母さんがどんなに僕を嫌いでものレビュー・感想・評価
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重い話だが目を背けてはならない
予備知識はほぼなしで予告の印象のみで鑑賞を決める。公開翌日の土曜日のレイトショーに行ったが、ほぼ貸切状態。
まぁ虐待の記憶を乗り越えて家族を再建する非常に重い話だし、子供が虐待される場面を見たい人がいるわけないだろうから、客が入らないのも宜なるかなではある。
それでもなお母を愛する主人公、主人公を愛する血の繋がらない「祖母」、お前の闇の部分も含めて好きだと言ってくれる素晴らしい友人たち、そして遂に望む結末を手に入れる姿に、何度も涙が出そうになった。
しかし最も衝撃を受けたのは、映画の最後に「本作は事実を元にしたフィクションです」と表示された瞬間である。こんな努力ができる人が本当にいるのか。自分の家庭にも色々な問題があるけど、自分にはとてもこんなことは出来ない。一生逃げ続けるだけだ。
毒親を熱演した吉田羊さん、虐待される幼少期を演じた子役の小山春朋君には、お疲れさまでしたと言いたい。
※本作には熱心なアンチが付いているようなので、自分としては珍しくコメント不可とさせて頂く。
走り回る子供を蹴りたくなった
混ぜご飯
幼い頃より母親から愛されず、自身の身を案じると共に恨みを抱き、17歳で家を離れ一人で暮らす23歳のサラリーマンの話。
外面は良いけれど家出は主人公を虐待し、自身のことと世間体ばかりを気にしている母親。
ただ、主人公が幼い頃は歪んでいるものの愛情が皆無ではないようにみえる。
23歳になって知り合った友人達との交流の中、本心をさらけ出し、背中を押されて自分と向き合い母親にぶつかって行く様子はなかなか良かった。
ただ、こればっかりは同じ経験と感性を持っていないと共感は難しいからね…。
自分的には母親との件よりばあちゃんとの件の方が好みだし、自分自身だったらと考えた時に感情が被るところはこれっぽっちもなかったけれど、物語として面白かった。
まぜごはん
予告編だけでも涙誘われたのに…本編、ヤバイ…
屈折したマザコン映画
同情ではない友情
共感はできないけど、心あったまる映画やと思う
素敵なお友達 良かった😊
太賀さんファンなので鑑賞
泣けなかった事で心が消化不良を起こしている
周りのすすり泣きが聞こえる中…泣けない私は心が乾いてるのかしらと不安になる…
母親目線で観ていたからかもしれない。
虐待は連鎖すると仮定して、殴られた事ない人は他人を殴れない…
この母親の育ってきた環境は劣等感を植え付けるにもってこいの凄まじさだった。
一概には言えないけど…劣等感を持つ人は完璧主義であったり人の目を気にしがち…
「神様は小学五年生」の本に、子供は母親を幸せにする為に生まれてきたとあるけど…まさに歌川さんはその通りなのではないか。
そして、姜尚中著「母」‥男性は母親に認められたい気持ちが女性よりも強いと聞く。
良い巡り合わせで、殻が破れて最期を看取る事が出来て私までハッピーになる。
歌川さん、本当に強くて優しくて賢い方だと思う。
お母さんに「産んでくれてありがとう」と言おう。
そして「感謝」しよう。
今があるのは貴方のおかげです。
過去は幻…
親子関係に悩みがあった方に見てもらいたい作品です
愛し愛されたいのは誰もが求めることだと思います。肉親であれば尚更で、身内からの理解というのは本当に大きな存在だと思います。
キミツの言葉、"理解は気づいた方からすべし"はタイジの心にささり、多くの方の心にささったと思います。
親や子供と上手くいかない時期があった方や、今現在上手く行っていない方、本当に幅広い世代の方に見てほしい作品です。
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