「テニスを知らない人もOK。」ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
テニスを知らない人もOK。
小学生くらいだったけど、なんとなく覚えています。
特にラケットに八つ当たりや、暴言を吐くマッケンローとかね。
一つのことを極めた人というのは、ずっと努力してきたものを背負ってる。
ふたりの現在と過去が、交互に出てくる箇所がありました。
でもそこはわかりやすかったです。ボルグのジャージにはいつも「BORUG」って書いてあったしw。
「観客なんてクソくらえ!」「今日は誤審の日か⁈」と、プレーがうまく行かないことを八つ当たりするマッケンロー。
対するボルグはいつも冷静に見えるけど。じつはボルグも昔はラケットに当たったりして。
結構皆同じなんだな、と。
それをいかに乗り越えるか。そこの違い。
後半の決勝戦。野球みたいな熱のこもった実況に、その場に自分もいるような感覚。
ルールはなんとなくしか知らないけど、もう食い入るように観てました。
ボルグが休憩中に、マッケンローに言った言葉。
「素晴らしい試合だ、自分のテニスをしろ」。さすが王者の貫禄。
試合の結末は知っていても、その後の二人を知らない方。
「ほー」と納得すること多しでしょう。
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