ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間のレビュー・感想・評価
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小さな体に大きな勇気
主人公が蟹、アレルギー持ちの子供、透明人間。三作品とも、私が見たことのない題材で新鮮でした。
物語は短いですが、その分簡潔にまとまっているし、声優には有名な役者さんが起用されていますが声に違和感を感じることもないし、音楽も良かったです。見終わったあとは絵本を読んでもらったような、暖かい気持ちになれます。
余談ですが、私は蟹を飼ったことがあるくらい蟹が大好きなので、あの兄妹が可愛くてたまらなかったです!
ポノック最高❤
○カニーニとカニーノ
カニの家族の物語で、楽しめました。米林監督作品なので冒険物の要素が盛りだくさんでした。
○サムライエッグ
タマゴアレルギーの男の子の話でした。お母さんの声が、尾野真千子で関西弁なので親近感を覚えました。
○透明人間
透明な男のはかない話。シュールではかなさが自分的には好きな作品でした。
ペンギンハイウェイとは、次元がちがうくらい面白しろいです!
短編ですが、何を描きたいのかわかりました!
もう少し、時間をかけて欲しかったです。残念です。
綺麗で癒され、最後は渋かった。
「ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間」鑑賞。
*概要*
米林宏昌監督手が立ち上げたスタジオポノックが、新たに送り出す短編レーベル「ポノック短編劇場」の第1弾。
「カニーニとカニーノ」
*概要*
カニの兄妹の冒険を描いたファンタジー。
*声の主演*
木村文乃
鈴木梨央
*感想*
全体を通して、絵がとても綺麗で、キャラクターも可愛かった。セリフのほとんどは名前や喘ぎだけでしたが、十分話しは解ります。
どうしてカニなのに人間なんだ?って若干、疑問に思いましたが、感動も味わえたので、良かったです。(^^)
「サムライエッグ」
*概要*
たまごアレルギーに悩む少年と母親の愛情を描いた人間ドラマ。
*声の主演*
篠原湊大
坂口健太郎
尾野真千子
*感想*
見た瞬間、衝撃受けた。それは何かというと、絵です。カニーニとカニーノとは全然絵のタッチは違いますが、なんかこう…癒される。主人公の男の子がめちゃめちゃ可愛くて、タマゴが食べられない苦悩が細かく描かれ、それプラス母親との愛情もしっかりと描かれていて、ほっこりしたし、めちゃめちゃ良かったです!
「透明人間」
*概要*
誰にも見えることがない透明人間の青年の孤独な奮闘を描いたアクション。
*声の主演*
オダギリジョー
田中泯
*感想*
ん~この短編はイマイチでした。どうして透明人間なんだ?あの老人は一体何者なんだ?意味不明なことが結構ありましたが、絵は好きです。渋くて、アクション面はそんなになくてあまり面白くなかったです…。
個人的には「サムライエッグ」が一番好きです!\(^^)/
小さくたってみんな英雄ばかりだよ!
完成披露試写会の日が誕生日だなんて!
アニメ映画大好き女としては、運命的な日になりました(^^)
なんてったって、スタジオポノック作品なのですから面白くないわけがない!(笑)
短編が3作品ありますが、どれもこれも粒ぞろいの名作ばかりでした。
スタジオジブリでお馴染みの米林監督。
高畑勲監督の右腕だった百瀬監督。
宮崎駿監督の中心を担った山下監督。
どの監督の作品も、とても素晴らしく甲乙付けがたいのが難点…!
『カニーニとカニーノ』は、ジブリ美術館の短編映画から飛び出してきたかのような名作!
水の流れ、水の粒、光の反射、その自然の美しさを、ここまでアニメで鮮明に描けるのかと驚きました!
観ているだけで圧倒される、そんな魅力的な作品でした!
『サムライエッグ』は、いのちの強さを描いた作品。
柔らかなタッチで、高畑勲の『かぐや姫』のような雰囲気かと思いましたが、内容は現代を生きる少年の息吹のような命の尊さを感じます!
母と子が奮闘しながらも元気に生きる姿に、生きる希望と勇気をもらえました!
途中、思わず涙ぐむ感動シーンもありますので、感動したい人にはオススメです!
『透明人間』は、前二作とは打って変わってダークな印象。
突然透明になってしまった男の日常を描いた物語です。
透明人間って憧れますが、いざなってみると意外シビアな世界。
苦労や悲しいことがたくさんあるのが現実なのかもしれません。
大人の世界観を楽しみたい方にオススメ。
今回は完成披露試写会ということで、たくさんのゲストが登壇されました!
一番印象的だったのはなんと言っても、木村文乃さん!
あの溌剌と笑顔と、可愛い発言に終始メロメロでした(^^)
隣にいた鈴木梨央ちゃんとの仲良しな雰囲気も素敵でした。
隣にいた尾野真千子さんの姉さんっぷりも良い味出してます(笑)
さらに隣にいた坂口健太郎さんは、若い女性のの黄色い悲鳴に、終始困り顔(笑)
そして、田中泯さんの渋い独特の雰囲気にも圧倒!
それぞれの特徴が存分に現れた和やかな試写会でした。
それぞれの作品のキーワードを元に、作品の魅力を語ってくれた監督の方々、そしてキャストの皆さんに拍手!
さらにさらに、スペシャルゲストとして、木村カエラさんも登場!
このポノックのエンディングの音楽を作ってくださり、その場で歌まで歌ってくださいました!
元気一杯の雰囲気と、可愛い歌詞にウキウキワクワクしちゃいました(^^)
これからのスタジオポノックがますます楽しみにってくる、そんな素敵な作品の数々ばかりです。
最後に…。
実は高畑勲さんがこのポノックの4作品目を製作途中だったとのこと。
惜しくも亡くなってしまったのが残念でなりません。
プロデューサーも、高畑勲さんのことを悼みつつ、作品の完成の喜びを語っていました。
幻の4作品目観たかったなぁ…。
草葉の陰から高畑勲監督が、この作品の完成喜んでくれていることを願っています。
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