ねことじいちゃんのレビュー・感想・評価
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癒しの映画!
動物写真家・岩合光昭さん初監督!
全シーンどこかに猫がいる。
猫好きにはたまらない作品で
かなり癒されました。
猫の撮り方が本当に良くて
こんな猫映画を待ってた!という感じです。
この作品は猫だけじゃない。
猫と老人ばかりの小さな島が舞台で
島の風景が美しい。
島の人が作る料理も美味しそうで良かったです。
島に住む人々に豪華キャストが出演。
主役のじぃちゃん役に落語家の立川志の輔さん、大吉の親友に小林薫さん、
島にカフェを開いた若い女性に柴咲コウさん。
小林薫さん好きなので嬉しかった。
ストーリーが春夏秋冬で描かれていて
その季節ごとに島の人とねこたちが生きていくのでのほほんととにかく癒されました!
猫のストーリーも島の人々のストーリーもしっかり描かれていて
かなり満足です。
タマとみーちゃんの恋の行方を見届けられて良かったです。
とにかくオススメしたい一本。
岩合さんの映像だ!
岩合さんの映像らしさが満載の映画でした。とにかくネコ、ねこ、猫のオンパレード。志の輔さんのセリフかほとんどタマ!としか言ってなかったかと思うくらい、名前の連呼していた印象でした。 ストーリーは残念なくらい中身がなかったのは残念でした。
間違いなくネコが主人公、だけどヒトも輝いてる
これだけネコが出て自然に振る舞いまた演技して、そのまま撮っているのは凄い、さすが岩合さん。エンドロールに出演したネコの本名が流れるのが微笑ましい。
一方、ネコを取り巻く人間も、ちゃんと輝いてる。
ねこ、ネコ、猫!
道端で猫を見かけたら「あっ猫!」と、言って追いかけちゃうような猫好きの方にオススメの映画です。
お昼寝猫、お散歩猫、木から落ちる猫、取っ組み合う猫、恋する猫。あらゆるシーン、あらゆる場所に色んな猫がいます。
島の風景も素晴らしく、佐久島に行ってみたくなりました。
登場人物はほぼ原作コミックの通りですが、エピソードはオリジナルがメインです。
映画になると、コミックのほのぼの感にシビアな現実が入ってきて、やっぱり猫と年寄りだけの暮らしじゃ心配だなあと、最後はちょっとシンミリしましたが、タマ(ベーコン)の可愛い姿に少し救われました。ベーコンは主演男優賞ですね。パンフレットも可愛いし、佐久島マップもついていて面白かったです。
味わい深い良作
ベーコンという猫は大した役者である。演じたタマは、人に寄り添い、淋しい三毛猫に寄り添う。勿論見返りなど考えもしない。ただ生きて、そして死ぬ。生きていることに意味などない。そんなものを求めているのは人間だけだ。だから人間はいつも欲求不満で、いつも不幸なのだ。
動物を飼うのは生命と向き合うことである。生命というのは健やかなときもあれば病めるときもある。外見は綺麗でも、大腸には汚物を溜め込んでいる。そして一刻ごとに老いていく。飼い猫が成長して老いていくということは、飼っている自分も老いていくということだ。
島にはたくさんの猫が住んでいる。島の老人たちは、自分たちが老いて近いうちに死んでいくことを知っている。まだ経験していないことはたくさんあるが、今更そんなことを嘆いてもしょうがない。それよりも身近な人やもの、それに島の猫を大切にしよう。歳を取ると残り少ない日々がとても愛しい。
掃き溜めに鶴ではないが、老人たちばかりの島にやって来た女性に、柴咲コウというとびきりの美人を配役したのがよかった。みんなから注目され、そして好かれなければいけない役だから、目を瞠るほどの美人である必要があるのだ。その上に優しさと落ち着きを持ち合わせていなければならない。柴咲コウには、女の優しさを表現する力がある。
猫と老人たちとで過ぎてゆく日常を淡々と綴った作品だが、壊れたり失われたりすることそれ自体を愛する気持ちがある。諸行無常を嘆くのではなく、人生の儚さそのものを楽しむ、俳諧のような世界観だ。味わい深い良作である。
さすが!
猫に飼われたことのある人は思わず「あるある!」のエピソードはさすが岩合さんだね。
この人猫慣れしてない役者さんだとわかってしまうのがやや残念。
映画としてよりも猫との島暮らしでほのぼのしたい人には良いかも。
あなたの見たい猫がいる
正直言って、この映画を語る資格は
私にはありません。
まず、猫が好きすぎる。そして岩合さんも
好きすぎる。岩合さんの友達の猫に逢いに京都の
神社に行きました。(つきちゃん)
だから、それだけで星5個です。
映画好きは小賢しく語ります。
この映画のテーマはどうとか
編集がどうとか
撮影がどうのこうのかとか
この映画が終わったら、どうやって
口説こうとか
なんと愚かな日本人が多いのでしょうか
(私のことだった、とほほ)
しかし、ねこちゃんは知っています!
