空母いぶきのレビュー・感想・評価
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自衛隊映画の中じゃ良くできてると思いますが
公開前に変な印象操作があったりして別の意味で話題になっちゃいましたが、自衛隊が主人公の映画の中ではよくできていると思いますよ。
俳優陣も自衛隊員をドラマチックにデフォルメして演じるには達者な人ぞろいでかっこよかった。
特に護衛艦あしたかの砲雷長を演じた千葉哲也、アルバトロス隊長市原隼人、潜水艦はやしお艦長高嶋政宏が良かった。
一方、いろいろと物議をかもした政府側はもっと腹黒感があっても良いんじゃないかな。
皆さんの不評の多いコンビニのシーンはTVドラマなら早送りだな。
戦闘シーンは全然よくできていて退屈せず、眠くもならず丁度いい時間配分で十分楽しめました。というか、不要なコンビニシーンを省いてもっと戦闘シーンを盛り込んでもらいたかったかな。
原作とは完全な別ストーリー
正直言って原作をすでに読んでいる方は無理して見なくても良いと思います。私も最初は期待して原作をある程度読み設定が全く違うことを考慮して見ましたが、あまり評価出来るものではありません。他の方が書かれてることは省きますが、まず東亜連邦とか言う組織が出てきますが装備がほぼ人民解放海軍なので中国と考えて良いでしょう。一応戦闘の展開はある程度原作をリスペクトしてますが結構変わってます。あとなぜか出番の多い記者の二人は別に物語の展開に関わる訳では無いので気にしなくて良いです(コンビニ店員も同様)CGはアップで映ると荒らさを感じます。そしてストーリー構成に関しては勘の良い人だったら本編中盤で分かっちゃうレベルですし、いらないやり取りが半分以上占めてるので途中で眠くなりますw個人的には国民が9条の在り方について考える良い機会になるかなと思ってましたがそんな自分がアホだなと思いました。それぐらい期待してた映画だったので非常に残念です。一番気になったのは原作では敵国の中国がオチも相まってしれっと良い奴風になっているのがとても気がかりでした。原作をおだてるような書き方になってしまいましたが、結論としてちょっと出来の悪いアクション映画として見切った方が良いです。原作マンガのクオリティも高いので、もし映画を見る方は公開記念で売っている三巻パック(600円)で原作の流れを把握してから見た方が良いです。気に入った方はさらに読んでもらいたいです。完結したら原作設定でのアニメ化が実現してくれたら嬉しいのですが....
思ったよりはかなり良かった。
正直原作が進行中だしどうかな?と思いましたがこれはこれと割り切れば良く出来た映画です。出演俳優のゴタゴタの一件が有りましたが批判してた方々に観てもらいたい。全然そんな事無い。何よりも原作で矛盾してたとこを映画では見事に修正してますしね。原作で「一発でも甲板に食らえば」って「いきなりかーいッ?」って冒頭でツッコミそうになりましたし。かわぐち先生独特の不死身の被弾しない船も存在しませんし。これでもまだ原作との違いを文句言うなら「何時間映画館に座って観るの?」ってなりますよ。 原作まだ終わってないから「今はここまでです。」ってテロップでも出して途中で終わる?ってなりますよ。これはこれで良く出来た映画です。
護衛艦「いそかぜ」がGJ!(笑)
本作。戦争(戦闘)をどの様にクローズさせるのかを期待して観賞。
まさに日本人が作製した映画という終わらせ方(笑)
そのシーンを「うぉーそう来たか!」と感じるか「ん、それで終わり?」と感じるのか二分される所。
自分はどちらかと言うと後者の方でした💦
でも本当にそんな事が出来るなら世界平和も夢ではありません。
護衛艦と潜水艦が空母をどの様に守るのかが見所でした。
高額な自己犠牲精神は日本人だからなのか?
でもなかなか良いチームワークで見応えがあり本作を盛り上げた印象。
予告編から映像には期待していませんでしたがコスト的な問題だろうと割りきっていたので不満はありません。
キャスティングも一部で微妙な感じがしましたが護衛艦「いそかぜ」の艦長はナイスなキャスティング!
敵駆逐艦を無力化させる腕前は流石!
