空母いぶきのレビュー・感想・評価
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控えめに言って、ファンいじめ
艦隊のアイドルいぶきちゃんのファン辞めます。
確かにマンガでも、いぶきは護衛艦に守ってもらってばっかりのシーンはあるけど、空母最大の強みである航空戦力の見せ場はあったじゃない。今作では見せ場がほとんどない。映画のいぶきの最大の武器は記者のSNSだ。
こいつがあれば国連だって動かせる!トンデモ兵器だ!
中国はバイドゥ使ってるのに、よく日本人ごときのツイートにまで目が届いたなぁ。また、よく情報がマジのヤツだって信じたよなぁ。
まぁ、そこはご都合主義だからリアリティ求めちゃダメなんでしょうけど。
空母の活躍の場を大幅に奪ったこと、どうしてと邪推してしまう。
かわぐちかいじさんが空母いぶきを映画化してまで伝えたかったメッセージって何だったんだろう。『空母なんて兵器は日本にはまだまだ無用の長物。そんなことよりもっと外交力つけて、国連と仲良くすべき』ってことなのかな。
ならばいちファンとして、そこじゃないよと伝えたい。
右から見たら左、左から見たら右
原作をしっかりと読み込んだ上で、映画を観ました。
原作を読みもしないで高評価をしている人々が多いので、どうせ原作レイプの駄作だろうという予断をもって観ました。怖いもの見たさですね。
ですが、実際に観てみると、そこまでひどい作品では無かったように思います。
時代と敵国が完全フィクションとなっているので、原作「空母いぶき」の別バージョンの「SF」として作られているという印象でした。原作を戦略級の話だとすれば、映画版は戦術級の話に格下げになっている感が強いですが、日本映画の限界なのでしょう。特に、最後は国連軍が出てきて丸く収まるなんて、良くも悪くも平和ボケ日本の面目躍如でしょう。
なので、ちゃんとした展開は、原作にのみ期待できると思わざるを得ません。
私は1000円で鑑賞できたので、まあ文句はありませんが、1800円を支払わざるを得ない方々にとっては、観ない方が精神衛生上良いかも知れません。
私は思想的には右ですので左の作品に見えましたが、思想的に左である妻の見解ではこれは右の映画なのだそうです。
ということは、良くも悪くも中道なのかもですね。
中道ということは、中途半端だということもできます。要するに、所詮そこまでの映画だと言えるでしょう。
アリんこでも眺めていた方が有意義
なんかすごい両極端なレビューの映画だった。
前情報をわかりやすくまとめてくれてた人のレビューを見る前に読んだので、何人かのそれをなぞるような評価しかできないのが情けないところだが・・・。
・病弱な垂水首相
原作ではその設定はなく、安部首相の難病の症状を暗喩しているとも言われる。
体制側の人間を演じることに抵抗のあった佐藤浩市さんは、これでしっかりと体制側を演じる気分に持っていけたそうだ。しかし、演じて見せたのは終盤まで情けのない首相だった。あれでよかったのか?
そして、体制側への反発をインタビューで話し、自分を納得させるために原作の設定を改変したと紙面でぶち上げたこと、小学館のアフナーフォローが不適切であったことがアダとなり、思想的なモノを映画に持ち込んだとして映画公開前に炎上した。このためだけに、彼は大切な舞台挨拶にも出てこられなくなったそうな。
この難病の暗喩を怒る人たちはアベサポといわれ、そんなものはない!と庇う人たちはアベガーと言われるそうだ。
しかし、どちらに付く気もない。何も感じなかったというのが正直なところだ。ほんのわずかなシーン改変だ。それで満足したなら、そんな些細なことを何故公言したのだろう。そのせいで炎上して舞台挨拶雲隠れとは、口が商売の俳優としては失格である。
・謎の標的の準備
尖閣諸島という設定は変えず、侵略国の名前だけを変えた。謎の標的に変えたが、もともとあった侵略国はキチンと存在する。するものの、尖閣諸島に戦略的野心を燃やしていない。なぜだ?太平洋に出て行くためには尖閣はきみたちにとった必要だろう?なぜ野心がないんだ?
