パラレルワールド・ラブストーリーのレビュー・感想・評価
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全てが安っぽいし、ミスキャスト
原作未読だが、オチがほぼ後半入り口で解った。ヒネリやドンデンが薄いし、ロケーションもセットも設定もショボ過ぎる。ラブストーリーと謳う程のものでない、単なる身勝手お手軽恋愛ごっこ。ストーリー展開含め、全てが安っぽい映画。
主役は完全にミスキャスト。通常時での表情変化は薄いし、変化時では大袈裟過ぎて、要するに演技下手。ヒロインも何か華がなく、服装や髪型や雰囲気そのものがホント幸薄そうで、演技自体も地味。この二人、誰に向けてのキャストなのかと。
いっそ、主役は染谷がやった方がまだマシだったかなと。
せめて、イニシエーションラブのようなのを期待したが、その足元にも及ばなかった。
15 タイトルとは
ハンカチ必要なんて聞いてないよ〜
森監督がおっしゃっていた、普段の玉森君からは想像出来ない顔が本当にあってゾクゾクした。
予告を見た時は、智彦の「君に、そんなことを言う権利は無いよ」でしたっけ?がとっても嫌な感じに聞こえていたけど全く違ったし、3人それぞれの思いが切なく重く辛くなった。
最初はクルクル変わる映像に着いてくのが大変だったけど、理解してからのパズルをしているような感覚が私は楽しく、宇多田ヒカルさんの主題歌が本当にピッタリでとっても良かった!
ベッドシーンは、こんなもんかだった笑
ドア閉まった?とか麻由子の色気が足りないなぁとか余計なとこが気になっちゃいました笑
その後、3人が幸せになれてたらいいなぁ…
これからの玉森君に期待。もっと色々な彼が見てみたい。
麻由子の気持ちが鍵 わかりづらいが…
原作未読。あくまで映画だけを見て思ったことを書いています。
話をざっくりまとめると(間違っていても怒らないでください!!)
・玉森はとにかく吉岡が好き
染谷を「自殺」させてしまった(懐中時計の中のデータ=起こす方法を託されたとは気づかぬまま)ことを悔いて染谷に関する記憶を改変するが、吉岡への願望が強く現れてしまい自分と吉岡が恋仲であるという記憶を持ってしまう。
・吉岡は電車で見かける玉森に好意を抱いていたが、染谷と先に出会い恋仲に。その後恋人の親友という形で玉森と再開してしまい苦悩。
・染谷は吉岡のことが好きだが玉森との友情も壊したくない→逃避のためスリープ。。
この「吉岡が玉森に対し好意を抱いていた」ことが非常にわかりづらい。冒頭の「最後の電車に乗る日」が恐らくその演出なのだろうが、ラストシーンではっきり口に出されるまで決定的なセリフはない。
吉岡は、浮気はよくない!染谷は大切な人!と玉森への気持ちは隠そうとしているが、玉森に気が向いていることを玉森に(染谷にも)見透かされていた。
→だからこそ玉森は強引に迫った。のだと思うが…とにかくわかりづらくてただのストーカーにしか見えないw
だから多くの人がコメントしている通り、玉森が吉岡の家に押し入り襲うシーンはレイプで両想い♡的なシーンに見えてしまう。
口では嫌がってたのに体は正直だな!ゲヘヘなお下品展開に見えてもしょうがない。
性的な関係を持ったから染谷に対する裏切りになったのではなく、吉岡は玉森を紹介された瞬間から染谷を精神的に裏切り続けていたのだ!!→染谷逃避へ
ということがもう少しわかりやすく描かれていれば、、心の機微〜♡繊細なお話~♡となったと思うだけに残念。
ただ、ラストシーンで全部忘れてやり直そ!となったのは原作通りなのだろうか?正直えっ?!と思ってしまった。「前を向いて」というセリフもあったが、リセットで前向き☆って都合よすぎか?!罪を抱いて生きていけよ〜〜。。
-総評-
玉森○ アイドルのキラキラオーラを消し、やな感じ〜のイケメンを上手く演じていたと思う。
吉岡○ 脚本や演出が拙いせいでもあるけれど、玉森への気持ちをもう少し演技でも見せられたと思う。
染谷○ ちょっと気持ち悪い…のは演技なのか?w 吉岡への思いが見えないのはそういう演技指導だと思うので可もなく不可もなし。
脚本× 意図的にわかりづらくしているらしいが、「ストーカー!レイプ!気持ち悪い!」というコメントが散見されることからも残念ながらその意図は伝わっていないように思える。2度観る前に不快感を与えてしまっては、推奨のリピート鑑賞も叶わない。観客を見下さない程度のわかりやすさは必要。
演出△ ザラザラした映像のシーン→玉森の記憶に定着したという意味でーす!→わかるかw
美術△ 物語のキーとなる例のメカ 仰々しい割に頭に装着するヘルメット?がチープで笑ってしまった。ペカーって光っておもちゃじゃん。
主題歌◎ 歌詞からしてぴったりしっくり、書き下ろしかと思った。素晴らしい。
玉森くんが好きなのと、予告を見て気になったので観賞しました。最初の...
