「狡噛慎也を"知れる"映画。」PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
狡噛慎也を"知れる"映画。
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2回目で話の流れが理解できて楽しめました!
結構ボクは狡噛慎也を、自分のような一般人とは無縁の人って印象があり、それはアニメだからでなく、あまりにも完成されてて、遠くで眺める分には良いけど、決して近づけない存在。近づいたら無力な自分を、イヤって言うほど思い知る。そんな所謂"天上人"のような男と捉えてました。
なのにこの『Case.3』で壁が瓦解をされました。"ああ、彼も同じだった。ちゃんと人間だったんだ"って(笑)。これが無かったら狡噛ジェラシー、今だ継続でしたでしょうね(アニメキャラにジェラシー抱いてる自分もどうかと思いますが)w
要するに狡噛慎也、ホームカミング決断回です。自由にすがって、故郷の記憶に背中を向けてる自分自身から、ようやくちょっとは前進できて、"帰ろう"と決めた回です。その為に汚した血は、決して払拭できないけれど、全部背負って帰る強さをやっと見つけたようでした。
正直あんな狡噛慎也の"晴れやかな顔"は初めてですよ!
踏ん切りが付けたことで、狡噛はこれから何処へ?
それは間もなく解禁される『PSYCHO-PASS サイコパス 3』にて。まさかの全8話にして、全話1時間放送!?本当にノイタミナとサイコパスには驚かされます!
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