劇場公開日 2019年1月18日

「三日月宗近が良い」映画刀剣乱舞 ネモさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0三日月宗近が良い

2019年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

私は、男性で普段はラブライバーです。
紅白歌合戦にて、Aqoursと同じコーナーに出演していたので興味を持ち劇場へ。原作ゲームはリリース当初は触りましたが、すぐに辞めてしまいました。
オタクなので、仮面ライダーシリーズに携わる小林靖子さんの脚本は馴染み深いです。(特に仮面ライダー龍騎と仮面ライダーオーズ)

総評:失礼な言い方かも知れませんが、期待値が低ければ100点のファンムービーです。
好きな方は何回も観賞したいはず。
ただ、「IF歴史を冒険するSFスペクタル時代劇」のような巨編ではありません。
また、コアなファンほど不満を抱く箇所があると思います。
あくまでも「原作・原案」ではなく、「題材としたオマージュ映画作品」として捕らえた方が良いかと。
原則、推しの応援をするための映画ではないでしょうか。
ただ、初見の私も十分楽しめました。
三日月宗近を筆頭とした魅力的なキャラクターや殺陣、ベテラン演技派の山本耕史さん等々、見所が多々ある映画です。
少しでも興味があれば是非劇場へ。

長所:キャラクターが良い、特に三日月宗近。

短所:ゲーム原作という個性を活かしきれていない、特に審神者の描写に不満足の方が多いのでは。
ゲームでのプレイヤー=審神者の関係性を崩すべきではなかったはず。それよりは描写するのならば鍛刀でしょう。
物語冒頭の説明が少なく、「ヒーロー感」はありますが「刀剣が人の形となった付喪神」という設定が不明瞭。
『『刀剣乱舞-ONLINE-』を題材にしたアクション映画』ではなくゲーム「原作」の色合いを強めにした方が良かったのでは?

※BsLOG.comの【インタビュー】「歴史を変えさせないためには、誰かの死をよしとしなければならない」――脚本家・小林靖子氏が新たに紡ぐ『刀剣乱舞』の世界 を参照しました※

ネモ☆古参ラブライバー