない…いや突っ込んだら負けなんだろうけど。
あまりにも無謀で無茶苦茶、まるでルパン三世のドタバタを見ているような痛快さ。現実は何処かに置いてけぼり…そう言う作品という理解で星付けました。まあ破茶滅茶で面白かった。
全42件中、1~20件目を表示