イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたりのレビュー・感想・評価
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【オーバー7000mの世界。下界の嘲笑、トラウマを糧にし、高度飛行に挑戦する二人の姿と自然の風景に魅了される。】
物語は気球が上昇するように、ゆったりと始まる。
3000m付近のブロッケン現象、積乱雲の中の稲妻の閃光と突風、飛翔する蝶の群れ。
が、7000m付近から状況は加速度的に厳しくなる。
無謀とも言える冒険も、エディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズのコンビが演じると、心の中でハラハラしながらも応援してしまうのは何故だろう。
とりわけ、アメリアの7000mオーバーでのあの行為にはもう、ビックリである。
(フェリシティ・ジョーンズは困難に挑戦する先駆者を演じる姿が似合うなぁ。「ビリーブ 未来への大逆転」での姿が脳裏を過る。)
それにしても、ジェームズが高度障害に陥るシーンからの二人の機転、息もピッタリのジェットコースターのような着地までの流れは食い入る様に見いってしまったよ。
やれやれ。
〈死に直面した時に、力を合わせ生還した際の相棒は終生の知己になる事は経験で知っているが、あの二人はどうだったのだろう。 アメリアは架空の人物であるが、きっとジェームズを陰で支えた人がいたのだろうな〉
実体験のような迫力で!
いゃ〜凄いものを観てしまいました。股の間がゾクゾクしてスリル満点、映画でここまでゾクゾクしたのは初めてです。上空10000メートル以上の恐怖感は尋常ではありません。しかも実話に基づく1862年の出来事というのが驚きです。
無事に帰還した二人に拍手喝采👏
是非映画館で🎦
驚きの体験を‼️
どこまで実話なのだろう
詳しく調べてもいないが、
終盤の展開はまるでM:I。
フェシリティジョーンズが演じているので、さながらジンアーソ。
当時実際にやってのけていたとなると、言葉がでない。
グラビティゼロのような孤立した世界で困難に立ち向かうお話。
時代、場所は違えど、緊迫感は負けていないか。
メインの空旅以外で、
気球に乗る乗らないでのすったもんだ部分、
最終的に乗ると心に決めた決定打がちょっと理解できなかった。
想像以上のスリルを味わえる、ハラハラドキドキなお話。昔の人の苦労が偲ばれます。
予告でみた映像がとても雄大で、かつスリリングでした。
なにかドキドキさせられてしまい、鑑賞。
上空10,000メートルを、疑似体験できます。
とてもスリリングな、天空アドベンチャーでした。
けれど
高所恐怖症の人にはちょっときついかもしれません。
高所恐怖症のヒトはやめておきましょうね? はーい
高所恐怖症のヒトいませんね? はーい
高所恐怖症のヒト手を上げて? …はーい
…
おバカさん? はぁ
何をかくそう
ゾンビもだめですが、高いところもダメです。
なのに、気になったら観てしまう。 どうしましょ
☆
「気象を研究し人々の役にたちたい」
そう願う気象研究の学者センセイ と
気球を操縦するヒロイン
二人が、人類未到達の上空までたどり着き
そしてなんとか地上に戻ってくるお話です。
気球という「吊り橋効果」満点の空間で
「より上空を目指したい」
「無事に地上に帰還させたい」
そんな思いが交錯するのですが
ヒロインの過去が次第に明らかになり、そして…
☆
実話がベースとのこと。
今では当たり前になっている色々なことが
先人の努力と苦労でできていることに
感謝の一言です しみじみ
以下、余談です
宮崎アニメ
いくつかのシーンで頭をよぎりました
・積乱雲の中を飛ぶは面 ⇒ ラピュタの竜の巣
・ラストの娘たちの凧あげ ⇒ ナウシカのラスト
・かごに乗り空を漂う ⇒ ラピュタのラスト もしくは 紅の豚
ヒロイン
久本雅美に似てるなーと。
化粧を落とした笑顔がとてもチャーミング。
どこかでみたなと思ったら「ローグ・ワン」の方でしたか。
気球の離陸
地上から見物するのって、
ロケット打ち上げを見に行くような感じなのでしょうか。
(TVでしか見たことありませんが)
なんとなく、ワクワク感が分かる気がします。
素朴な疑問
脱出用にパラシュートはもっていかないんですかね。