むしろその国は日本の同盟国よりも仲間意識が高い。もはや親友、兄弟だ。
映画関係者たちね、その国を相手に果敢に戦った、君たちのご先祖様にどう顔向けするんだい?私が英霊なら君たちの枕元に仲間を連れて総立ちするよ。震えて眠れ。
・本来の侵略国が、24時間したら仲裁にやってくる
上記の「謎の標的」が目的もなにも不明なまま暴れ、空母いぶき艦上から発せられた愛のSNSが日本を救ってくれる。いぶきが、ではなく、世界(国連)が救うのである。ならもうタイトルは亡国の空母いぶきにしといてくれ。
いくら完結してない作品だからって、この終わらせかたではいぶきが浮かばれない。(浮かんではいるけれども。)
この映画におけるいぶきは、ただ護衛艦に
守ってもらうばかりのSNS発信箱、すなわち無用の長物になるじゃないか。
あ、もしかしてタイトル艦が活躍してはだめだとドコかから圧力でも受けたのかい?
・肩章は日本国旗、自衛隊旗は見せない
彼らは・・・JAXA職員かな?調査船ちきゅう船内じゃあるまいし、作業服に国旗はおかしいだろう。映画関係者は海自艦内を見たことがないのかな。肩章はごく当たり前に旭日旗ですよ。
旭日旗ダメって喚く国なんて一つしかないって防衛省のホームページに書いてあるよ?たった一国の不可解なわめきちらしに配慮する必要ってあるのかい?この映画はその国の原作じゃないんだよ?
バッサリ言うと防衛省の、日本国の方針と真逆の認識でいるんだよね。この海自ものの映画は。
それでも配慮したってことは、これはネットゲーム「world of warships」のやってる配慮と同じものになるね?
映画関係者の旭日旗に対する認識は、元ソ連領のベラルーシに籍をおくネットゲーム会社と同じ程度なんだね?
映画関係者とこの映画をよくわからずに擁護してるレビュアーさん。君たちは私と日米の敵と見なしてもいいかい?その程度には不愉快だったよ。
・コンビニシーンの挟む頻度
中井貴一は大好きなんだ。声が良い。だからこそ、今回はすっこんでいて欲しかった。 思うに、コンビニシーンは0回でよかった。全く持って心に響くものがないよ。
クリスマスなら戦争が終わるのかい?無慈悲にも終わらなかったから歌や曲になったんだよ?
・安っぽいCG
沈黙のステルスでもそこまで同じシーン使い回さなかったんじゃないかな。海自に発射シーン借りてきた方が安上がりだったろうに。まぁこの構成では貸してもらえんのは目に見えてたんだろうけどさ。
・我の強い演技派俳優たちのバラツいたままごと
個人をほめたたえるレビューは沢山みた。私は俳優の演技はあまり気にせず楽しむ。酷評だった「青鬼」でも気にならない程度にニブチンだ。よほど棒読みでない限りはあまり着目しない。それなのに上記が気になるもんだから俳優にまでケチがついてくる。
ニヤニヤ艦長、グズグズ記者、ムニャムニャ店長、メリークリスマス店員。あ、「いてまえー」連呼厨も忘れずに。あれは何回もやられるとすごい不快だったよ。俳優やってるなら気づかないものかねぇ。プロじゃないよ彼ら。もしくは嫌がらせのプロだ。
幼稚園児~児童くらいまでならば微笑ましくて許せるだろうけど、あれでお金もらったらダメでしょ。
映画は、見る人の中で何かがひっかかったらそこで止まってしまう。終わってしまうのだ。
そのことがよくわかった。
・こんな映画にIFなどもったいないが
私が謎の国の海軍の偉いさんなら、日本なんてやっかいな相手を敵にせずに、もっと軍隊の弱そうなアジア小国を狙うね。まぁ、そうしたら空母いぶきですらなくなってしまうが、もともと既にコンナモノ空母いぶきじゃないし、いいんじゃないかな。
・結論
こんなに時間がたつのがゆっくりな映画はそうない。しかも、身につく感動が皆無なのが許し難い。
イヤなら見るなって言葉もあるだろうが、面白いから見ろっていったのはお前等だからな?
