「自分が生まれるちょっと前の話、、、。」ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
自分が生まれるちょっと前の話、、、。
テニスは20年前から夜中のウィンブルドンとかをジーッと見るくらいで、ここ数年の有名な選手は何となくわかるが、ボルグは知らなかった。
マッケンローは聞いたことある程度だったが、試合結果を知らずに見てかなり興奮し面白かった(笑)
タイブレークが導入されたばかりとの事で、もちろんビデオ判定やチャレンジシステムもなく理不尽や偏りのあるジャッジも横行してたのでは?とか勘ぐってしまう。
そんな中でキレるなと言うのも難しいもの。ましてや生活や人生が掛かってるんだから。
また決勝にだけフォーカスしているのも良かった(決勝までのトーナメントはハイライト)
色々なスポーツはメンタルが大きな部分を占めると思うが、テニスも例に漏れず各々の選手はメンタルコントロールにも苦労していると言う側面。寄り添う家族やコーチも共に目標に向かって進む様子にも感動。
試合はやはりカットやワンシーンが多く、少し見にくい所も多かったが、まあそこはプロではないので目をつむりましょう(笑)
しかし演出はワクワクしたりドキドキさせる効果的なナレーションや、テロップが使われており楽しめた。
見る機会が減った気がするシャイア・ラブーフだが、プライベートのイメージが強くマッケンローのキャラがピッタリ(笑)
演技も素晴らしく、ただわめきたてたり、騒ぐだけではなく内に秘めた悲しさであったりが非常に伝わってきた。
テニスの素晴らしいドラマ性が描かれた素晴らしい作品だと思う。
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