ジュディ 虹の彼方にのレビュー・感想・評価
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エンターテイナー、女性、お母さん、どのジュディも素敵でした
あらすじざっくりと、ジュディガーランドについてざっくりとだけ頭に入れて、鑑賞して来ました。
アカデミー主演女優賞はさすがでした、観に行った甲斐ありでしたし、思いの外ストーリーも良くて、ジュディの人生と歌とに引き込まれ、歌を聴いて泣いたなんて人生初です。
圧倒的演技、歌唱力でした。
これだけ褒めておいてなんですが、レネーゼルヴィガーはジュディガーランドの晩年よりかなりの高齢とばかり思い込んでおり、最初は、いくら美人でも母べえに出ていた吉永小百合位違和感感じたのですが、実は3歳年上なだけでした。ジョーカー演じてたホアキンフェニックスも、役のため一時期ガリガリに痩せてて老けて見えました、そんな感じです。
レネー最高!
悲劇のスター
ゲイカップルとお茶目なジュディの場面が好き🍀
事前準備が必要!
今週は『ジュディ 虹の彼方に』🎬⸜(*˙꒳˙*)⸝🍿←劇場予告をみて観たいと思っていたものの、総合評価が低かったので迷ったのですが.......いや、行ってよかった~~~久しぶりに泣いた🤦♀️🤦♀️🤦♀️
この映画の何が素晴らしいって日本版の予告と内容に偽りがなく、全く肩透かしなし!!!
もっと『オズ』当時の話が全面に出てくるのかな?と思いきや、あくまで「邂逅」今を生きるジュディを等身大で演じきったレニー・デルウィガーも素晴らしかった🤔🤔💭
とりまこの映画は、彼女の生涯を一読してから行った方がよきです(深みが変わる)
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/g30696921/vol6-toxic-mother-judy-garland-abused-by-hollywood-industry-first-part-200130/
ちなみに私はEDだけでなく途中でも泣いてたので(笑)二度泣かされました←ありそでなかなか無い😳
余談ながら『アリー スター誕生』や『ボヘミアン・ラプソディ』もそうだったけど、芸能に従事する人間(それも、身近でサポートする人間)としては、いつだって色々考えてしまうんや.......。
その意味で相対するロザリンは微妙な年齢だったし、実際に劇中の展開で思うところはあったけど、最後に至る流れのなかで彼女の行動の誠実さに救われました(いうて半年後にあの展開なワケですが)
ジュディの、五番目の旦那に対する叫びがアレ過ぎて刺さるので(まさに「それな」だと思います.......)芸能従事者←それも演者当人ではなく、周りを取り巻く人間にこそ観て欲しいと思った映画でした~😖🤐
最後に勿体ないな~~~と思ったのが、全体的にジュディの生涯それ自体がマイルドに表現されていたのと(表現したら、エンターテインメントよりも人間の権利や毒親などに関する言い難いハードな内容になると思いますが←)最後の最後をあの表現だけで済ませちゃったのが残念といえば残念でした。。
ミッキーが彼女を発見するところまで観たかったなー。
スターの孤独
ラストの歌唱場面は「定番シーン」でも伏線が効いて感動的でした。
映画配給会社の広告キャッチフレーズは「誇張」や「自画自賛」の常套句が多いのですが、本作の「感動のラスト!」はその通りで、涙が止まりませんでした。
かつて有名だった歌手の伝記映画の場合、そのラストは「最大の持ち歌を舞台で熱唱する場面で終わる」というのが定番です。本作のラストもそうなのですが、最大のヒット曲『虹の彼方に』を歌う場面を、より感動させる伏線として2人のミュージシャンと1組のファンカップルとのエピソードを絡めていることが一味違う効果を生み出していました。
主演のレニー•ゼルウゥガーは今年のアカデミー主演女優賞。私は1997年の『ザ•エージェント』以降彼女の出演作は10本ほど観て来ましたが、期待した以上の面白さでした。彼女がなぜかピンキーとキラーズの今陽子そっくりに見えました。
オーバーザレインボー
自分はジュディ・ガーランドさんを全く知らないし、オズの魔法使も詳しく知らない。「Over The Rainbow 」と子供の頃にやっていたオズキッズというアニメをなんとなく知っているだけ。
映画を見に行く時は前情報をほぼ入れずいつも映画館でやっている予告とチラシをそれこそチラ見するくらい。
そんな状態で今回見に行ったもんだから内容はなんか薬物に踊らされた悲しい人のお話だな程度でしか見れず、ショーもそれほどグッとは来なかった。
スクリーンであの曲が流れた時は流石に「おおっ!」となっただけ。
だから映画としてはレニーさんの歌唱力と表現力がすごいなぁ、あんまり感情移入できん映画だなぁ。くらいにしか思わなかった。
けど!ジュディ・ガーランドさんの人生を調べたり改めて紹介番組見たり聞いたりしたらマルッと印象が変わりました!