この時間は、アリさんでもぽけーっと眺めてた方がよほど有意義だった。
なんでこっち観たんやろう、時間無駄にした。
他の映画とどっちにしようか迷って、ボリュームあるしお得かな?と思ってこの映画を選んでしまった。
これは日本の防衛を描いたものなんやろ?
あまりにも日本人に対して配慮が足らなくないか?旗の件ももちろんやけど、特に敵の捏造と敵を味方として描くバカな演出よ。
例えばやけど、チベット侵攻やクリミア併合を題材にした映画で、同じように「謎の大陸国家」を犯人に仕立て上げて、中国やらロシアがそれを助ける!というストーリーをさ、被害者諸君に見せたらどう思うとおもう?
完全に侮辱してるよね?これ。
お前等さ、大切な者に危害を加え続ける犯人を明確に理解してるのに、それを伏せて、別人を用意されて「はい、こいつが悪いヤツです」って話が進められて不快に思わないわけ?
すんげぇ反国家的なやつばっかり絶賛しててクソ気分悪いわ。
せっかくの日曜日の貴重な映画タイムを台無しにされた。
武力による 国境変更
原作では占拠された島の島民が捕虜になる描写がある。
映画ではこれがばっさり削られている。
映画では一般人が巻き込まれていないという描きかたをされているが、他国から我が国が武力による国境変更を受けた場合、一般人であってもそれに巻き込まれる可能性があるということを描くべきだったと思う
。
2時間程度に収めるのはエピソードの削る部分残す部分、取捨選択が難しいのはわかるがそこで失敗している印象。
軍隊が活躍する映画というのはどうしても花が無くむさくるしいものになる。
新聞記者やコンビニ店員といった部分で上手く花を持たせたのは興行としては正しい選択だったと思う。
こ れ は ひ ど い 。
ナイトショーで観てきたんやけど...絶賛するレビューに騙されたわチクショー!
結局、全然面白くなかったやないかー、もぅー!
今にして思えば、よく見ると画一的な絶賛レビューの多いこと。中には香ばしいのもおるねぇ。
佐藤さんは結局、垂水首相を病弱な人として演じることで、「ボクは体制には与しないんだ!」と示したつもりだったのかな?
なぁんにも伝わらなかったんだが、これではただ病気を揶揄したと騒がれるだけだったんやないか?アホやな、あの役者。
原作の改変がひどいというか、原型がほぼ残ってないんやない?
もう原作と比較すると、違和感まみれやった。多分、艦首にドリルついてても問題なく観られるくらい、別作品やったよ?
マンガで表現出来ることが、何故映画では出来ないんや?中国人に媚びて、ポスターまで国旗色に染めて...
ドコにリスペクトしとんねん!
あと、絶賛レビュアーさんが相当多いことに驚き。それもみーんな原作未読とわざわざ表明しよる。
中には「原作だと違う国で設定されてるんですね」とかいう無知な子までおるよ。大人は映画の不正な評価底上げに子供まで使うんやないよ。
どんな理由でこの映画はやらせたいん?意図が読めんわ。
よくもだましたなと、このレビューサイトに物申したいね。
こんな終わり方もいいかな
原作情報なしで観ました.予想はしていたけど,戦闘シーンはハリウッド映画に比べてはるかに低レベルでした.現代の戦争映画を観てきた人の想像力に期待しているのかな.エンドロールを確認したら,自衛隊の協力がなかったのに気付いて納得しました.このような内容の映画の製作に,自衛隊が協力できないということが,我が国の防衛政策の不完全さを表しているのか.それゆえ,この映画はよく頑張ったと思う.コンビニや編集長などの,違和感のある挿入シーンはどうかと思うが,それら以外はそこそこ満足できる内容だと思いました.原作も一度読んでみたいです.