(わんこ用のはあったのに)
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
フェリシテイジョーンズ素敵
始めは、ちょっとこの手の顔はクセがあるなーと思いました。ところがです。火事場の馬鹿力かなんでしょう気球の上までよじ登りました。頼りになる素敵と男なんですが、不覚にも思いました。顔も広瀬アリスさんにしか見えなくなりました。高所恐怖症のかたも如何でしょうか。
アドベンチャー娯楽作品として良作だが、「実話」ではない
まあもう既にAmazon Primeで配信されているんだが、なぜこれを劇場公開したかといえば、どう考えてもこの映画はスクリーン向きだからだろう。元々はIMAXシアターで1週間限定公開のつもりだったらしいし(結局IMAXとAmazonで期間が折り合わなくて潰えたけど)。
この映画、ポスターで「実話」と断言しているし、確かにエディ・レッドメイン演じるジェームズ・グレーシャーは実在の人物である。しかし、ジェームズ・グレーシャーと一緒に気球に乗ったのはヘンリー・コックスウェル、男性。つまりフェリシティ・ジョーンズ演じるアメリア・レンは架空の人物である(実在の気球乗り、ソフィー・ブランシャールがモデルであろう)。
物語としては、頭でっかち(かつ夢みがち)なエディ・レッドメイン=ジェームズが、奔放に(見える)実務型気球乗りのフェリシティ・ジョーンズ=アメリアと前人未到の高度に気球で挑む、という大筋。気球での冒険と、彼らの過去が交互に描写される。
この映画、エディ・レッドメインは完全にヒロインである。夢みがち、理論は凄いが経験がないため、計器に拘って防寒コート持ってこないとか。お前はアホか。基本彼は、冒険に関しては本当にラスト近くまで役に立たない。気絶しちゃうし。
しかも、発することばとか父とのやり取りとか、全部が全部乙女ちっくが入っている(良い意味で)。
夢みがち(実際途中で気絶する)なエディ・レッドメインを護るのは過去を背負った気球乗り、滅法強いフェリシティ・ジョーンズである。「強いけどふとした瞬間に弱さを見せる」女が似合う役者ランキングがあれば断トツ1位(私認定)のフェリシティ・ジョーンズ、半端ない。この映画におけるアクションは全て彼女がもっていく。そして彼女が背負った過去から「生きる」ことをとにかく第一にする。その辺の作り込みは非常に巧みだ。
あとはこの映画をスクリーンで観るべき理由、圧倒的な空の描写だろう。これはテレビで観るより巻き込まれ感が絶対に強い。嵐、雲、光輪、空。技術すごいな、と単純に感嘆。
ただ。
娯楽アドベンチャーとしてよくできている(なんで手袋しないのかしらとは思ったが)だけに「娯楽として語り継ぐのではなく」の台詞にちょっと苦笑してしまう。実際の話を娯楽物語に換骨奪胎しといて(それが悪いとは思わない)、それ言うのか...。いや、物語としては大事な台詞なんだけど。
殆どのひとは偶然この物語に行きあう訳で、そうするとこれを実話と思う可能性もあるわけだ。ジェームズ・グレーシャーが気球に乗って観測を行ったのは事実だが、そもそもそれは彼が53歳のときなので、エディ・レッドメインをキャスティングする時点でフィクション・エンタテインメントなのである。そしてまるごとなかったことになって、Special Thanks にしか名前が出てこないヘンリー・コックスウェルに思いを馳せてしまうわけだ。
フィクションとして再構成したときに、この物語の作り方はとても正しい。フェリシティ・ジョーンズの魅力は存分に活かされ、エディ・レッドメインはそのヒロイン力を遺憾なく発揮する。
だからGAGAさんはこの作品を「奇跡の実話」として宣伝するのはやめてほしい。「実話にインスパイアされ、現代の人びとが楽しめるようにしたアドベンチャー映画」として良作なのだから。そもそも映画内では "Inspired" なんだから...。
ちなみに、鳩を乗せたのは実際は伝書用ではない...。
辛いとき空みあげよう
冒頭から、心臓がヒュンとする場面あり。宇宙映画のような音が何も聞こえない瞬間、呼吸音だけきこえる時間。雲に影がうつる瞬間。雪が舞う瞬間。とってもきれいなので、ぜひ大画面でみるべき。3Dで観たい。
街並みや馬車、色鮮やかなドレス、紳士のお洋服。(自分からは)非日常の世界。大きなスケール感、ちょっとしたエンタメ感。
