劇場版パタリロ!のレビュー・感想・評価
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コレジャナイ…
原作やアニメがおもしろく、「パタリロ」の映画化には期待していましたが、本日やっと地元映画館でも公開となり、さっそく鑑賞してきました。開始早々、見るからに安っぽいCGと合成をふんだんに使い、昭和感を前面に押し出し、平成生まれをなで斬りにするような潔さはあっぱれでした。パタリロ、バンコラン、マライヒといった主要キャラも、ビジュアル的によく寄せていたと思います。 ただ、それらが「パタリロ」の世界観を構築できていたかというと、どうにもそうは思えませんでした。主要キャラのビジュアルは悪くないのに、キャラ設定が違いすぎて、笑いのポイントが自分の感覚とは大きくずれている感じでした。主演の加藤諒くんが体当たりで演じているのは伝わってくるのですが、力が入りすぎてドタバタした印象で、これは青木玄徳さん演じるバンコランも同様でした。その結果、バンコランがクールに吐く毒舌をパタリロがとぼけてかわす、漫才のようなやりとりが魅力なのに、そこが大きく損なわれてしまったのは残念でした。 また、チープなセットを用いて中途半端なミュージカル仕立てにしたこと、脈絡のないシーンをポンポン放り込んでいたこと等も、自分にはマイナスポイントでした。舞台作品の映画化ということで、それを生かした演出なのか、尺や予算の都合なのか知りませんが、全体的にクオリティが低く、残念ながら映画館まで足を運ぶ作品とは思えませんでした。 久しぶりに「パタリロ」の世界観に浸りたいという思いから鑑賞してきましたが、大がかりな学芸会を見せられたようで、コレジャナイ感がぬぐえない作品でした。「翔んで埼玉」がおもしろく、本作も期待していただけに、とても残念でした。
最高!(観る人を選ぶけど)
すんごく面白かった!こんな映画観たことないし、あっという間に終わって、もう一回観たくなる。
上映館と回数が少なめなのもあって、毎回ほぼ満席。
おじさまや、おばさまとそのお母さまとか、20代くらいの女性もパラパラいて客層が幅広く、時々漏れる笑い声が印象的。
パタリロ知ってる人で、ミュージカルとBLが「生理的に無理!」な人でなければ、是非観てみてほしい。
ちなみに、個人的に好きなポイント
★静寂な星空からいきなり「劇場版パタリロ!」の題名がでて
テーマ曲(加藤くん歌うまい!)が大音量ではじまるところ。(毎回キターッ!ってなる)
★説明をおとなしく体育すわりで聞いてる殿下
★バンコランが原作よりマライヒのこと好きなのダダモレ
★殿下の七変化(なぜか女装系が特に似合ってる)
★マライヒとバンコランの衣装が素敵。何種類も見れてうれしい。
(マライヒのお洋服おなか見えたり透けてたりでドキドキ・・・)
★ミーちゃんレコード(歌詞が表示される映画初めて見た)
★渋いタマネギの先輩方
★最初ちょっとたくましいかな?と思うのに、観ているうちに
どんどん可愛く色っぽくみえてくるマライヒ(でもちゃんと男性なのが素晴らしい)
★バンコランとマライヒの殺陣
★バラ園でのマライヒの微笑み(私一応女子ですが絶対真似できない)
★最後の最後がバンコランに殴られるパタリロで終わるところ
こんなに面白いのに、パタリロ好きを公言していないしBL要素強めなので、友人を誘えないのが残念。
この世界感大好きだし、個人的にはやり直しができる世の中であってほしいので、
是非是非このメンバーで、映画でも舞台でもなんでもいいから続編やってください。
つける薬の無い映画
よく褒め言葉で「良い意味で酷い」みたいなコメントを見るけど、これは本当に酷かった! 駄作なの? 違う。たぶんだけど、酷い映画を目指したんだと思う。 効果や文字がとにかくチープ! 話しは全然進まず、脱線、無駄な描写のオンパレード。 CGは日清のCMの方がまだマシ。 アニメパートに至っては映画なのにgifアニメ。 正気の沙汰としか言いようがない。 歌のシーンではレコードジャケットの様な写真が出てきて、カラオケみたいに歌ったとこの色が変わる。 スタッフの「この場面、これでどうかな?」「イヤ、まだカッコいいわ。こうしよう」「うわっ!だっせ~!」みたいな声が聞こえるよう。 キャストも無駄に豪華。 声優陣は大谷育江さん、大塚明夫さん、浪川大輔さん、関智一さん、高橋広樹さん。 件のカクカクアニメとアホなCGにだ。 全員、主役張れる人たちですよ。 バカなんですか? 俳優陣に至っては松村雄基さん、近江谷太朗さん、木下ほうかさん、池田鉄洋さん、須賀健太さん、鈴木砂羽さん、そして西岡徳馬さん、哀川翔兄貴。 本当にバカなんですか? バカですよね? バカですって言え。 こんな突っ込みだらけの映画なんで最初っから応援上映にしなかった? マイナスはそこ。 これを大人しく観させられるって地獄かよ。 本当に勘弁してください!