取り返しがつかない
不適切な忖度をしたものだ。
高評価レビューに多いテンプレじみた「レビュー見たけどそんなに酷い?気にならず楽しめた」といった旨のコメントには反吐がでる。
彼らはレビューをロクに読みもしていない嘘つきであるか、反国家的思想に歪んでいる。
この映画では、軍艦の海軍旗を『見せないように工夫』がなされている。
公開前の試写会の時点からこの話題は既に出ており、これを問題視するレビューは以降あちこちに散見される。
海軍旗の『見せない工夫』には、制作陣の『軍艦旗を掲げたくない!』という明確なポリシーがあるのだろう。
このポリシーは、やれ『入学式に国旗を掲揚したくない』だの、『卒業式に国歌を歌いたくない』だのと喚くような、ただの不敬な反日勢力とは訳が違う。
軍艦が海軍旗も掲げずに作戦行動をするというのは、病院船を装い兵員・兵器を輸送する行為と同じレベルの違反行為である。
この映画は、空母いぶきを含む艦隊に対して、戦争に発展次第『これは戦争犯罪行為だ!』と非難されても何も言い返せないような行為をさせたといっていい。
作戦行動時の軍艦旗の不掲揚など、通常はありえない。現代における事例を探しても、瀬取りの保護活動などの軍の関与と所属の国籍を秘匿したいような特殊な状況でない限り、まず行わないような蛮行であり、これはバレ次第強く非難される行いである。
海軍旗の不掲揚について指摘した多数のレビューを見た上で、この異様な忖度を無視できる人が大勢居る。
彼らの思想は、海上自衛隊を含む世界各国の海軍の慣習法に反しており、反国家的といえる。
高評価レビュアーは、テンプレのように「レビュー読んで酷評に驚いたけど、観にいったら面白かった」と記載している。今更、知らなかったでは済まされない。
彼らはレビューを読んでないか、思想的に歪んでいる。
既にこの映画は、相当数の彼ら『嘘つきか思想的な歪みのある連中』に熱烈な応援を受けている。
このあたりで、この映画がどういう映画かはだいたい分かるだろう。
この空母いぶきは、もう取り返しがつかない。
本音と建て前。
原作を読んでいません。
原作を読んでいる人からは、すこぶる評価が悪いようですね。
この映画だけを見ればそれなりに楽しめるとは思います。
戦争をしない日本が他国から侵略行為を受けたらどうするか。が映画のテーマです。
あくまで「もしも」の話ですが、すごくもどかしく考えさせられる作品でした。珍しく政治色の強い日本映画だったと思います。
憲法で戦争をしない事を誓っている日本。そんなのお構いなしの侵略国。この場合の「お構いなし」はガンガンミサイル撃ってくるし、魚雷撃ってくるしです。
そもそも日本の巡視船?を襲ってから初島を占領してる設定ですし。
映画では日本の自衛隊に多くの負傷者・死傷者が出ますが、それでもなかなか攻撃を許可できない日本政府。
そしてそれは戦闘の許可が降りても続きます。
実際に、こういう事は我々が知らない内にもあるのだろうし難しい問題だなと思いました。
ストーリーは面白かったですが、現場と本土のギャップを感じさせるためのコンビニのシーンは微妙でした。わざわざ中井貴一を使うなら違う使い方をして欲しかったです。
物語は解決するような解決しないようなで終わりますが、それがこの映画が伝えたかったことではないでしょうか。
面白かった。最高。。
面白かった。
シンゴジラ的な内閣の対応の面白さも良かった。
さすがと思ったのはYouTube。世界を動かすのは金や武力ではなくて愛なんやなというのを思い知らされてしまう。それも最高。
出演者も最高。西島秀俊は当然、平和ボケの中井貴一もいい。護衛艦の関西弁のヒゲは最近目をつけてたからそれもよかった。しかし、いてまえー!って大砲は撃たんやろな。あの人が関西弁以外は話せないのかも。
それぞれの艦長は各々の個性がしっかりしてて良かった。面白さの1つ。
それと市原隼人。この人の目と眉の間の狭さにはたまらん憧れがある。メットかぶって目しか見えない時の演技はまた最高。
とにかく面白かった。
満点です。
あ、蔵之介さんよかったですよ。それは言わなくてもわかるでしょ。
まさに現在日本の出来る限界点
酷評が散見され、原作ファンの自分としては見るか見ないか迷いましたが、結果としては見て良かった。
