PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」のレビュー・感想・評価
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考察厨向けかもしれない
霜月監視官の成長に全私が涙しました。
もともとcase2が本命でこちらはあまり期待せずに観に行ったのですが、設定の作り込みが結構あるなと感じました。
私は舞台となる地域について偶然予備知識があったため、ここで何が起こっているのかなどを推測しながら見ることができたのですが、そうでない人にとっては設定が1時間に詰め込まれすぎていて何がなんだかわからないうちに終わってしまったかも知れません。
考察厨なので、かねてから潜在犯の人権について考えていたり、こういう労働があるのだろうかと考えていたので、それが物語の中に書かれて結構嬉しいです。霜月監視官の最後のセリフも結構好きですし、宜野座さんの心境や、雛河君の成長、六合塚執行官の立ち位置について妄想したりして、個人的には大満足でした。
ただ、少々内容が不親切かもしれないと考えたので、星を1つ減らしました。
久しぶりに
PSYCHOPATHの世界観に浸れて嬉しいです。
音楽を菅野祐悟さんがされてると知って
さらに好きになりました。
動いてる宜野座も、動いてる朱も、狡噛さんも、
改めて、PSYCHOPATHが帰ってきたんだと
実感させてくれ、短い時間ですが、
霜月監視官の成長も見れてよかったです。
表情が素敵
テレビアニメを視聴した上で観賞。
ほぼ世界観の説明もないまま物語が進行していくため、アニメを観ていなかったら説明不足に感じるかもしれない。
流石、映画の大スクリーンに写し出されるだけあり、キャラクターの表情は素敵だった。
久々にみたシリーズ作品
MX4Dで観賞。
きちんと全シリーズをみていないため、このキャラクターがこうなってるんだ!と少し驚きながらの視聴となった。
劇場版といっても、満漢全席のようなご馳走ではなく、例えるなら手巻き寿司くらいで、短かめながらきれいにまとまった作品だったという感想。
SFな世界観が漂う背景やメカ、小道具も魅力のひとつ。
新しさがない
短い割に良くまとまっていて、最後まで飽きさせないストーリーでした。
最初から胡散臭プンプンのサンクチュアリが、適切に処理されなかった核廃棄物を潜在犯を使って処理する秘密裏の施設というのは、非常にわかりやすい流れでした。
しかし、あまりにも最初からサンクチュアリ職員が悪だ!という感じが出ていたせいか、物語が進行しても驚きが全くなく「まあそうだよね〜」という感想でした。
そして、PSYCHO-PASSの核心であるシビュラシステムがこの映画では空気だったことも、良くありませんでした。
地上波アニメでは、シビュラシステムとは何なのか、集団的サイコパス、シビュラシステムの輸出と世界設定をうまく使ったストーリーだったのですが、今回の映画にはそれがありませんでした。
映画短めでしたし3部作になってますし、正直地上波放送ワンクールでやってほしいクオリティです。
そんな中、一番の見所はぎのざですね。
すっかりカドが取れて、みんなを導くメンターとして活躍している様がホッコリできます。
なぜ60分で3部作。
この短さがテンポよくなっていいのかな。まあ、カッコ良いアニメだったけど浅い展開だったなー。元アニメ知らないから微妙だけどこの作りで正解なのかしらん。ここで登場してる未来の乗り物、どれもかっこよくてもっと見せて欲しかったな。
良くも悪くも安定の面白さ。
感想としては「良くも悪くも安定の面白さ」でした。
特に、霜月監視官の成長を強く感じられました。アニメ2期では生意気、無能と言われることが多かったキャラクターでしたが、一人前の監視官となっていました。口だけの人間ではなくなったといえるでしょうか。勿論優秀さ、謙虚さでは常守監視官の方が上だと思います。ですが、相変わらずの生意気さではありながらもしっかりと仕事ができる監視官に成長した霜月監視官を見るだけでも、ファンとして今作を見た甲斐があるといえるでしょう。
ここで霜月監視官の個性ともいえる「生意気さ」がなくなっていたら違和感があったとも思います。非常に自然な流れで成長を感じられました。
今作に難点をつけるとしたら、やはり時間の短さでしょう。この短い内容を映画でやる必要があるのかなとも思いました。だから感想が「良くも悪くも安定の面白さ」です。映画サイコパスという特別なものを観たというよりも、テレビで二、三話観たような感覚でした。
