「一本一本がもう少し長い作品でも良かった。」ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間 ghjkkさんの映画レビュー(感想・評価)
一本一本がもう少し長い作品でも良かった。
クリックして本文を読む
二十分ほどだが三本ともすべてアニメとしてしっかり完成している。一本目は水とか骨とか魚の色合いが美しく視点がカニだからこその水中の透明度や魚や鳥の巨大さをアニメによって再現されたのが新鮮だった。ファンタンジーともいえる。個人的に三本目が一番好きだった。透明人間が強風によってすっ飛ばされるから消火器を重りにしているという発想がバイクで走っている疾走感が見終わった今でも頭に残っている。二本目の作品にも少年が走る場面がある。アレルギーに侵され痛みから逃れようと衝動的に走る場面だ。三本とも内容はそれぞれの日常が基となったものである。生きていくのに三者三様抱える苦労に対し努力しておりある種端からみたら英雄のように見えるんだろうと思った。
コメントする