「ドタバタ劇ながらも、旧ソ連の闇を描いた作品」スターリンの葬送狂騒曲 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
ドタバタ劇ながらも、旧ソ連の闇を描いた作品
1953年のスターリン死去に伴う、ソ連政権内での権力争いをコミカルに描いた作品。ロシアでは、上映禁止となって話題になった。
旧ソ連を描いた作品なのでロシア語の作品かと思えば、英語の作品。しかも、ロシア語風の英語ではなくて、もはや、普通の英語。ドキュメント風にと言うよりも、むしろ、ブラックコメディ作品なので、それでいいのかも。実際、かなり凄い事を言っているのに、クスクス笑いが劇場内で、何度か出ていました。
いやぁ、でもね。完全に茶化していますね。“一応”旧ソ連時代と体制を一新したとはいえ、ロシアで上映が禁止されるのもわかる気がします。って言うか、いまの指導者の事を暗喩しているのかもしれないし・・・・
中々面白かったです。ブラックなところが、イギリスっぽい映画でした。
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