原作からの大きな変更点は、①当事国が中国からフィリピン沖の架空の共和国に変更。②相手国側の描写が一切なく視点が日本側に限定されていること。③国連軍が参戦をして紛争が終結すること。ここが大きな変更点で、小さなものは戦闘の描写だと思います。
なぜこの大きな変更点があったのかを自分なりに原作を踏まえて考えましたが、今回の制作意図は日本人に今の憲法9条のもとで実際の防衛出動になったら、どこまでが可能なのかをリアリティを持って示したかったのではないでしょうか。そのためには相手国がどこであっても日本の対応は変わらず、中国に限定する必要はなかった。そして戦闘描写も原作より抑制的に描写されてたことを考えると、一般国民は本当に今の防衛環境で良いのかを考えるいい機会になったと思います。本来はもっと安全に戦闘が出来る能力も戦力も持っているが、専守防衛の9条があることでせっかくの能力を封印し相手の何倍も困難な戦闘を余儀なくされ、結果、自衛隊員の尊い命が失われていた。本当に憲法9条が今のままで良いのかを考えさせられました。
佐藤さん演じる総理の描写も、腹が弱いのは最初のみで、戦後初の防衛出動を指示することに対する苦悩、決断後は国民と気持ちを一つにする、自衛隊員を信じる心情が伝わる演技だったと思います。
よく必要がないと言われているコンビニシーンですが、日常と同じ時間軸でまさに非日常の戦闘が行われていると言うのがよく伝わりました。
以上から、原作のいぶきより映画版は、更に現在に近い設定で今後の日本の防衛環境に一石を投じる作品だと思いました。
今後かわぐちかいじ作品は買わないと思います
空母いぶき観てまいりました
私は強い右でも左でもなく、映画は何を観ても割と単純に面白かったと思うタイプの人間です
自分の感想は結論から言うと架空の海洋戦闘映画として観れば星3.5くらいですかね
自分としては辛目な採点です
いぶきに乗り込んだマスコミ2名の意義がまったくと言っていいほど描写できていないし、特に取材している様子も衛星携帯し刻々と配信しているでもない
というか情報タレ流せるような設定自体が馬鹿げています
コンビニの場面はまったく不要、映画の質を下げているだけとしか思えませんでした
なんでわざわざあんな絵を入れたのか?まったく理解できません
西島秀俊主演ということで、あーまたあのニヤニヤ笑った顔でやられるのかと危惧していた部分は予想通りでした
また物議を呼んでいる佐藤浩市のインタビューですが、映画を観るとただ右往左往するヘタレな首相のイメージで是か非かは置いておいてインタビューで言っていたようなことはまったく映画内で表現できていないって役者としてどうよ?って思いました
戦争に死者が出ることは、悲しいことですが致し方が無いとしても、柿沼パイロットを甲板上で安易に死なせる意味も見出せない
どうしても入れたいなら打たれて重症くらいで充分です
あの部分が自分にとっては非常に後味の悪い映画となりました
マスコミはまだしもあのコンビニの絵で時間取るくらいなら、家で待つ写真の母子の気持ちを描写をしていれば、作品としてあの部分で柿沼パイロットを殺すことは無かったのではないかと感じます
では「空母いぶき」の名の元の映画として観ると、非常に残念な映画で星1.5(0.5はおまけ 笑)くらいですね
私は「空母いぶき」という物語は現実の護衛艦いずもの空母化を考えざるを得ない、現在の状況を背景とした物語だと認識しています
だからこそ原作も人気があるのでしょう
侵略国を中国と明確にしないとしても、建国数年の新興国が尖閣列島を占領してきたという設定になると、日本が苦慮した上で空母を建造し保有せざるを得なかったという部分がまったく説明できない
逆に映画の最後の方のニュースのセリフを聞くと空母を持ったから戦争が始まったのかもっぽい安易なセリフが挿入されている
9条議論は別にして、多くの国民を失った戦争以来、実感として平和であること戦争が無いことの大切さを殆どの国民が理解する国において、空母を持たなければならないという状況について一切語られていない
原作の読者はその部分を観にきた、映画という媒体を通じて多くの人にそれを考えて欲しいと思っておられる方が多いことでしょう
しかしその部分が一切抜け落ちていることが、この映画に対する非難につながっているのだと感じます
映画のエンドロールで監修 かわぐちかいじ と出ていたと思いますが、この作者はどうしてこの映画を認めたのでしょう?
