騙し絵の牙のレビュー・感想・評価
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満足した! その笑顔に騙されてはいけない!
大きな劇場に足を運ぶたび、予告編が流れていた。キャストの面々には惹かれていたが「騙し絵」というミステリアスな単語がやや引っかかった。ミステリーやアクションはあまり得意ではないからだ。理由は、いろいろな意味で途中でついていけなくなる気がするから。とはいえ、ずいぶんと派手なアクションシーンが多かった「奥様は取り扱い注意」は楽しめたので、いっちょ観ておこうかという気合いで、仕事帰りに劇場へ足を運んだ。
この作品は、ひとことでいうと「大手出版社の内輪争い」である。常務派と専務派の2つの派閥が、老舗文芸雑誌派とカルチャー誌派に分裂し、パイを奪い合う。老舗文芸雑誌派は、会社の「顔」として、品位とブランドを守り続けてきたプライドがある。それゆえ、これまでは優遇されてきた。しかし、発行部数は右肩下がり。そこに、先代社長の死という争いの火種が飛んでくる。
常務派は、過去の栄光にとらわれていた。それゆえ、文芸雑誌の発行部数を大胆に伸ばすための知恵がないし、これまでの型を壊して新たに創造しようという気迫もない。文芸文化を将来につなげていきたいという思いは強いが、それは「これまで自分たちが会社を支えてきた」という精神論に他ならない。
一方、専務派は、会社を建て直すためには、大胆な経営改革が必要であると主張する。先代社長の後継には、専務が選ばれ、それは実行される。専務派は、常務派の影響力をなくすため、文芸雑誌の発行回数を削減し、カルチャー誌へのてこ入れを図っていく。そこで、カルチャー誌の編集長として登用されたのが、速水輝(大泉洋)である。敏腕編集者として渡り歩いてきた経験を生かし、社の救世主としての役割を期待された。当初は文芸雑誌の編集社であった高野恵(松岡茉優)は、速水の誘いを受け、鬱屈した文芸雑誌派から半ば裏切る形でカルチャー誌へ異動する。カルチャー誌派の手段を選ばないやり方に対し業を煮やした文芸雑誌派も触発され、騙し合戦を繰り広げるのである。
この作品に対しては「騙し要素が薄い」というレビューもあった。あまり騙し要素が多くない、と。恐らくは、ミステリーをよく見慣れた人の感想ではないかと思う。どちらかといえば、ちょうど良いくらいではなかっただろうか。大どんでん返しというものがあったかなかったか解釈が分かれるが、ただ、キャストがそろいもそろって誰かを騙すということだけは、間違いなくいえる(もちろん全員ではないが)。しかも、テンポ良く。まさかこいつまでが…という展開もあり、やはり満足である。相手を騙していたつもりなのに、実は自分が騙されたということに気がついたときの悔しそうな顔を「メシウマ」と呼ぶのだろうか。多分そうなのだろうと思う。
ミステリーにおいて「どういう騙し要素があったか」を開陳することは、間違いなくネタバレにあたる。その点については触れず、印象に残った場面を紹介する。
それは、主人公・速水は「難しいけど、面白い」を信念に行動していることを、もう一人の主人公・高野に打ち明けたところである。これは、上司である速水から、部下の高野に対する人生訓のように思える。いろいろな現場で、いろいろなことを「やらかし」てきたから、時にもてはやされ、時に妬まれ、さまざまな感情を経験してきた。しかし、それでも、速水はやり続ける。もともと老舗文芸雑誌派にいた高野にも、いつかノーサイドで返り咲いてほしいと願っていたからこそ、そんな話をしたのだろうか。
ただし、忠告しておくと、こんなにしんみりとしたエピソードで幕を下ろすことは、当然ないのであった…。「その笑顔に騙されてはいけない!」
原作と全然違う!!!!
