「イタリアでも流行っているドラゴンボール」シシリアン・ゴースト・ストーリー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
イタリアでも流行っているドラゴンボール
シチリアの海に癒される・・・とはいえ、最後のテロップには驚かされる。時間の経過があまりにも伝わってこないため、どこからが回想シーンでどこからが現実なのか掴みづらい。もともとショートヘアの13歳の少女ルナ。「つき合ってほしい」とラブレターを書いた直後に失踪した少年ジュゼッペのために、「ジュゼッペがいなくなった。どうする?」といったビラをも配る。が、その時青色に染めた髪。親に怒られ丸坊主・・・時系列がハッキリしてるのはここだけ。
湖の中での妄想や、徹底的に追及しようとする姿など、サスペンスタッチではあったのだが、ここから話が混沌としてくるのです。結構入れなくてもいいシーンを挿入してあるため、ジュゼッペは現実なのか夢なのか・・・がわからなくなる。
悲しい事件ではあるけど、もうちょっとわかりやすく作ってもらいたいところ。湖に何かを沈めるシーンも長すぎ・・・正体がわかったときには思い出したくなくなってしまいます。対照的に美しい風景が登場するため、シチリアに行ってみたくもなります。
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