考えるニャー 感じろニャー (=^x^=)
あなたの見たい猫がここにいます。
海に沈む夕日と猫
満点の星空と猫
塀を歩く猫
跳ぶ猫
見守る猫
満開の桜と猫
満月と猫
そして
じいちゃんに寄り添う猫
猫は絶対正義です。過去人間を殺した猫は
いません!
猫は万能薬です。
猫は神様です。
映画を観たあと、猫居酒屋に行ってしまった。
どんだけ猫バカだよ‼️
あるまままで。
さすがに岩合監督、ねこ描写に惹きつけられた。まずはねこ、次もねこ、肝心な表現はねこ、出会いも、別れも、優しさも、ねこの表情から伝わる。人間とねこのまったりとした関係が好きかどうか。僕は安らぐ。結論を観客に想像させる描写も、押し付けがましくなく好感。ロマンティックダンスホールのシーンは涙が出た。生と死、別れと出会い。人間の世界もねこの世界もあるがままがいい。
星5つじゃ足りない!
個人的には、今まで観てきた映画で一番好きです!
点数をつけるなら
・少し苦手な描写があった −0.1点
・あるCMが頭を過る −0.1点
・描写が丁寧 100点
・映像が綺麗 100点
・俳優さんの演技力が高い 100点
・猫が可愛い 1億点
って感じでした
館内が明るくなるまで誰も席を立たない、全国の映画館でやらないのが不思議なくらい素敵な映画でした!
猫と島
猫猫猫!監督は人間の芝居のところは撮ってないのでは?と思えるほど。そういう映画です。
特に主役のたまちゃんがすごい!どんな芝居も指示されたように演じたでしょ?切り取って繋いだ感がない!!
ストーリーは二の次で、猫のもふもふを愛でる映画ですね。(それでも印象を残す田中裕子さん、すごいわ)
ほんわか、ねこまみれ
7割のシーンはねこ。
人間ドラマは3割。
島にいるねこ達の詩季織々の寛いだ姿を追う『世界ネコ歩き』島編に、飼い主である老人達(役者が演じてます)の生活をふりかけたって印象。
観に行った映画館内は、驚異の老人と女性率の高さ!
そして、ほんわかあったかい「へぇー」「うわぁ」って歓声と、時々すすり泣き
飼い主さんが亡くなった後のねこを描くのは反則技だが、確実な涙腺攻撃ですね。
ねこのかわいさは、岩合視点で完璧。
そのねこたちって、やたら志の輔さんら役者さん達に懐いていたけど、タレント猫なのかなぁ?
ロケ地の島の地の猫みたいに見える子もいたけど。
猫の映画ほのぼの。
あの岩合光昭さんの初監督映画。
猫歩きが人気の中での猫映画ですので、猫は大変魅力的に描かれております。
主演が立川志の輔さんということで、映画初主演。
完成披露で柴咲コウさんが、岩合さんは全く俳優にディレクションがなかったということでしたが、さもありなんという感じ。
きっと台本の順番通りな感じで撮っていたんじゃないかと思うのですが、前半は一部の俳優も特に固い。。。銀粉蝶、小林薫、柴咲コウらの脇を固める役者さんがいるから芝居が進んでいっている感じさえしました。
芝居としてはあまり評価が高い映画とはいいがたいのですが。。。まあ島の和やかな映像と、岩合さんの猫が秀逸なので。
子供の頃から岩合さんファンの自分としては、生暖かい目で見ている感じです。
ここからは披露試写の話ですが・・・
披露試写会で志の輔さんがとにかく聞かれていないことまでしゃべりまくりw一言じゃないのかよ!ときいてるこっちが突っ込みたくなる感じであっという間に時間オーバーw
まあ噺家さんだけあって笑いは起きてて、話は面白いんだけど、これでは映画のプロモとして皆さんのコメントを拾えずどうなんだっていう感じで…
初映画の岩合さんをはじめ、小林薫さんや銀粉蝶さん、山中崇さん柴咲コウさんなど、そうそうたる顔ぶれが並ぶ披露会見なのにコメントが薄かった気がしますが。
同じく初めての岩合さんも立ち位置を動いちゃって志の輔さんの隣に行ったり、自由だなwっていう。
写真撮影には、主人公猫のたまこと、ベーコンも来ましたが、こちらは堂々としたもの。あれだけのカメラの放列になかなか立派でした。ある意味前代未聞な感じの会見でしたw
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