私は基本的に映画を観る前に原作の小説や漫画は敢えて観ないようにしているんです。「原作の方が面白かった」って映画を楽しめなくなることが多かったので自衛のためにそうしていたんですけど、本作は珍しく小説を買って読みました。小説も非常に面白かったのでオススメです。
結論、楽しかったです。出版業界大手の薫風社内で行われる派閥争い。原作だと速水の視点から描かれる物語を映画版では複数のキャラクターの目線から描き、数多の思惑が交差するストーリーに変えたのは面白かったと思います。
原作を読んだ上での感想なんですけど、本作の内容は映画オリジナルと言ってもいいくらいに、原作小説とは全く異なる作品でした。ストーリーも違うしキャラクターの関係性も違う。薫風社という出版会社の「トリニティ」という雑誌編集長が雑誌の存続のために頑張るという部分は一緒なんですが、その設定だけ持ってきてストーリーは全く違いますね。本作の主人公的な立ち位置にいる小説愛の溢れる高野恵というキャラクターは小説版だと権力のある人に近づいて取り入ろうとする強かなキャラクターですし、物語に大きく関わってくる速水の家庭環境などは映画では完全に排除されています。
原作改変に関しては、賛否両論あるかもしれませんが、私は賛成派です。小説をそのまま映画化するのはかなり難しいので、映画用に脚本を練り直す必要があるからです。本作の原作改変も私は概ね好意的に見ています。しかし「ここまで改変する必要があったのか?」っていうくらい原作の内容が残ってないので、全面的に賛同しているかと言われれば微妙です。
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出版不況の波にのまれる大手出版社の「薫風社」。会社を率いていたカリスマ社長が急逝し、社内では誰を次期社長にするかという派閥争いが勃発していた。コスト削減を謳う専務の東松(佐藤浩市)によって廃刊の危機に立たされていたカルチャー誌「トリニティ」の編集長である速水輝也(大泉洋)は、雑誌の存続のためにあの手この手で奔走するのであった。
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小説版と比べて登場人物が絞られていましたね。小説版ではトリニティ編集部員は全員名前が出てきてそれぞれに個性がありましたが、映画版では編集部員で名前が出てくるのは文芸畑から来た高野と文芸誌に憧れて速水に不信感を抱く柴崎くらいで、他の部員は登場するものの名前も出てこないしストーリーにもあまり関わってこない。
なにより大きな改変は速水の家庭環境について全く描かれていないこと。小説版の速水は完全に関係が冷め切った妻と中学受験を控えた大事な時期の娘を抱える複雑な家庭環境であり、何故速水が小説が好きになったかという幼少期の家族のエピソードなんかも出てきたりして、それらがストーリーにかなり関わってきます。しかし本作では全くと言っていいほど登場しません。それが原作読者からすると本当に驚いた部分ですね。
しかし、改変しているからつまらなくなっているとは全く思いません。むしろ、改変によって非常に分かりやすく見やすい作品に昇華されていたとも思います。二階堂や城島咲などに小説掲載してもらうために交渉をするシーンがありますが、あの軽妙な描写や演出は、やはり実写で大泉洋が演じないとできない芸当でしたね。原作だと結構重いシーンとかシリアスなシーンとかあるんですけどそういうシーンも大幅にカットや改変されていましたし、大泉洋のキャラクターによるものなのか全く重さを感じさせない内容になっていてかなり観やすかったです。
ただ先にも述べたように「ここまで改変する必要あったのか?」ってくらい原作からの改変がありますし作品の雰囲気も違いますので、もしかしたら原作を楽しんだ方からすると不満がある内容かもしれませんね。しかし私は「原作小説のシリアスな雰囲気も映画版のコミカルな雰囲気もどちらも楽しめて一石二鳥」だと感じましたので、個人的には結構楽しめました。
原作を読まずに観ても面白いと思いますし、原作を観た上で映画の原作改変を探しながら観るもの面白いと思います。オススメです!!
