「割れる眼鏡」グッバイ・ゴダール! 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
割れる眼鏡
映画監督J=L・ゴダールと彼の妻となるアンヌ・ヴィアゼムスキーを描く劇映画。原作はアンヌの自伝的小説。1967年に撮影中の『中国女』から物語は始まる。政治に傾倒していくゴダール。そして情緒的な五月革命がやって来て…
正直に言うと『中国女』を見てないでこの映画を見てしまっているのだが、まあいいよね。ところで、まだ監督は元気に生きてるが、こういうのを作られるのはどんな気分だろう?
ゴダール的な色彩・音響など目配せしつつアート寄りではなく商業映画的に作っており見やすい。お洒落な裸もあり。笑えるシーンがあるとは思わなかった。(車のとこ最高)
予想通り、一緒に暮らすには面倒くさすぎるゴダールであった。
劇中ではスルーされてるが、「中国女」の後に「ウイークエンド」と「ワンプラスワン」を撮ってるというのが面白い。これ余談。
コメントする