どうにもならないと思ったとき、助けてくれるのは知識だなと思った。
あと、こうやって人類や科学は進化してきたのだなあと。「ばからしい」「そんなこと知ってなんになる」を跳ねのける意思があったからこそ天気予報があること、当たり前だけどすごい。
観る前は明るくきれいな映像を楽しめる作品なのかなと想像していたけど、
実際は、手に汗握るハラハラ展開、自分の指先も冷えくるような怖さもあった。ゼログラヴィティ感ある場面のところのカメラ回しはわざとかな。
(辛いときでも大変なときでも)空だけは開けている。そんなメッセージ性がある作品。
娯楽にしちゃいました。
1862年に気球で世界最高高度到達に挑んだイギリス人の話。
当時実際に気球で最高高度に到達したという事実を題材にしているけれど、かなりの部分がフィクションで、エンタメ作品になっている。
出発時間が迫り出資者がやきもきする中、道化の様に振る舞う女性操縦士が登場し、天文学者で気象学者の男と2人が乗った気球が浮上し物語がスタート。
2人の思いや原動力とここに至るまでの出来事をチョイチョイと交えながらみせていく。
考え方の違いによる衝突に、初めてみる世界での気付きや感動、勿論トラブルなんかもふんだんに織り込んでいてハラハラドキドキ&感動的な冒険劇だった。
明らかに準備不足でそんな訳ないだろうという出来事も多々あるけれど、現在の常識は160年前の非常識、又、その逆もありだし、あくまでも事実を元にしたフィクションだから、鵜呑みにしたり事実と違うとモンク言ったりは禁物ですよー。
語り継がれるべきもの
「娯楽としてではなく、学問として語り継いで欲しい」
ジェームズが居合わせた皆に語りかける。
これは、きっと僕達に向けた映画のメッセージでもあるように思う。
2020年、世界的なリスクコンサルティング会社の代表イアン・ブレマーが、今年の10大リスクを発表した。
これには、気候変動が含まれていた。
また、世界的投資会社ブラックストーンのバイロン・ウィーン会長が、一般的な投資専門家が3割程度と見做すが、自身は50%の確率で起こると考えることをサプライズと定義し、そのうちの一つに、アメリカでも気候変動が選挙の争点になると予想していた。アメリカは今年、大統領選挙に加え、上下院の選挙も控える。
ジェームズとエレンの命がけの気象研究は、今にずっと繋がり、現代の観測や調査の礎になっているのだ。
温暖化は、1600年代の半ばから1900年ごろまで続いた寒冷化の反動で、大きな気候変動の一部なのだと主張する人もいる。
トランプ大統領もそうしたなかの一人だろう。
しかし、大気汚染物質や二酸化炭素の排出量は確実に増加し、これは人間活動の結果であることは間違いない。
今、僕達は、ジェームズなどから綿々と続く気象研究に敬意をもって接し、気象研究者の声に出してもっと耳を傾けるべきではないのか。
ジェームズが「娯楽ではなく学問として」と言ったのは、映画の僕達に向けたメッセージなのではないか。
日本は、土地提供者や投資ファンドが潤った太陽光発電の導入には前のめりだったが、買電量が限界を超え、いつの間にか、再生可能エネルギーの導入の困難さが指摘され、原発の必要性にすり替えられそうになっている。
日照時間が日本よりももっと短い欧州では風力が主流だ。
日本は風力を十分に試しているだろうか。
東北や北海道で有力な地熱発電を試しているだろうか。
国立公園法があるのは知っているが、国立公園内で、民間の土地を転がせないとか、そんな理由で推進者が少ないのではないか。
国立公園法を改正しようとか、特区を利用した地熱利用を考えた政治家はいないのだろうか。
小泉環境相が頼りないなどは言い訳にならないような気がする。
昨年のブラジル、アマゾンの森林火災や、現在も続くオーストラリアの火災をニュースで目の当たりにしたことを思い出しながら、この映画を観た。
空高く飛ぶ蝶が素敵です
私、学生時代に気球サークルだったので、気球と聞いて楽しみにしてました。
気球に乗ってしまったら、高度高くなると地上の人関係なくなるじゃないですか。完全に気球に乗ってる2人だけの世界になる。だからそこでどんな話をするか、ってすごく大切だし、貴重な時間になるんだよなあ。その時間がとても良く描かれていたと思います。男と女だけど、恋愛に持っていかなかったのがGOOD!