06 大どんでん返し
本好きは騙されない
会社に尽くすな会社を利用しろ
とある出版社のお家騒動の話
豪華キャストの騙し合いバトル的な予告編を見た時からこの映画にはいい感情が沸かなかった。
ラスト何分の衝撃とか、あなたは絶対に騙される、驚愕のラストとか予告編で言われると、身構えてしまうのは私だけではないはず。
余計な事を言わなければすんなり驚けたし騙されたのに・・・
天邪鬼な感じで絶対騙されないようにしようと気を張りつつ鑑賞。
冒頭から意味深な感じでスタートするのだが、なんだろう純粋に見てられない、何かノイズを感じる。
予告編を見たからか、この映画にいい感情が沸かないからか、映る物全部がウザい、演技、背景、カットなどが気に入らない感じがする。
やばい、変なスイッチ入っちゃったかな~なんて不安になっていたのだが、自然とそんな負の感情はほぐれていった。
役者の安定感とストーリーのテンポのよさにどっぷり物語に浸かってしまった。
騙し合いも出版業界の裏側もお家騒動も雑誌存続も消えた作家も全部の要素が面白い。
騙し絵は一つ一つのパーツは独立しれるけれど全体でみると一つの作品になってる。まさにタイトルがストーリーを物語っている。
自分は騙されなかったけど裏切られました、いい意味で。
大泉洋は昼行燈役が似合いますよね。
ひょうひょうとしていながらちょっと隙があったり、憎めない。
得体のしれない新編集長役良かったです。
松岡茉優も真面目で熱い担当編集としていい味出してました。
大物作家に瞬きしないでダメだしするところとか、目がもう怖かったですね。
ワイン飲みすぎて酔っぱらう演技とか、本当にグデングデンな感じ出ててまいしたね。
國村隼、佐藤浩市、リリー・フランキーなどを贅沢に脇役で使っていて作品全体がガッチリとまとまっていたし安定感がすごかった。
脇役の中で一番光ってたのは池田エライザですね、美人モデルともう一つ顔、いいキャラクターでしたし、しっかり演じ切ってたと思います。
佐野史郎が出てる映画を最近ちょくちょく見てるんですが、とってもいい役者さんですよね、
安心できる優しい役もできるし、卑怯な小物にも巨悪な権力者にもなれる。
佐野さんを見てると図らずもワクワクしている自分がいます。これからも注目していきたいです。
あと塚本信也監督ですね、なんでこの人はこうも優しさがにじみ出てくるのだろう。
撮ってる作品は結構硬派だしハードだし、どちらかと言うと強面だと思うのだが、優しいんですよねセリフも表情も動きも。癒されます。
そう言えば森優作は「野火」で塚本監督と仕事してますよね、森さんも最近いい映画出てるの見かけるし人気上昇中ですね。
そんな二人が同じ映画に出てるなんていいめぐり合わせです。
個人的にこの映画での一番グッと来たシーンは
大泉洋がコーヒーカップを投げ捨てるところです。
一杯食わされた感、くやしさ、最高によかった。
あんまり見れない大泉さんのシーンな気がします。
伏線も持てあますことなく納得できる回収でしたし、どんでん返しも気持ちよく、予告編での不快感をはねのけるほどの面白い映画でした。
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劇中セリフより
「日本で勝負しちゃだめですか」
世界は広い、そして可能性がひしめき合っている。
日本は狭い、そして可能性がひしめき合っている。
日本一になったらつぎに世界一を狙うのが手順だと思ってたけど、どうもそういう時代じゃないようですね。
世界一になってから日本一を目指してもいい。むしろ世界一より苦戦するかも知れません。
ちょ、待てよ!
と、エンドロールを呆然と眺めながら思った。
映画、序盤は面白かった。
(太宰とチャンドラーのMIX、是非読みたい(笑))
半ばも小気味良く、面白かった。
全113分、100分超えた辺りも面白かった。
でもね?何これ〜?
これで終わりなの?
起承転、の転に差し掛かった辺りでブツッと終わって、転のメインと結が無いじゃん!