こんな悲しくて恐ろしい人生、、、
感情移入が映画を見終わった後にしたから星3にしてるけど、きっと前情報を入れたら評価はもう少し高くなったかもしれない。
だから次見たらラストシーンはグッときすぎて花粉が流れるほどに涙腺崩壊してるんじゃないかな笑
OVER THE RAINBOW
すごく良かった!
幼少期に大スターになった事によって大人達に散々振り回され、植え付けられた習慣や概念、気性(性格)や男…
母親に飲まされていたダイエットに効く薬、実は今で言う覚せい剤(アンフェタミン)だったらしい
不眠症にもなるわそりゃ!
それをアルコールで誤魔化し誤魔化し…
その繰り返しで体はボロボロだけど、子供だけは自分がどうにかして守る!と。
子供達の為、生活の為だと思い、引き受けたロンドンでの仕事
離ればなれは苦しい程に悲しく寂しい
またそれをアルコールで誤魔化す悪循環
でも、子供達はどうにかして守る!と。
男に振り回され体も精神もガタガタ
とうとうステージで倒れてしまう
何度も立ち上がろうとして、でも潰れて周りに迷惑をかけて
大切なモノを失ったり奪われたり引き裂かれた時
それはジュディだけじゃなく誰にでも起こり得る人間の弱さが見えて…
終盤、電話ボックスで娘と話すシーン
母「どう?」
娘「友達も出来て楽しい」
母「そうなの?あなた達がイイならずっとそこに居てもイイのよ?」
娘「え、ここに居てイイの!?」
……
このやり取り、手に汗握る
聞きたくなかった娘からの言葉
あ、それ言わないで!
あ、でも仕方ないよね
ママ壊れないでな?
と思いながら…
必ず私(母)じゃなくても大丈夫なんだ〜とわかった瞬間、気持ちが吹っ切れる
そして母はJUDYとして
アーティストとして
次の一歩を踏み出す
OVER THE RAINBOWを歌う
いつもより増して優しく
表情も美しい
ファンはずっとそんな貴方を待っていたんだ
アカデミー賞2020🏆
レニーゼルウィガー💐
主演女優賞受賞おめでとうございます🎉🍾🎊🎈
虹の彼方に、しか知らなかった
脳裏から離れないジュディ
7クローゼットの中の夢
見るか見ないか
迷われている方は参考までにどうぞ👇🏻
見た後口ずさまずにはいられない!
さぁ〜むうぇ〜ぃおーばざれいんぼー🌈🌈
早速ですがアカデミー賞主演女優賞を受賞した
レネー・ゼルウィガーについてお話を🕵️♀️
彼女の代表作と言えば「シカゴ」
「ブリジット・ジョーンズの日記」など
個性的な演技を披露したものばかり。
彼女の顎をすくめて口をすぼめ、
目をきょろっとさせる仕草は
どの役にも当てはまるというか…
その仕草だけで
彼女自身がその役にぴったり当てはまることを
象徴しているように感じます。
(↑ニホンゴムズカシイ)
どの役にも違和感なく演じ分けることが出来る才能を持ちながら、、、そういった彼女だけの味を出すことができる、、、素晴らしい女優さんです。
(↑🤷♂️??ニホンゴホントにムズカシイネ)
\是非見てみてください/
彼女の素晴らしい演技は映画好きだけに
とどまらすきっと、
初めて彼女を見た人の心を惹きつける!
と私は思います😉🍽
ストーリーについては
予習が必要…という声もありますね。
ジュディの苦悩がこの映画全てに詰まっているとは
確かに言えないですね。
ネタバレがない程度の予習であったり
ジュディが実際に歌っている映像もありますので
それを見てから映画館に足を運んでみては?
🌟私はクローゼットの中に入って子供達と遊ぶ
シーンがだいすきです!!