ゼロ・グラヴィティと比較されたような予告編だったけど、それは少し違う気がしました。ゼログラとは異なる面白さがありました。
150年前くらいの設定だけど、衣裳がいまいちいけてなかったなあ。なんか地味。そういうもんなのかしら。ただ、電気がおそらくない時代(流通してなかった時代?)の夜の描き方は、良かったです。蝋燭の明るさってこんなもんだよね、っていう妖しさがありました。パーティーのシーンとか。
ただ、私寒いのダメなので、空に行けば行くほど寒くなるじゃないですか。なんで手袋しないかなーって、そればっかりが心配になってしまって。。。あるでしょ、さすがに。って思ってしまった。。。
最後の終わり方も素敵でした。あのゴンドラの中でどんな話をしたのかが気になります。
7マイルの冒険 (ジェット機の巡航高度=10800m)
科学的な知的欲求に命を懸けたジェームズ・グレーシャー。深海に潜ったり、戦火を掻い潜って大航海したり、凍った大河をソリで渡ってシベリアまで出かけたり、ファミコン並みの集積回路だけで宇宙空間に飛び出したり。当時の技術水準からすれば、無謀で命知らずな大冒険に挑んだ科学者達の物語って、無条件に萌えてしまう訳で。
当時の王立協会は軍事目的だったり、他の欧州列強を出し抜くための研究には、ドバドバ金をつぎ込んだりしてました。何か今も変わらんよね。気象学は、人の生活に関わるあらゆる方面に必要とされるものですが、当時は航海術への寄与や、兵器化のポテンシャルなんかが重視されたんじゃないかと推測。天文観測技術も航海術としてだもんね。
夫を亡くした女性飛行士アメリア・レン(英国貴族の末裔?)は、エンターテナーとしても一流。7000mを超え、気球の破損のリスクに恐怖しながらも、最終的には未知の世界への誘惑に抗えず。ロック様ばりの大活躍で飛行を成功させる。フェリシティ・ジョーンズ的には過去最高レベルの熱演です。いつもテンションは高い役が多いけど、今回はフィジカルでも凄かった!
「死ぬも生きるも、君と一緒だ」なんて、痺れるじゃないですか。普通、けこーん!なんかしちゃわないですか?ここまで来たら。いずれにしても、大冒険の後、エンターテナーの衣装を脱ぎ捨て地味な服装で観測飛行で気球を操舵しているレンの姿が、最高に素敵。俺も飛びたい。ただし天気のいい日にね!
良かった。とっても!
好みのジャンルだったもんでw
◆物語のモデルとなったコンビは、James Glaisher & Henry Tracey Coxwell
ジェームズ・グレーシャー(James Glaisher)は実在する気象学者。実家が時計職人であった事や、グリニッジ天文台の助手を経て気象部門の研究者となった事、雪の結晶観察の緻密なスケッチ本を出版した事、高空の大気の温度と湿度を計測するために気球による飛行を繰り返した事、1862年9月5日の飛行で、それまでの高度到達記録を破り、推定10,900mまで到達していた事。また、彼が高度8,800mを超えた所で酸素不足により気絶したこと、同乗者がバルブを開いて降下させたことは、事実であり映画の通り。
でね。問題は、この、「同乗者」なんですけど。Henry Tracey Coxwell と言う、王立海軍の提督を父に持つ「飛行士」なんです。男性です。彼もまた、低酸素症に苦しみながら、ロープを口にくわえてバルブを開いたそうです。つまりは、フェリシティ・ジョーンズ演じる、アメリア・レンの存在と超人的な活躍がフィクション部分って事になります。
尚、彼らの飛行の状況を記録したイラストを見ると、ゴンドラのサイズは映画に登場した気球の半分ほどのサイズ。コンパクトなゴンドラが、逆に冒険心をそそったりするんですよね、これが。ちなみに気球の名前は「Mammoth」。このセンスは理解できないです。空にも、天気にも関係ないし、イギリス的でも無いし。なんでなん?マジで謎。
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4/1 今更補足
Ameliaにはモデルとなった女性が実在するそうです。
イギリスの女性飛行士だった Margaret Graham と、 初の女性気球操縦士、Sophie Blanchard の2人です。Sophie Blanchard の夫、Jean-Pierre Blanchard は操縦士。Sophieは夫の死後、操縦士になったと記述があります。更に、Jean-Pierreの事故死は、1824年5月25日に起きたThomas Harris の事故死に基づくものだそうです。
女性の飛行士・気球の操縦士も実在していたよ!って事で。
家で観たんじゃ面白さ半減
360°遥か透ける大青空の解放感!
