劇場公開日 2021年3月26日

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「悪しき伝統とおもしろいアイディア」騙し絵の牙 llさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0悪しき伝統とおもしろいアイディア

2021年4月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

日本は大手企業、スポーツチーム、国会などの、悪しき伝統にとらわれ、革新的なアイディアや提案が乏しい組織で溢れている。

主人公の高野は冒頭から悪しき伝統の中に潜む革新的アイディアにきずき、自分の考えを持ちながら仕事に打ち込む
もともとあった、自分の中の固定概念に疑問を持ち、速水という上司から良い部分を盗む
設定はルーキーだが、ビジネスマンとして最高の人材であり見本だ

過去の物は、新しい建物が建ち並べば、すぐに思い出すことはできず、常に記憶はアップグレードしていく

悪しき伝統はすべてが悪いわけではない、
古びた本屋にも、人間が知恵を使って築いてきた良い部分があり、現在の『面白い』アイディアと融合して革新しなければならない

今後は、固定概念にとらわれず、常に『面白い』アイディアを追求して仕事をしていきたい

追記
エンドロールについて、書籍をテーマにした映画はたくさんあるが、この映画のそれのアイディアはとても『面白い』と感じた
また、本屋に行ってトイレに行きたくなる気持ちに共感、この映画鑑賞中も行きたくなった

Eeee