よくできた映画だとは思う
いろんな視点で見れる楽しい映画
パラレルワールド?
吉岡里帆かわいい。それくらいしか感想ないです。
なんてコメントだと、参考にも記録にもならないのでもう少し。
前半、2つの記憶が入り混じって、追いかけるの大変でしたが、なんとか追いつきました。ここでペースが掴めてしまうと、逆に面白くないかも。なんせ、追いついていると、その後の展開はだいたい読めてしまう。主な登場人物3人だけだし、仕方ないでしょう。
原作読んでないのですが、小説ではありかもしれないけれど、丁寧に3人の話や関係性を深掘りしても、この設定では、それが本当か嘘かどうにでも転がるので、あまり深い感情移入はしにくいでしょう。いっそのこと、前半でネタバレしてしまって、マユコ(吉岡里帆)か、タカシ(玉森裕太)の、苦悩を前面に出して、ドラマとして盛り上げるなんて手もあったかも。また、ラストもスッキリ終わったのだけど、どうせならSFミステリ的にもう一つどんでん返ししても、良かったかな。あ、原作ファンの方すみません。
トモヒコ(染谷将太)のちょっと変わった天才は、観てて彼が主役の「空海」を思い出しました。この作品では役柄か、怪演は見られなかったけど、彼の味を出してました。
個人的には燃焼不足だったけど、複数伏線でストーリーは楽しめるので、そのあたりを、観た後に友人と話題にするのが、正しい見方ですかね。
「君の名は。」?
トモロヲワールド・ラブストーリー
『ふたつの昨日と僕の未来』、『あした世界が終わるとしても』、『麻雀放浪記2020』、『スパイダーバース』、ひょっとすると『メリーポピンズ』や『エンドゲーム』もかもしれませんが、今年は何かとパラレルワールドを扱った映画が多い中、流行に乗り遅れまいとタイトルにまでパラレルワールドを持ってきたような気がする今作品。しかし、このタイトルそのものがミスリード要素満載だったと感じた。
麻由子は智彦の恋人だというA世界、麻由子は崇史の恋人だというB世界。どちらかが本当でどちらかが偽物の世界という設定が基本で、その場面が行ったり来たりと大忙しなために、ついていくのが精一杯。オマケに画質が悪くなるという過去映像もあったりで、脳をいじくってるという予想はできるものの、バスケの1on1映像で染谷が玉森に変化するシーンで再度混乱させられた。トモロヲ課長の「最近たるんでるんじゃないのか?」という言葉で、はっ、脳の活性化しなきゃと、これも1on1ミーティングなんだと不思議な気分にもなった。はい、たるんでました。
ネタは張りまくりの脳神経世界。脳内で記憶を維持しているところはないという説を語ってるにも関わらず、記憶をいじってるところからすると、智彦は嘘つき、またはライバルを蹴落とそうとしてたのか。しかし、負けを認めて嫉妬心を無くそうと自分の記憶を消すとか、ノーベル賞を獲るかもしれない天才の心はもはや人間性さえもないのか。失恋だって人生経験の大切な要素だぞ!とも言いたくなるストーリー。ついでに言えば、なれ初めはほぼレイプだったのだから、そこんところ記憶は消し去ってもいいかもね。
なんだかんだ言っても、SF的な要素は夏江(石田ニコル)の言葉だけだったし、どこかで見たことのあるようなプロットだった。すぐに過去作を思い出せないのは記憶を消されてるからなのかもしれません。そして、すべてを理解しているのは須藤(田口トモロヲ)だけ。君たちの研究成果は俺がいただき~てな感じで、まさしくトモロヲワールドになった感がある。
どうしたらいいのか
原作未読です。ジワる。
入り込めない
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