ラストラブレターのレビュー・感想・評価
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アップルコンピューター♥️
大して親しくないガキの頃の友達で、同棲をしていた友達がいた。六義園の前の下宿で、二人で住んでいた光景が僕の頭に浮かぶ。さて、盆の休みで、
彼は房総の実家に一人で帰った。親に結婚の話をする様な事を言っていた。さて、盆明けで戻ると、なんとまぁ!彼女が消えてしまっていた。一切合切忽然と消えたのである。彼女とは同じ大学ではなかったので、僕等は彼女の出世すら知らなかった。僕等はね。しかし、大学に入ってまだ2年だったので、当の本人も彼女の出世を詳細には知らなかったようだ。
その余り親しくない友人は、大学の残り三年間、ボロボロの生活を送っていた。三年なのは留年したから。
一番良い青春の『春』。彼の夏の臭いはどうなったのだろうか?親しくなかったので、その後の事はあまり良く知らない。彼とのその他の思い出は、金をかけない麻雀を二日間一睡もしないでやった事くらいで、彼の下宿だった六義園の前の下宿。彼女が姿を消した後の麻雀である。僕も含めてみんなク○ガキだったのだ。
閑話休題
つまり、引きずらないって事だと思う。あれから、40年、彼と彼女はどんな冬を迎えているのだろうか。
パートナーの喪失なんて、一期一会の瞬間と思った方が無難である。
この映画、小津安二郎監督風に作るのは良いが、なんでMIN〇LTAで、なんでアップルで、なんで君ケ浜なんだ!!!みんな僕の手から消失した物ばかりだ。亡父もここら辺りに眠る。
カメラの露光時間間違えていると思うが。
もっと青い空が綺麗な所で、朝日の灯台なんで、逆に夕暮れは地味な場所。
因みにここは遊泳禁止。だが、数年前に出かけた時、この浜で遊泳する外人の方たちを見た。ちょこっと離れた鹿島灘だったけどね。
スタンダードサイズのアスペクト比
伏線は『飲食をさせてはいけない』しかし妻は普通に食べている。それが2回夢のシーン そして夫が食べようとして止められるきっかけでやっとヒューマノイドが逆だと分かる 今までシーンは妻の記憶がヒューマノイド夫に移植されているから、まるで夫の記憶のように観客にみせているミスリード 此処までは良くできているがそこからは寂しさを埋める人間ドラマ 世界観設定の浅さ 戦争後の復興が描いてないからリアリティを醸し出せない ヒューマノイドの科学的存在感を演出されてない 元々夫婦間がdryな設定は、だから失って気付くという心境の変化を表現したいのは分かるが、演出なのか演技なのか、塩対応 恥ずかしさが邪魔している 写真が手紙代わりならば被写体の構図をもっとメッセージ性の強いのにしないと心が揺れない 2週間限定というタイムリミットも生かしてないし、ラブストーリーならばとことん情熱を写さなければならないのに、どこまでも中途半端 ビッグバジェットなど夢にも引っ掛からない
上記が帰りの電車内でメモしたものだが、総じて言える事は、この作品はプロデューサはいなかったのだろうか?ということ。勿論、この手の自主制作に近い座組だと、監督兼プロデュースということなのだろうが、少なくとも監督にアドバイス若しくは強制権を持ってる人がいればもう少し万人に理解を得られるような仕上がりになったのではないだろうか。しつらえができていないから共鳴する人以外はなんのこっちゃ分らないもてなしみたいなものだ。腕はある片鱗は垣間見えているのだから、独善に陥らない善き隣人を得ることが今作監督への提案である。
追記:レトロな製品を散りばめてもそのメッセージ性が伝えられなければ、単なる世界観の混濁以外の何ものでもない
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