私は、マリア・カラスのレビュー・感想・評価
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La Traviata!自由を謳歌する女よ。アメリカの市民権なんていらない♥
『La Traviata』
確かに20世紀を代表するオペラ歌手かもしれないが、実際には生声を聴いたわけではないし、出演した映画の『王女メディア』では歌っていない。
そして、21世紀へまたいで、既に23年も経ってしまった。従って、歌手としての評価はしたくない。
もう少しMETの敷居を低くして貰いたいと願っている。
映画を見る限り、彼女は晩年は歌手活動に明け暮れているのかと見受けられる。しかし、『オペラは演技が必要』とは、彼女もこの映画の中でも話している。
マリア・カラスの『マジック・フルート』が聞いてみたいものだ。
兎に角、日米欧の芸能人の関係なく、タブロイドな話はほとんど興味ない。(でも無いが)映画とかストーリーに悪い印象が加わる場合があるので、出来るだけ聞かないようにしている。出来るだけね。
我がオジキが好きでレコードは何枚か聞かされたが、ク●ガキの僕にはわからなかった。日本の番組に出演したのは覚えている。Wikipedi●で確認出来た。
まあまあだった
急にケネディーの奥さんのジャッキーが出て来たので驚いた。その後、BSのドキュメンタリーでジャッキーをやっていて、再婚の様子が語られ、その裏にあるマリア・カラスの存在が偲ばれた。
貴重映像だけで構成されていてけっこう単調で眠くなった。先日見たホイットニーのドキュメンタリーがえぐい踏み込んだ内容だったので、それに比べるとまだまだ上っ面って感じがした。ただ、マリア・カラスには全く馴染みがなかったので、すごいスターだったことが分かってよかった。
未公開の日記やビデオなどふんだんに盛り込んで貴重なのはわかったけ...
未公開の日記やビデオなどふんだんに盛り込んで貴重なのはわかったけれど、現代的な視点に基づいて構成されているのかなと期待してたのに(例えばフェミニズムなど)当時新聞を騒がせだ内容とかゴシップなどが制作者の頭から離れないみたいで、無難にまとめたって感じだった。マリア・カラスが家庭とキャリアの両立について悩んでいると吐露する画がたくさんあったのだからそのあたりが面白くやりようもあったのに。思うにもう少し最初の夫と愛人のギリシャ人富豪についても掘り下げらば可能だったのだろうけど、リサーチ不足なのかな?
すみません、途中寝ました。
音楽ドキュメンタリーは寝るらしいことを3本続けてやっと理解した?
すみません。
多分体調不良で舞台注視したらすげーバッシングされたところから、9年連れ添った不倫の彼氏が他の人と結婚してしまったところあたり寝てました。
映画出たりしてたんだー、とか、こんなに不躾な質問に答えないといけないんだーとか、女の人生観としてはやはり古いなーとか思いました。
素晴らしい歌声も、堪能できましたがいかんせん寝てしまってすみません、です。
個人マリアと歌手カラスが巧みな語り口で描かれている
オペラについても浅学で、20世紀の歌姫マリア・カラスについても知っていることは少なく、プライヴェートでは、20世紀の海運王オナシスとの間に恋愛関係があったことを知っているぐらいでした。
1970年米国テレビ番組でのインタビューを狂言廻しのようにして、カラスの過去を多くのプライヴェート映像で紡いでいきます。
冒頭のインタビューでも語るとおり、映画は個人マリアと歌手カラスを巧みに魅せていきます。
1950年代、ソプラノ歌手の筆頭に躍り出たカラスは、1958年1月2日のローマ歌劇場・ベッリーニ『ノルマ』の舞台を発声不調のため第一幕で降板してしまう。
その舞台には大統領も出席しており、非難はすさまじく、大バッシングに遭ってしまう・・・
というところから、反乱の人生が描かれ、海運王オナシスとの長期に渡る恋愛もすこぶる興味深い。
そして、人生のドラマを掘り下げるとともに、彼女の歌声を十二分に堪能することもできました。
とにかく、カラスの歌声の素晴らしいこと。
試写会だったので、通常の映画館よりも音響は劣っていると思うのですが、それでも彼女の素晴らしさは伝わってきました。
これまでにも彼女を題材にした映画はいくつか製作されており、フランコ・ゼフィレッリ監督の『永遠のマリア・カラス』(2002年)とジョルジオ・カピターニ監督の『マリア・カラス 最後の恋』(2005年)、フィリップ・コーリー監督のドキュメンタリー『マリア・カラスの真実』(2007年)あたりは比較的レンタルしやすいようなので、機会があれば鑑賞してみたいと思います。
なお、オナシスとジャクリーン・ケネディの恋愛をモチーフにした『愛はエーゲ海に燃ゆ』(J・リー・トンプソン監督、1978年)も観たいのは観たいのですが、こちらはVHSしかないので残念です。
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