愛唄 約束のナクヒトのレビュー・感想・評価
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実は、最後に…
なんて透明感があるきれいな映画なんだろ~!というのが第一印象です。
だれかも書かれていましたが、『生きる』という難しい題材を若者たちの成長物語として描いていて、そこに作り手のメッセージを感じた作品でした。私はついつい親の目線でみてしまいましたが、残された親にも彼らのキモチがしっかり記され、親もまた成長できたのではないのでしょうか。
横浜流星くんの表情に、キセキからの成長を感じました。いまやってるドラマのピンク頭役とはギャップがありますね。(笑)でも、どちらもご本人の体育会系気質のまっすぐな性格がにじみ出ていて、わたしも体育会系なので好感が持てました。
清原果耶ちゃんは、演技派女優さんとして楽しみですね。坊主頭姿にはびっくりしました。飯島寛騎くんが、なかなかよいスパイス役!そして、やはり脇を固めるベテラン俳優さんたちには安心感がありました。
GReeeeNの唄の中で、愛唄は好きでよく聴きます。明日の朝から詩の内容をじっくり味わいながら聴きたいなーとおもいます。
是非是非、親子、大切な人と観られることをお薦めします。
このパターン、多い。
他の人も書いていたけど、なんかマンネリのパターン。
よかったのは終わりの方で出てきた「愛唄」。
ふつうああいう出方をする劇中歌って「ガクッ」と来るのが多いけど、この歌はよかった。
主役の2人もいまひとつだった。
でも、飯島寛騎が初めからいい意味で目立っていて「こんな俳優もいるんだ。」と思わせてくれました。
あと、終わったらすぐ帰ろうと思っていたけどエンドロールの風景の描写が美しく、最後まで観てしまいました。
やられた
お涙頂戴映画にまんまとやられました。
いやぁ泣いた。
涙腺崩壊とか、号泣などという言葉は、安易に使いたくないが、ボロボロ泣いた。
涙ばかりか鼻水も垂れてくる。
周りの迷惑になるので、啜り上げることも出来ず、ほんと困った。
この手の作品にはめっぽう弱いなオレw
決して泣ける映画=良い映画ではない。
ちょっと都合が良過ぎる設定もあるし、いくらなんでも無茶だろって思えるシーンもある。
『世界の中心で‥』を思い出させるシーンもある。
でも、泣けて仕方がない。
親なら誰だって我が子には、1日でも長く生きて欲しいと思う。
その一方で、残された時間を悔いのないよう、精一杯やりたいことをさせてあげたいとも思う。
ストーリー自体はありがちで、意表をつく展開も無ければ、特に目新しさもない。
それでも、無理矢理泣かせようとしていない、自然な演出に好感が持てるし、脚本が良いのだろう、友達で元バンドマンの龍也をはじめ、台詞の一つひとつがなかなか憎い。
良いところを突いてくる。
ただ、その龍也がラストに、凪の詞に曲を付けて歌うわけだが、良いシーンの割には歌唱力不足が残念過ぎる。
先日『デイアンドナイト』で初めて観た清原伽耶だが、やはりこの子はいいね。
演技に気負ったところがなく、とても自然に役になりきっている。
これからが楽しみな女優さんだ。
鑑賞希望の方は、ハンカチとティッシュ持参を推奨します。
めちゃくちゃいい映画😭
後半は号泣
この週は激戦。見たい映画が6個。
とりあえず、時間のあったこの映画から鑑賞。6個の中ではあんまり期待していませんでした。
GReeeeNは好きでも嫌いでもないけど、清原果耶が出てるので鑑賞。
各役者、特に3人は素晴らしかった。
後半は、セリフなしでもお互いの気持ちを汲み取ったり、表情だけでもいろいろな感情が分かって切なかった。
予告通り、余命宣告されたら残り時間を何に使うか?ほかの映画やドラマでも描かれたストーリーなのですが、この映画の違うところは、二人とも余命が短いということ。どちらかが可哀想だとか、どちらが優しいということでなく。お互いがお互いを思いやるところが新しい。他にも、友人や家族もみんないい人。それぞれに感情移入してしまい何度も号泣。
詳しくは書けませんが、ラストは「そうなのか!」と予想を裏切られるのもたまらない。
唯一気になるのは、セリフがキザっぽいというか、詩的すぎるというか。そんなカッコイイこと言えますかね?という所が、特に初めの方は15分間はしらけてしまった。
それを考慮しても、とても良い話で、涙か止まらなかった。
若い人にどうぞ