あとは観客のご想像にお任せします、ってか?
こっから、速水の真骨頂が展開されるんじゃないのかい!
「ちょ、待てよ!」もしくは
「なんじゃ、こりゃあああ!」と叫びたくなった。
「罪の声」に続いて、このままでは塩田武士という作家を嫌いになってしまう。すぐにシアターを出て、書店で原作を購入し、一気に読了した。
そして、本日2回目の
「なんじゃ、こりゃあああ!」を胸中で叫ぶ羽目になる。
だってね?
だって、あまりにも!
あまりにも「原作と違い過ぎる」んだもの!
一体、どこが「原作」なのよ?
一致してるのは主人公・速水。
あとはトリニティ編集部員の名前と二階堂先生の名前くらいじゃない?
(「名前」だけであって、速水以外のキャラクターは別人。特に高野恵。完全に別人)
もう、全っ然違う話じゃん、これ。
原作、面白いよ?なかなか。
特にね。「エピローグ」が実に良い。
「ちょ、待てよ。結がないよ(ややドスを効かせるギリ手前の低声で)」
と不完全燃焼だった想いが、無事に昇華致しました。
全然、違うストーリーだけど。速水という魅力的な人物を深掘り出来たから、まぁいいや。
(原作ラストの速水の勝利は、洋ちゃんはもちろんのこと、ロバート・ダウニーjrが演じても似合いそう。)
とゆーわけで、本作は吉田大八&楠野一郎バージョンの「アナザーワールド騙し絵の牙」でした。
結論。
吉田KIBAは、大衆娯楽大作。(ストーリーがタイトルと全然関係ないから、タイトル絡めるために、KIBA計画を無理矢理取ってつけただけ、って感じ)
塩田「騙し絵の牙」は、原作通りに撮ったら単館系ニッチ層向け作品になるだろね。(こちらはちゃんとタイトルの意味、あります。)
文壇&出版業界には思い入れがある。
個人的には非常に好みの作品であった。
原作ではきちんと、速水の行動原理、人格形成の基盤、守りたかったもの、40代男性の切なさ、やるせなさ、いじましさ、哀切、葛藤など共感を呼ぶ人間心理が描かれていて良かった。
映画も面白かったけど、コース料理のメインに一口、手をつけたところで皿を取り上げられちゃった感じなので大幅減点しちゃおうかな。
今回は原作に軍配を上げたいと思います。
(って、4階(映画)と5階(原作)で何やってんだかねぇ。惜しいなぁ。
数字取りに行く為には、こういう作風にするしかないのかなぁ・・・)
追記
二階堂先生は筒井先生ですよね(笑)
パーティーで山積みになってた、高野チェックの本は「聖痕」だろうし、ワインでも確定。(原作にはワインは登場せず、ヘネシーになってましたからw)
薫風社は角川オンリーではなく新潮社を足して2で割ったのかな?と。だから速水はFOCUSも自由に利用出来た。
トリニティはダ・ヴィンチ、なんとかオンライン(アップターンでしたっけ?)はフォーサイト、小説薫風は小説新潮+野生時代。
でも、なんとなく5階=新潮社、4階=角川でしたね(笑)
(最後、5階潰してるしw角川の本だから仕方ないか)
それほどの騙しあいではなかったが、不覚にも
それほどの騙しあいではなかったが、不覚にも、大泉洋がかっこよく見えてしまった(笑)。
ちゃらんぽらんに見えるように行動していた大泉洋ではあったが、実は裏では冷静に計算していたという話で、純粋に楽しめました。
めちゃめちゃ面白いです。
転んでも
大泉洋を当て書きした小説を原作にした映画。ダヴィンチか何かで映画化...