自分の結論はひとつ
要するにこの作者は、言われているような日本の問題点や矛盾点、我々日本人がどうあるべきなのか?などを提起して作品を作ってるような人間ではなく、そういう題材で書けば本がよく売れていい商売になると思っているだけの人だったということでしょう
読者側はこの作者に対して大きな期待をし過ぎていたっていうことなんでしょうね?
自由な国での合法的な商売ですから何を書くのも自由ですが、私個人はそういう自分のポリシーを持たない作家の作品を今後買うことはもう無いと思います
あ…一応空母いぶきは単行本12巻買っています
連載はその後どこまで進んでいるのかは知らないのですが、この映画の結末認めた上でどういう落ちに持っていくのか?はちょっと興味あるので続巻だけは買うかも知れません
超駄作
突っ込みどころはいろいろあるが、一言でいうと大作狙いの超駄作。意味不明のコンビニシーン。うけを狙ったのだろうが、劇場はシーン。戦争だとか言っている場面でクリスマスがどうだとか…。ミサイル打ち込んでくる敵機に反撃もせずに敵機の乗組員の命が大事とか言っているおまぬけ。最後のおちもあり得ない設定。「いてまえ」とか言っている潜水艦の艦長。臭い臭い芝居。本田翼が世界にメッセージを送っているシーンも臭くって。大丈夫この映画作った人。
難しいテーマを扱ったことには敬意を表します。
原作未読。
現在の戦争は、大国が小国を飲み込む70年前とは違い、民族間、宗教、イデオロギーの対決、そしてテロ集団との戦い。と、言うことを考えれば、架空とは言え、一国(新興国?)が戦争(戦闘?)を仕掛けてくるのには、話に無理がある。
原作では中国みたいですけど。
まぁ、それも、上記した理由でリアリティない。
神さま関係なく、イヴを祝う国民性である。
というとこは良かったと思います。
ただラストの日本の戦争しない、専守防衛の姿勢が世界に広まって…というくだりにはがっかりした。
勿論私もそうなればいいと思いますよ。
けど戦後70年、日本は世界を変えられてないので。
まだこんな理想論を語るのかと。
戦後70年、日本が平和だったのは憲法9条があったから。
なんていう欺瞞を吹き飛ばす作品を期待していた。残念だ。
しかも、いかにも低予算なのに、自衛隊の協力を得ていない。
だからこんな安っぽいセットで、どアップで撮らなくてはいけなくなる。
空母クラスなら2000人近く乗組員がいるというのに、
ほぼ指令室と通路では流石にひどい。
じゃぁ人間ドラマに見どころが?