あのシーンにジュディの夢が溢れてる気がして
序盤にも関わらず感動してしまいました。
もし私が彼女に虹の架け橋をかけてあげることが
出来るならば
あのクローゼットに向けて
かけてあげたい…
余談
私はブリジットの大ファン…
ブリジットファンの中では有名な話ですが、
ブリジットとはイギリス人女性の設定
(作品自体がイギリス設定)
しかしレネーはアメリカ人です。
日本人にとって英語はどの国の人が話しても
同じに聞こえますよね?
ただ彼女はアメリカなまり封印し、
この作品の中では
全てイギリスなまりの英語を話しています。
この女優魂たまりませんね…
それに図々しい役柄が多いですが
実際の彼女の話し方はもーう優しい優しい笑笑
人としても女優としても素敵な人ですね
(↑今回私褒めすぎかな)
レニーが圧巻の演技に魂が震えました
全身全霊とはこのことか!!
アカデミー主演女優賞、レニーゼルウィガーさん、さすが!本当にすごい。全身全霊とはこのことか!!
「主演女優賞や男優賞の映画は作品がいまいち」という俺の思い込みは吹き飛ばされた。
いいよ~、これ!!!!!
ファンの男性二人と過ごした一夜、そこからつながるエンディング。いま思い出しても泣ける...もうそこだけで十分という感じ。
ただ、そう思えるのは、全体がよくできているからだろう。幼い頃からスターとして育ち、自由も、眠る時間もろくにない薬漬けの毎日。それが故の不眠症
悩まされながらも、子供たちへの愛情を支えに、必死でその日暮らしを続ける毎日。ままならぬ晩年を必死で生きる姿。
正直に言うと、その生き方に共感する部分は少なかった。だが、別に彼女が選んだ道ではない。彼女に与えられたというか放り込まれた環境であり、彼女はそこを必死に生きてきただけだ、と感じた。現在の彼女と過去を、時間を前後しつつ描写しながら、それを感じさせるのは、うまい作りだなあと感心した。
心はどれだけ愛したかよりも、どれだけ愛されたかだ。
ぜひ劇場でご覧ください。
ここにもJの悲劇
ジュディ・ガーランドに、そんな思い入れは正直ない。
オズの魔法使いくらいしか知らない。
なのでノーマークではあったけれど、主演女優賞獲ったとあれば、
そりゃーもう良い画質、良い音質で見ておきたいでしょw
ということで、悲劇のシンガー、ジュディ・ガーランドもまた、
「Jの悲劇」の一人なのだなぁと思いながら見ました。
レネー・ゼルウィガーがとにかく本人かと何度も見間違うくらいに、
迫力ある熱演と熱唱をするので、
なんでそんなにあんたはメンヘラちゃんなんだよ!!
あの時、太ったおじさんが言った「あの扉」を開けたなら、
今頃フツーのおばさんで、子供や孫に囲まれて幸せだったろうにと思っても、
そこは、この才能を持って生まれた人間のサダメ。
もう、痛いし苦しけど私たちは、見守ることしかできない。
まるで一番近しい友達なのに、なんにもしてあげられなかった虚無感が、
私たちに深く残る作品でした。
レネー本人が希望したのか、それとも偶然か、
劇中出てきたゲイの話は、本当に耳を疑ったし、
この人たちがいたから今があるんだと実感もした。
本当に私たちは、多くの犠牲の上に立っている。
夢をかなえることが決していいことではない。
希望を持つことが、大切なのだ。
47歳で、たったひとりで亡くなったジュディ。
彼女が犠牲にしたものに感謝して、
フツーの幸せを噛み締めます。
主演のゼルウィガーとガーランドの人生が重なり合う。
天才子役としてアカデミー賞まで獲得した伝説的なスター、ジュディ・ガーランドはその後女優としての重圧に苦しみ、酒と薬物に溺れた人生を辿ることになります。本作でガーランドを務めたレネー・ゼルウィガーもまた、『ブリジット・ジョーンズの日記』や『シカゴ』で大女優としての名声を確立しながらも、ハリウッドから距離を置き、数年間の休養に入りました。この二人は、人生のある時期の状況が明らかに重なり合っています。
久しぶりにスクリーンに映し出されたゼルウィガーの容姿は、メイクによる部分も多いとは言え、人生への疲れが刻み込まれており、設定(46、7歳のガーランド)よりもかなり年老いた印象を与えます。もちろん実際のゼルウィガーは、インタビューの写真などから明らかなように、相変わらず美しいのですが。
