「And walking have to be enough... it 's all about "Hope". ハリウッドの光と闇(主に闇)」ジュディ 虹の彼方に アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
And walking have to be enough... it 's all about "Hope". ハリウッドの光と闇(主に闇)
辛い。もう「オズの魔法使」を癒される~っなんて思って観れなくなりました。天真爛漫に見えるドロシーを演じてた舞台裏ではあんな事になってたなんて。ジュディ・ガーランドを見る目が変わってしまいます。最近本作に目掛けてジュディ・ガーランドの映画をちょこちょこ観てたのですが、これを観た後では純粋な気持ちでジュディの映画は観れなくなってしまいます。
何だか途中からジュディが痛々しくって。観客に笑顔向けてても無理して笑顔作っているんだろうなっなんて思えてしまって。時代とは言え、子役の頃から覚醒剤与えて無理矢理働かせてたって本当にハリウッドの闇の部分ですよね。そりゃ鬱にもボロボロにもなって早死にするわ。それでも光の部分が強すぎて飲み込まれてしまうんでしょうね。ショービズ界って恐い所や!
本作のレネー・ゼルウィガーはアカデミー賞納得の渾身の演技だったと思います。アカデミー賞の授賞式の時はレネーだったんですが、映画の中ではジュディでしたね。そんなにジュディに似てる訳でもないのですが、見事に演じきってました。そして、歌が上手い!色々とグッとくるシーンも多かった本作ですが、最後の「Over the rainbow 」で涙腺崩壊でした。
中盤のゲイのカップルのファンとのやり取りは唯一の癒されるシーンでした。ゲイである事が犯罪だと思われてた時代でジュディはゲイの人に対して偏見を持たずに接してたようで、LGBTの象徴のレインボー・フラッグの由来はジュディの「オズの魔法使」から来てるとか。そして、「Over the rainbow」はゲイの集会でよく演奏されるとか。ジュディは破滅型な人生だったかも知れませんが、時代を超えたアイコンになったんですね。
近大さん、コメントありがとうございます。
近大さんのレビュー10周年が本作で、この作品もジュディが積み重ねた事があれだけのファンを生んだ物語だったので、近大さんも一つ一つ積み重ねてレビュー・ファンを増やしていって下さい✨
この10年で約3000レビュー、で次の10年経ったら6000レビューですね‼️スゴい😲
コメントありがとうございます。
私もアキ爺さんの007レビューを楽しみにしております。
今日2代目を投稿されたようで、次はいよいよ初代ショーン・コネリーですね。
1年1年、また書き続け積み上げて、気長に次の10年目指したいと思います(^^)