面白くなかった。笑えなかったし感動しなかった。
笑うにしろ泣くにしろ感動したくて映画館まで行くのだから、何かで感動させてほしかった。 荒唐無稽なら荒唐無稽でいいから、やりきった演技をみたいし、ミュージカルな部分が出てくれば踊りにも期待してしまう。 残念だが中途半端なものを見せられた印象。 続編あっても、観に行かないと思う。
パタ世代は嬉しい
てんこ盛り、でした。
北島マヤ!月影先生ー!って、なりました。
クックロビン音頭の元ネタが知れるとは。
あと、マライヒかっわいーねー!男子なのを忘れかけた。
パタリロの世界観とはまた違う感じのドタバタ感で、脱力しました。
翔んで埼玉が大ヒットして、大々的にやるのかな?と思ったら、意外にも上映劇場が少なくて(まさかの、愛知県内1つのみ)、ビックリしたけど、中身を見たら、そりゃそうね、と思いました。
たぶん、R15指定並だと思う。
そして、パタリロを知らない人は、ついていけないとも、思う。
ちょこっとだけ、翔んで埼玉風味も練り込んであった。
ストーリーは、なかった。
ヒギンス三世が亡くなる前後から、パタリロ戴冠式までのお話。
そして、バンコランの過去や、マライヒとバンコランの出逢い、タマネギ部隊が結成された時の話、国際ダイヤモンド輸出機構のこと、、と、
パタリロの、前提を詰め込んだ感じ。
物語はここから始まる。ところで終わった、という感じ。
今はもうほとんど見ない、ゴキブリ走法を見られて嬉しかった。
続編はなさそうな、気がする。
もし有ったら、見るだろうけども( *´艸`)
子供にはわからないわな。
子供(12歳)が見たいと行ったので一緒に観にいった。
子供はパタリロ!を読んでいるのでまだ内容がわかってるだろうけど、他にもっと小さな子らがいたけど落ち着きなかったし、意味もわからなかったんだろうなぁ。
まぁ、時代が違うから今は子供向けではないのだろうな。
まさしく内容は無いようって感じw
最後のもうすぐ100巻の所はそのまま舞台のを使ったんだろうけど修正して欲しかったなー
101巻出た後だからね。
まぁ、青木のせいにしておこう。
何を見せられたんだ……?
なんでもありの、常識や先入観が通用しないハチャメチャ映画。 ツッコミがもはや追いつかないほどのシュールなボケが延々と繰り出される。 元の舞台作品が紀伊国屋ホールという小さめの劇場だったこともあり、雰囲気はミニシアターの面白さに近い。 「ちゃんとした」コメディ、「ちゃんとした」構成の映画を求める人には合わないだろうが、ハマれば2度3度通いたくなる中毒性の高い作品。 役者の魅力も良い。 プロモーションでは加藤諒のパタリロ再現度が主に挙げられていたが、バンコランとマライヒ、タマネギ部隊といった役も特徴的な役柄なのに見事に演じられている。 顔とスタイルが良いだけではない、アニメ版へのリスペクトが込められたバンコランの台詞回し。 目線や指先ひとつまで可憐でかわいらしく、だがあくまで「殺し屋」の「少年」であるマライヒ。 彼ら以外は考えられない。 アクションシーンもあるが、舞台慣れしているので殺陣の経験も豊富。見応えがある。 タマネギ部隊もあのひし形口と美少年のギャップを良く再現されているし、それを表現するシーンであれだけ笑いが取れるのか…と初めて見たときは度肝を抜かれた(舞台を見ているのでこれは舞台初日の話になるが)。 そして、映画ならではの追加シーンは本当に意味が分からない(褒め言葉として)。 なんでこんなシーンが生まれた? なんでこんなシーンを入れた? 低予算映画だそうだが、貴重な予算を追加シーンへふんだんに注ぎ込んだのは壮大なボケすぎてどうかしているとしか思えない(褒め言葉として)。 このレビューを読まれている人には、 DVD化を待たずに観てもらいたい。 ぜひとも、正気をなくして大画面で観てほしいと切に願う。
マライヒ綺麗
面白いよ。敢えて劇場で観るかって言われると、どうかなあと思うんだけど。 加藤諒も好きになったし、原作《パタリロ》って良い作品なんだろうなって思ったし、魔夜先生おもしろいね。 色んなことを詰め込んだ脚本はすごいなと思ったよ。
ミーちゃんのご家族が
揃ってご尊顔をさらしておられて草 は、さておき。 予想どおりの努力賞レベル コスプレ感は熱演に圧倒されて慣れたけど、パタリロのギャグセンスとは違ったベクトルの笑いを入れるのは残念。 魔夜峰央の世界は静かなドタバタ。新喜劇なノリでやるのは違うと思う。壮大なパクリはアリだけど、たぶんSWは選ばないじゃないかな。 とはいえ、観客のノリはあたたかく、気づけば同年代の人ばかり。そこも草生えました。
シラナイセカイ
中毒性がかなり高い楽曲が盛り上げてくれます!
キャスト陣の再現度が非常に高いです!
これこそパタリロの世界というぐらい、、、
舞台メインに仕上がってますが、
そこがちょいちょいツボ、、、
アニメの映画観に来てたっけ?SF映画観に来てたっけ?といろんな世界にタイムリープ出来る作品です。
福田雄一とカメ止め好きは絶対楽しめる
低予算映画の良さをこれでもかと詰め込んだ娯楽作品。コンプライアンスをぶちやぶったオフロスキー(監督は本当にオフロスキーの人) が美少年美青年たちと一緒にトンチキな踊りを繰り広げながら闇鍋パーティーやってみた、って感じの脳をドロドロに溶かしてく明るくて楽しいドラッグみたいな作品でした。 パタリロ!の訳のわからない世界に入ったモブとしての自分を追体験できるセルフ4DX映画。 こんなに意欲作なのに、上映館の少なさが勿体無いが、リピーター率高そうだしたぶん評判になりそうだから増えそう。
ビミョー
先程、観てきました。
舞台が良かったので、楽しみにしてたんですけど…もう一度舞台するで、良かったんじゃないかなぁ?と感じる作品でした。
ついていくので、精一杯で、作品の内容が入って来ず、最後の歌で良かったって思いました。
っうわけで、次回は舞台でお願いします。
楽しみにしてます^_^
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