劇場公開日 2019年1月25日

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「観客を馬鹿にしているのかな?」愛唄 約束のナクヒト 美味しくって体に良いハンドソープさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5観客を馬鹿にしているのかな?

2019年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悪い意味で外連味が強すぎる映画で観ていて腹が立ってくる。

とにかく急展開で驚かせてやろう、感動的に盛り上げて泣かせてやろうという幼稚な小賢しさが透けて見える。
その割にそのどれもが琴線に触れるほどのパワーが無く、大体予想通りに話は進んでいくため、観ていてどんどんと気分は冷めていく。
さらに出てくる人物たちは実在感のない人形のような人物ばかりで、お涙頂戴展開のために都合よく動かされこっ恥ずかしい台詞を吐かされていてげんなり。

そんな難病や死をダシに泣かせてやろうとする小賢しさあざとさに溢れているため、限りある命の大切さだの今という瞬間を全力で生きるだの大層なメッセージを掲げてはいるものの説得力は皆無であり、ひたすら滑り続けている。

こんなお人形遊びみたいな脚本で観客を感動させられると本気で思ってたとしたらナメ過ぎです。

美味しくって体に良いハンドソープ