試写で観せていただきました。
GReeeeNが好きとか、横浜流星 清原果耶 飯島寛騎が好きって方々向け。
邦画の、難病とかで恋人が死んじゃうパターン飽きた。
なんとか気持ちに応えたくて、無茶してってパターンも飽きた。
両親や親戚に、友達を何人も病院や葬式で見送ってきた身には、死ぬ直前まで健康そうな肌艶して、安っぽい薄っぺらい「死」の絵描き方自体が絵空事。
「自分も子供の頃は、死ぬって美しいものに勘違いしてたよな」と、懐かしさと恥ずかしさが一緒にきた。
歌が原案だから仕方ないが、死をベースにしないでも、心の交流とか、想いを繋ぐとか、やり方はいくつもあるのにね。
もう少し、キャンパスに色が欲しかったな・・・・
しかし、邦画ってこの手の作品を作るのが好きだよね・・・・
しかも、長い!もう少し昔の映画を見習って欲しいな・・・・
で、本作品、よくありがちな病の中で懸命に生きる人のお話で、幾ら何でも色々と都合良すぎではないか・・・・
ま、好都合を突っ込んではドラマにはならないか・・・・
本作品、もう少し色々手を加えればもっといい作品になったと思うけどね。
それぞれの脇を固める登場人物をもっと有効的に使うべきかな、ある意味お話を好都合にするために無理やり脇の役を作った感じで、それぞれの脇の役とのエピソードを主人公達のお話に繋げていけばもっと良かった思うね。
この手の映画って、ジメっとしなくても、明るく描いても感動は伝わると思うね。
本作品の監督さん川村泰祐さんって「ガールズ・ステップ」「ひみつのアッコちゃん」みたいな良い映画、楽しい映画を作っている人なのでもう少し、キャンパスに色が欲しかったな・・・・
また、余談ですが、病院のロビーのシーンなど、我家の近くにある病院が使われてたみたいで、知っている場所だけにそこだけなんか嬉しかった。
観客を馬鹿にしているのかな?
悪い意味で外連味が強すぎる映画で観ていて腹が立ってくる。
とにかく急展開で驚かせてやろう、感動的に盛り上げて泣かせてやろうという幼稚な小賢しさが透けて見える。
その割にそのどれもが琴線に触れるほどのパワーが無く、大体予想通りに話は進んでいくため、観ていてどんどんと気分は冷めていく。
さらに出てくる人物たちは実在感のない人形のような人物ばかりで、お涙頂戴展開のために都合よく動かされこっ恥ずかしい台詞を吐かされていてげんなり。
そんな難病や死をダシに泣かせてやろうとする小賢しさあざとさに溢れているため、限りある命の大切さだの今という瞬間を全力で生きるだの大層なメッセージを掲げてはいるものの説得力は皆無であり、ひたすら滑り続けている。
こんなお人形遊びみたいな脚本で観客を感動させられると本気で思ってたとしたらナメ過ぎです。
瞬間、瞬間を大切に生きる
これまで人を好きになることなく社会人になってしまったトオル(横浜流星)の運命の出会いを描く
Greeeenが、自らの実話エピソードを元に書き下ろした脚本を映画化した作品
歯医者さんである彼ららしい「生きることの大切さ」を描いている
その脚本には、確かに初々しさも感じるし、どストレートに描いているだけあって、先の展開が手に取るように分かってしまうところもあった
しかし、その中で、私が良いなぁと思ったのは「今、この瞬間を大切に生きる」ということ
何があっても、下を向かず、前を向くということ
ただ、なんとなく、日々を生きていると見過ごしてしまいそうなことも、瞬間、瞬間を大切に生きていると、その「何でもないこと」の大切さに気付かされる
人生は、そんなキラキラした瞬間の積み重ねなのだ
ちょいちょい突っ込みたくたる場面はあったものの、そんな前向きな考え方は良いなぁと思った
そして、主人公トオルが、運命的に出会う少女・凪を清原伽耶が演じているのだけど、彼女がとても良かった
その凪は、日々、詩を書いて過ごしている
「詩を書く」という行為は、とても気恥ずかしいものだけれど、この映画の凪を観ていると「詩を書くって良いなぁ」と思えてしまうから不思議
詩を書くということは、人の感性を豊かにして、小さな幸せに気付くということだと思う
後半は、会場のあちこちからすすり泣きが聞こえてきた本作
(私は1mm も泣けなかったけれど…)
とてつもなくピュアな作品を観たいと思っている人にオススメ
期待はしていなかったけど
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