と言えば、芝居がかった臭い台詞をドヤ顔でいう
陳腐な演出に失笑してしまう。
大阪弁が出れば本気って……。
「いてまえ」だけで乗りきろうしないでw
ただこういった難しいテーマを扱ったことには、
最大の敬意を表します。
ここ、「チベット」は禁止キーワードなのかな?赤いなー。
大切な人の投稿が、理由も不明のまま度々消されている。見かねて、代理投稿を行うことにした。
本人はもう投稿しないかも知れないが、もし内容が被ったら、確認次第、私は自らこの投稿を削除する。
チベット出身の友人と一緒に観に行ってきた。
二人とも、日本のマンガ文化が好きで、原作の空母いぶきを愛していた。
実写化をとても楽しみにしていた。
実写版の空母いぶきでは、中国は日本に侵攻する敵ではなく、最後に助けに現れるヒーローとして描かれていた。
この改悪について、チベット出身の友人と私は強い憤りと呆れを感じずにはいられなかった。
流石はチベットに侵攻し、チベットを駆逐し、蹂躙した最強の中国人民解放軍。
戦場に現れるだけで戦闘が終結する程に圧倒的な強さがあり、その姿は荘厳で美しく、アベンジャーズを観ているよりも興奮できた。
この映画には、それ相応のレスポンスを返したい。
この映画も、上海の路上に並ぶだろう。そいつを100枚購入することで、私たちはこの映画に関わった全ての人たちに感謝を表し、応援をしたいと思う。
コンビニシーンにシンパシーを感じる人向け
対象視聴者が限定的。
政治も外交も軍事も、なんとなく雰囲気だけで判断して調べもしない「普通の人」向けに、周辺有事という時事ネタを使って、それっぽく作った現実味のない作品。
メインストーリーの展開を左右することのない意思決定に割かれる時間が長い、つまり物語上の無駄シーンが多すぎて低評価である。
その最たるものであるコンビニのシーンは、「普通の人」の想像力が及ぶ範囲ぎりぎりの「リアリティある非現実」なのだ。
周辺有事で何が起きるかを想像した時、「普通の人」が考えられる精一杯があれなのだ。
自衛官同士の意識の違いや政治家の駆け引き(本作ではそれもダメダメだが)を見せられても、それが実際に起こりうる現実的な描写であったとしても、対象視聴者には「よくわからないからリアリティが薄く感じる」から、「濃厚なリアリティ描写」としてコンビニシーンがあるのだ。
だから、一般人の日常生活から離れれば離れるほど、ディティールが甘くなっていく。
編集部のシーンも実質「普通の人」視点である。
艦内から衛星電話で直接動画を上げているから、編集部での行動がなんら対局に影響を及ぼしていない。
物語の展開上、状況が一般公開されていないから仕方なく「ざわざわする一般人」としての役割を担っているだけだ。
だが、リアリティを感じさせるためのたらこおにぎりなどのディティールは細かい。
政治家のやりとりもほぼ不要だ。
相手国の設定を非実在国にしてしまったせいか、外交チャンネルがなくて交渉と呼べるものが何もできておらず、政治ドラマとしての葛藤も決断も描写されない。
水面下の外交活動があることは暗示されるが、駆け引きのディテールが一切なく、状況待ち連絡待ちが描かれるのみである。
総理のキャラクター設計に無理があり、「反対を押し切っていぶきを導入した強い目的意識」の面と、「自衛官の犠牲には無頓着で何があっても戦争はしないという理念だけの弱腰」との不整合が、そこにしか見せ場がないゆえに浮く。空母をおもちゃと呼んだことに対する回想も、あのタイミングでやるのは状況がままならないことへの単なる八つ当たりである、
海上警備行動を発令しておいてマスコミ発表がないなんてありえるのか。
そもそも官邸の動きにマスコミが気づかないのもありえるのか。
ディテールかボロボロだ。
艦内だけに絞って、政治の思惑は通信だけでくる脚本にした方が良かったのではないか。
それでも、「何が起きてるのか一切知らされていないし直前に帰ると言ってたのに、なんのきっかけもなく突然記者魂に燃えて残ると言い出す」とか、「相手から攻撃されるまで手を出さないと潜水艦をやり過ごしたが、直前にそいつから対艦ミサイル食らってエレベーター壊されとるやんけ」とか、「ピン打ちまくってて相手に気づかれてないとかあるわけあるか」とか、「いぶきがちんたら進んでる間に相手潜水艦も艦隊も超高速で展開してくるな」とか、「世界中で動画をみられるシーンの、半日もたってないのに世論形成されるわけあるか」などなど、ツッコミどころが多いのだが……。