物語でガーランドは、失意のアメリカから、まだ女優・歌手としての名声が残るロンドンへと活動の場を移します。通常の伝記映画であれば、ここから華々しい復帰劇が始まるところで、本作でもそのような流れになりかけるのですが、現実のガーランドの人生が示すように、その結末は、同じく伝記的な映画である『ボヘミアン・ラプソディー』のような爽快感とは無縁です。
ただ、だからこそ結末の味わい深さは一層増しています。本作ではガーランドの、文化的アイコンとしての要素がいくつもちりばめられています。例えばある二人の人物との逸話は、彼女が性的な多様性を受け容れている当時では数少ない著名人の一人だったことを示しています(LGBTQのシンボルであるレインボーフラッグは、ガーランドの「虹の彼方に」に因んでいるという説もありますが、これに関してはあまり有力な説とは言えないようです)。また実の娘であるライザ・ミネリとの親子関係についてもわずかではありますが言及しています。そしてもちろん、「虹の彼方に」の歌詞が終盤にさしかかるにつれ、大きな意味を持ってきます。
本作だけでも十分に感動を味わうことができますが、『オズの魔法使』(1939)を事前に鑑賞することで、彼女が当時の人々にとってどれほど重要であったかがより一層理解できるのでは、と思います。
エンドロールが示すように、本作ではゼルウィガー自身が見事な歌唱を披露しています。彼女の声質は本来、ガーランドとは全く異なっていたとのことで、本作においてどれだけの努力を重ねてきたのかが伺えます。ただ、演技をしながらの歌唱はさすがに無理だったらしく、歌は別撮りだということですが。
なお、幼少時代のガーランドを管理し、精神的に追い詰める映画スタジオの重役はアーサー・フリードといい、目を付けた女優に、役を回す代わりに性的関係を要求する「キャスティング・カウチ 」として悪名高い人物です(未成年のガーランドに対しても!)。彼がガーランドに過剰なダイエットと寝る間もないほどの仕事を課したため、彼女は薬の力を借りないと眠れなくなる薬物中毒となり、早世に繋がりました。『スキャンダル』のロジャー・エイルズと並んで、死後もその悪行を忘れるべきではない人物の一人です。
愛されていると確かめるために歌うジュディ。ジュディの歌を愛している人々。
母娘が共にオスカーとゴールデングローブを獲ってしまうって、凄い事だと思うんです。ライザ・ミネリ(ジュディの二番目の夫であるビンセント・ミネリとの間に授かった娘)は、正直"七光り"感はあるけれど。でもでもでも。キャバレーを観ると、そんな事はどーでも良くなるくらいに素晴らしいです。チャンスは七光りでも、受けた称賛はライザ・ミネリの実力。天才の遺伝子って言うと俗物感はあるけれど、この母娘を見ると、あるよね、って思います。
少女時代のMGM幹部との間の醜聞なんて、みんな知ってるよね。4度も5度も結婚と離婚を繰り返すなんざ、どんだけ?って思うよね。それでも尚、ジュディ・ガーランドが人々に愛され続ける理由はさ、アレですよ。彼女から貰った感動や夢や勇気への感謝。
言葉で言うと、そっけなく聞こえるかも知れないけれど。皆さん、記憶有るでしょ?経験有るでしょ?大好きな「レコード」を擦り切れるほど聞いた思い出。新しく作るプレイリストに、ついつい何度も選んでしまう、お気に入りの曲。そう言うやつ。大好きで大好きでたまらない歌とか歌の一節とか、映画とか映画のワンシーンとか。
ちょっと古すぎて申し訳ない気はするけど、Over the Rainbow とOZ は、そうやって人々に愛されたモノだったんでしょうね。OZは1939年の作品。アメリカはその後、太平洋を越えてアジアへ。大西洋を越えて欧州へ。WW2へ兵士を送り込みます。OZとジュディ・ガーランドの歌声は「最後の平和」を象徴するシンボルだったんかも知れまへんな。
期待値☆3くらいで劇場に出かけたんです。いや、下手すりゃスルーでも良いかなと。アカデミーで客寄せする映画は嫌いだから。スルーしなくて良かったです、マジで。レニー・ゼルウィガーの絶演には、ただただ驚嘆する。これはオスカーに値する。と言うか、まさに彼女は、この映画の全てであるし、映画の全ては彼女のためにあった。間違いなく!
火曜の深夜、ジュディを出待ちしていたゲイのカップルが泣かせ役ですよ。破壊力抜群ですよ。ヤラレマシタよ。完敗ですよ。ハンカチは最低限準備してくらはい。涙もろいあなたはハンドタオルね。俺はたまたまタオル持ってたのでラッキ!どした。
良かった!とーーーーーっても!
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