そのため、サイコパスのストーリーとしては非常に満足でしが、映画というジャンルとして観るには時間とお金の面で少々割高だと感じました。
色々と物足りない
アニメが好きだったので視聴しましたが色々と物足りなさを感じる作品でした。
60分という上映の短さからか物語の深掘りが少なく淡々と話が進んだり、キャラ同士の会話シーンでもセリフの間が極端に短くて感情の起伏を感じなかったり、シーンがポンポン切り替わったと演出が雑で物語に入り込めなかった。ストーリー自体もチープさが目立ちアニメとだいぶ印象が違うなと感じた。
戦闘シーンもどっかでみたことあるような殴り合いな上に背景が深掘りされたキャラ同士という訳でもなかったので、なんだかなーと感じてしまった。また、MX4Dのスクリーンが多く力を入れているのかと思いきや動作する場面が少なく、この程度ならわざわざMX4Dじゃなくてもよいのではと思ってしまった。
アニメからの期待が大きすぎたためが落胆の多い作品だったが、宜野座や霜月が活躍する場面を見れたのでちょっと色をつけて評価2といった感じです。
dアニメストアで配信されたのを見れば充分
半年後にどうせフジテレビオンデマンドとかdアニメストアとかAmazonプライムで配信されるでしょうから、そちらで見れば充分な内容。
映画館のスクリーンで見る意味もなければ、半年待てないという内容でもなかった。
そもそも1期、2期、劇場版からの本作までの期間が空き過ぎというか、ファンを甘くみてるというか…。
同時期公開中のFateも観ましたが、あちらは製作陣の作品への愛情が溢れていましたが、こちらは1期の設定を忘れているのでは??
2期と辻褄が合わないのでは??と思う箇所が多く、宜野座をカッコよくしとけば尊いとか言いだすんでしょ?というのが伝わってきました。
ずっと続くコンテンツにすると言っていたし、フジテレビのノイタミナの好きなキャラクターランキングでも1位を取るキャラクターがいた作品なのに、上映館の少なさがいかに影響力がなくなったかを物語っています。
TVシリーズファンなら必見でしょう
尺が短いことを考慮すると、この内容が事件発生から解決までのストーリーをまとめきれる限界ですよ。
文句言う子には、
『贅沢言わないの』
と諭したい。
十分面白かったですよ。
ただまぁ、この内容ならテレビ放映でも良いわな・・・
そこは、数年ぶりに外伝を出してくれた製作陣営へのカンパと思って、な。
TVシリーズを見てからがオススメ
TVシリーズの第一期と第二期を見ていないと、世界観が掴みにくいかも知れません。
3部作と思ってましたが、1話で完結してるっぽい作りですので、満足です。
ただ60分という時間の制約からか展開が早すぎて、もう少し深掘りして頂いてもいいのかなぁ、という気持ちです。
「正義の味方」
テレビ回も含めて、今作が一番の質の劣る作品かと思う。息の長いシリーズなのでそれなりのハードルは上がってしまうのは仕方が無く、どうしても期待のインフレ値が高騰しまいがちになるところを、それでも制作陣の不断の努力が真価を上げているのだが、今作は色々な政治的問題や、人材不足による、根本の制作能力の劣化が絡んでいるのだろうかと、勝手に邪推をしてしまう程である。
まずは1時間という尺の短さ故、作品のプロットやテーマの仰々しさとのミスマッチを思わざるを得ない。ドストエフスキーの名著を持ってきたとしても、そことストーリーの関連性が薄い。時代設定を今の約100年後という体なので、青森六ヶ所村の最終処分場問題をテーマとして、その労務を犯罪計数の高い人間にさせるという非人道的方法を主人公達が曝くプロットは、1時間では充分伝えられないのではなかろうか。だから場面転換や進行に無理が生じ、ご都合主義が随所に散見されてしまう。この作品を初めて観た観客には勿論不親切だから、細かい説明もない。多分、ファンだけに特化したターゲット作りをしているので、まぁ、それも思い切った事ではあるが、そのファンもどれだけ今作を評価しているのか、疑問が残る。
集団思考等の突飛なキーワードや、急な展開、伏線の少なさといった、本来のシリーズならばもっと緻密だった作りが殆ど蔑ろにされてしまっている点も目立ってしまった。
それにも増して、元監視官、現執行官の宜野座の殆どロボットじゃないかとコミカルとも思えるタフネス振りに失笑を禁じ得ない。
もう少しキャラ設定がセンシティヴだった筈じゃなかったのではないだろうか。
これから続く、Case.2 3とこんな感じで進むのだろうか?折角3つの分けたのだから繋がるような展開が良かったのではと思ったのは自分だけだろうか・・・
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