事態に対応する政治ドラマとしては「シン・ゴジラ」の足元にも及ばず、仮想有事のフィクション娯楽作品としては「ハンターキラー 潜行せよ」ほどの納得感もない。
随所に出てくる政治家や自衛官の覚悟や決意表明のシーンは、おそらく原作では名言ともいえる決め台詞なんだろうが、本作では薄っぺらい土台の上に乗っているので現実を見ていないお花畑発言にしか見えない。
夢物語にしか見えなくてキツイ。
これをリアリティあるという人がいるのがキツイ。
キツイので星1。
一番リアリティを感じたのが「記者会見でクソ質問する記者」だったのが何よりキツイ。
あくまでフィクション
原作とはまるで違っていたなぁ。
特に秋津艦長の戦闘を楽しんでいるかのような笑みには、ゾッとした。
自衛隊の専守防衛を守りながら、戦闘力のみを奪っていくギリギリの戦いはどこにいったのか、、、
先を見据えての心理戦のような戦闘というより、いきあたりばったりな感じ。まぁ敵がよくわからないからしょうがないかな。
ラストの潜水艦5艦が浮上するシーンには『沈黙の艦隊』を連想させられた。
艦内に記者がいて情報発信するのも。
楽しめました。
普通に面白かった
原作知らず、前評判無しで観ました。
ツッコミどころは多々有りますけど
驚、泣、笑、哀、愛が入り楽しめました。
中井貴一は???(笑)緊張感の箸休めなのかもしれませんが長いかな・・・
クリスマスの時期の公開なら もう少し受け入れられたかも
圧と個性の強さが出ているキャストが多い中で
西島秀俊さんの半笑いの演技は冷静さが強調され
ていたのかな
個人的には斉藤由貴さんが良かったです!
レビューの評価の低さに驚いています。
原作が素晴らしいのですね!
本田翼がいれば、空母も自衛隊も要らないというお話し。
ストーリーには空母も自衛隊もあまり関係ない物語です。
中井貴一さん紛するコンビニの店長。彼が強大な睡魔と闘いながらクリスマスカードに書いた「みんなともだち」。
そのカードを見て、本田翼さんが紛する記者がSNSにUPしたたった一本の動画が世界を変えるまでのハートウォーミング?ストーリーです。
コンビニのバックヤードの、その願いが一本の動画を通して最後は人類を変えた壮大な物語。
なので、評価に多い「コンビニ要らない」「記者ストーリー不要」は勘違いですね。むしろ脚本家と監督が描きたかったのは、コンビニと記者。
この映画が問いかけたいのは、空母の必要性でも、専守防衛の是非、領土を含む国際問題でもないです。
可愛い女の子が泣きながら動画をUPすれば、世界中が感動して、世界が平和になるはずというメッセージです。
動画一本で、人類史上初めての国際連合憲章第7章に基づく、安保理が指揮する国連軍が組織される。そしてなぜか、世界をあげて日本を侵略から守ってくれる、心温まるお話しです。
コソボで、村人が穴のへりに並べられて順番に撃たれて虐殺される様が流れても。ルワンダで40万人が死ぬ中で、少女が成人男性3人がかりに撲殺される姿が流れても。動かなかった国連軍。その国連軍が、たった一本のSNSに投稿された動画で、人類史上初めて常任理事国全てが参加する安保理指揮下で組織されるまでのミラクルストーリーです。
ちなみに原作読んでません。
映画見るより原作を読め!
映画みて唖然!相手が中国でなく3年前に建国した国と言う…第東亜連邦だっけ?原作では相手は中国なのに…しかも建国3年後に空母部隊持てるか?まず中古買う金もないだろ!軍事力も全然無いはずなのに何故日本と張り合えるの?そこもおかしい!
最後どういうオチを付けるかと思ったら国連が出よったわ!しかもその中に中国もあり!改悪し過ぎだろ!あまりにも!映画見に行って損した!映画見る人は原作を読むことを強くおすすめします!これは駄作中の駄作です!あとコンビニのシーンいらんと思う!平和ボケした日本を見せたいとかあるんだろうけど…総理は原作の方がかっこいいわ〜映画の方は優柔不断すぎる!あんな人よく総理になれたな!
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