「大泉洋ありき」騙し絵の牙 momoさんの映画レビュー(感想・評価)
大泉洋ありき
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大泉洋のチャーミングさが当て書きだけに最高に生かされている。
松岡茉優やリリーフランキーの安定感。
そして、池田エライザの危うげな美しさが映像に花を添えた。
佐藤浩市はタバコを吸う昔の男だ。営業から叩き上げであの地位まで上り詰めて尚、雑誌購入者を競馬馬のように見つめているところが面白かった。
騙し絵の牙というタイトル的にはそんなに騙された感じはしないのだが宮沢氷魚には騙されました。
リアルタイムの出版業界あるあるネタが、なかなか楽しめました。
これから目まぐるしく変わっていくであろう出版業界を鑑みて数年後この映画を観たら、感慨深いかもしれないなと思いながら観ました。
テンポよく楽しめて、鑑賞後は楽しいと思うことを仕事にしたいとしみじみ思いました。
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