観て良かった
採点は伸び悩み。
騙し合いのどんでん返しを期待したが、落ち目の出版社の生き残りをかけて引き抜かれてきた熱血な速水が雑誌を手掛かりに立て直すというもの。
これ、主人公は松岡茉優だと思うくらいの活躍ぶり。最終的には勝ち組か!?と思わせる。
どんでん返し、騙し合いの場面と言えば、小説の連載をどっちの雑誌でするのか、というところあたりでそれ以外は割とスムーズに進んだような気がする。
騙され始めは予告編から?
本当に騙されたのは
うーん、期待させすぎちゃったかなぁ。その反動かな。
今年52本目(合計118本目)。
もともとは去年(2020年)に予定されていたものの、コロナ問題が勃発して1年延びたようです。
原作はあるとのことですが、私は読んでいないです。
ただ、かなりの自信作だったようで、どの映画館でも予告編ですごくCMを流していたし、放映の1週間~2週間前になるともっとこう「見たくなるなぁ」というようなCMで、それはすなわち「誰が何を企んでいるのかわからない」という、あの表現でいう「騙しあいバトル」を多くの方が見たかったのだと思います。
ところがその描写は少なめで、しかもヒントになる描写はほとんどなし(まったくない?)。ラストになって突然出てくる人がカギを握っているのですが、この人序盤に出ましたっけ…?
ただ、題材としているのが「出版会社」で「小説か雑誌か」「デジタルか紙媒体か」という、わかりやすい題材がテーマであるため、何がなんだかわからない、ということもないです(舞台は日本のようですし)。
とはいえ上記のこの「騙しあい」という点に関してだけ言うと、確かにあるのはあるのだけど、量としては少ない(正直、エンディングの30秒前でもひっくり返ると思っていた)のは確かで、26日の週でどれを選ぶかと言われたらやはりこれが第一候補になると思うのですが(あえて言えば「テスラ」でしょうか)、「ちょっと」外したかなぁ(「騙しあい」というのを強調するのなら、もっとそこに徹して欲しかった)という印象です。ただ、積極的な悪意は感じられないし、原作が存在する以上、それを無茶苦茶改変するわけにもいかないので、そこは減点の対象としては低めにしました。
採点は下記の0.4で、七捨八入で4.5としました。とはいえ、26日の週でどれ行くか迷ったら、一つの候補になると思います(まぁ、この週はテスラだモンハンだ、色々競合枠がありましたからねぇ…)。
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(減点0.2) 上記の通り、予告編CMで「騙しあいバトル」という点を強調して宣伝した割には、一応それは感じられたものの、そこまで強調するなら、本当に「ラスト30秒までわからない」くらい100回くらい(言い過ぎ?)どんでん返しがあっても良かったのかなぁ、とは思います(もっとも程度問題で、頻度が支離滅裂だと視聴者は混乱する)。とはいえ、これは「騙しあいバトル」をうたうのであれば、ちょっと少なめかな…。
(減点0.2) ラスト近い部分。刑務所と思われる場所に面会に訪れるシーンがありますが、いわゆる面会室ではなく、どうも懲役刑で作業をする場のように思えます(面会室があんなに広いはずもないし、面会室に明らかにおいていないだろうものも置いてある)。
そしてこういう面会では電子媒体(ネタバレになるので詳細は省略)は持ち込めないはずだし、面会時間は手錠をはずすルールになっていたはずです(少なくとも一般的な刑事ドラマではそうなっているし、それが法律上正しいはず。刑訴法には書いていないっぽい。各刑務所の暗黙の取り決め?)。
この「面会が不自然」という点はかなり強く感じた(特に電子媒体の持ち込みなんて、何かあったら誰が責任を取るの?というレベルになってしまう)のは確かです(しかも、日本の刑務所とは思えないほど「汚い」のも気になるところ。おそらく懲役刑で作業をする作業室でやっているから、なのでしょう)。
もちろん、「塀の中のルール」なんて知らない人のほうが多いし、積極的に知るものでもないとは思いますが、「電子媒体を持ち込んで面会」というのは明らかに不自然で(それをどこの刑務所なり収容所が許すのか…)、ここはかなり違和感がありました。
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面白い!
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