高所恐怖症の方はご覚悟を、
手の汗冷たくなる瞬間幾度、
からの気球の籠という密室で進行す物語、
この対比素晴らしい、
序盤の群衆シーンから既に手抜き無さ伝わる、
ハリウッドならチューしたりちょっとエッチシーン入れがちですが、
流石紳士の国、全う真面目に仕立て候う、
豊かな創造力と想像力育み
お子さんと一緒に観るにも適する、
真摯に創られた冒険映画でした。
美しく過酷な空の旅☆
知らなかった史実を映画を通して知るのは楽しい☆気象予報の始まりはこんなアナログな方法で命がけだったことに驚愕。いつでも新しい道を切り開くのは、彼らのような冒険家精神を持つ人たちの信念と勇気ある行動なのかも。
一見優雅に見える気球の旅。上昇するごとに新しい世界を発見し、その美しさにうっとりするけど、旅はどんどん過酷になっていく。その過程がほぼリアルタイムで進行しつつ、臨場感のある映像で一緒に気球に乗っているような感覚。
net配信が盛んな今、久しぶりに映画館で見る醍醐味を感じられる作品でした☆
夢と情熱を乗せて気球は飛ぶ。
Amazonプライム・ビデオで4K UHD版を鑑賞。
このふたりの勇気ある活躍が無ければ、今日の天気予報は確立していなかった…。そんな実話を元にした本作、空の描写が大迫力かつ美し過ぎて、テレビやスマホの画面で観るだけじゃあ勿体無いなと思いました。劇場公開も納得の仕上がり! 凍傷危機の中、気球をよじ登って行くアメリアの奮闘シーンはお股がスースーしたぞぉ…(←何故にクレしん風…(笑))
初共演作の「博士と彼女のセオリー」は未見ですが、フェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインのコンビネーションは抜群だなと思いました。お互いへの信頼感みたいなものが演技から垣間見えて来ました。
気球に乗って前人未到の高度へ―。ふたり共この挑戦に並々ならぬ想いで望んでおりました。一方は過去と向き合うため、もう一方は自分の仮説を認めさせるため。共通しているのは、自分を変えるためだということ…!
新しい発見には夢と勇気と情熱が欠かせない…。
映像は絶品
予告編を見て気になっていたのだが、Amazon primeで配信されていて、しかもultra hdなのでダウンロードして、移動中に閲覧。
空の映像は、すごくキレイ。iphone xs maxにしておいてよかった。時間もコンパクトだし、スペクタルなシーンが続くのであっという間だった。
実話がベースなら、ちょっと脚色しすぎ。物語としては面白いけれど、実際あんなことは出来ないでしょう。もう少し、科学的な視点を取り入れて欲しかった。
まあそれでも、映像の美しさは、絶品なので見てよかった。
史実をもとにしたフィクション。面白いんだが、話盛りすぎでリアリティに欠けてる
史実をもとにしたフィクション。話としては面白いんだけど、盛りすぎでリアリティに欠ける。
氷点下15度では手袋ないと指動かんだろうし、高度1万メートルの高度で酸素ボンベ無しで気球の側面は登れないだろう。また、超高速での着陸で五体満足はあり得ない。
自分を守るために犠牲になった夫の悲劇を繰り返さない主人公の思いはベタだけど個人的には好き。
悪くはないので、まあ、お好みで。
ちなみに、アマゾンの映画だが、すでにアマゾンプライムで見れるそうだ。
全80件中、41~60件目を表示