本気モードになった時の指示の仕方がかっこええでぇー( ´∀`)
自分メモ【ネタバレ動画】
https://youtu.be/H-bjoj4TNPM
間違いなくハズレです
この映画は漫画原作を読んだ上で期待して観られる人が多いかと思いますが、あまりにも期待ハズレでした。
いい俳優を集め、それぞれがいい仕事をしていますが、脚本テーマがありきたりの専守防衛、人命尊重のみで、国会を巻き込んで揉めるといういつもの展開。
CGの戦闘シーンだけならそれなりに楽しめるかと思いますが、ラストの戦闘で24機のステルスミグの攻撃から一発の被弾も受けず、多国籍軍潜水艦の謎の自爆魚雷でめでたしめでたし、はあまりにも浅はかな脚本。
国内の平和な暮らしをクリスマスセールのコンビニ風景で対比させるにも無理があった。
あれでは中井貴一が可愛そう。
久しぶりのガッカリ作品。
観終わってから感動シーンが全く無かったことに改めて驚いた。
戦闘シーンが気になる人は観てもよいかもしれませんが、原作のようなマニアックなリアリティさは感じられません。
この映画そこまでダメですか?
予告から期待が高まり、公開を楽しみにしていました。そして公開日、何気なくレビューを見たら、とんでもない低評価にビックリ!そのいくつかを読み、原作の改悪と、佐藤浩市さんのコメントが主な原因と知りました。しかし、恥ずかしながら原作があることも、佐藤浩市さんのコメントも知らなかった自分にはピンとこなかったので、期待と不安を抱えて恐る恐る鑑賞してきました。
結果、あれ? そこまで悪い作品かな? むしろなかなかおもしろいんじゃないかなと感じました。というのも、開始早々に敵国の日本侵略で緊迫感が高まり、自衛隊がどのような思いで防衛にあたっているのかが、そのままラストまでしっかり描かれていると思ったからです。また、空母いぶきを始め、護衛艦、潜水艦、艦載機など、それぞれに見せ場が用意されており、手に汗握るシーンが多かったのもよかったです。いぶき艦内や政府内において意見を戦わせているのも、それぞれの考えに一理あり、その思いが理解できるだけに、考えさせられるものがありました。
しかし、気になる点も確かになかなか多かったです。まず、タイトルになっている「空母いぶき」自身の見せ場があまり(まったく?)なかったのは残念でした。各艦内シーンも、同じような場所で同じ人が話しているばかりで、絵的にはおもしろくなかったです。警戒態勢に入ったり、被弾したりした緊迫感を、もっと艦内各所の映像で描いてほしかったです。
また、国内の様子も合間に何度も挿入されていましたが、これがなんとも噛み合わない印象でした。戦闘中の自衛隊や紛糾中の政府との対比で描こうとしていたのでしょうが、さすがにこれでは伝わらない気がしました。
あと、なんといっても敵国が謎すぎます。どこにどれだけの勢力と軍事力を持ち、どのような戦略をもって軍事展開しているのかが不明なため、突如現れたエイリアンとでも交戦しているかのようで、現実味に欠ける印象でした。有事の際の自衛隊の重要性や自衛隊員の矜持、政府の姿勢など、考えさせられるものが多かっただけに、とにかくそこが非常に残念でした。
総じて、原作ファンには許しがたい駄作かもしれませんが、そうでない方には私たちの平和な生活を守る自衛隊について考えるきっかけをくれる作品だと思いました。
良くも悪くも“マンガ”
20XX年12月23日。日本の離島に正体不明の武装集団が上陸して、占拠した。その事態に、出動を命じられた日本初の“空母”「いぶき」、日本政府、そして、市井の人々の姿を描く。
うーん、良くも悪くも“かわぐちかいじ”作品ですね。途中までは、まぁまぁリアルっぽくも感じるんですが、最後の最後に、終わり方がマンガ・・・。まぁ、そもそも、その通りのマンガなのですが(苦笑)
いや、悪くは無いんですよ。でも、なんか、こう、グッと来るリアルさに今一歩欠けるんですよねぇ。どこがどうとは、敢えて記しませんが・・・。
でも、こういう事態、あり得ますよね。こういう事の、シミュレーション、頭の体操は、必要なのだと思います。
ネットニュース会社のプロデューサーとして、斉藤由貴が出ているんですが、なんか意外に良いです。
観ないでヘイト評価下げはやめて
かわぐちかいじのファンです。原作は買ったまま見ていません。映画になると知ったので。
かわぐちかいじらしい、政治や戦争などのメーセージ性のあるストーリーと、正義と正義の矛盾など、面白かった。2転3転したり、予想が出来なかったり。
今回は、自衛隊と専守防衛の矛盾がよく分かります。
こんな不甲斐ない自衛隊なら要らない!
と、
軍隊ではない、引いて日本人の誇らしい!
が、微妙に交差します。
俳優陣は文句なしでした。佐藤浩市さんのことが色々言われていますが、情けないとかっこいいがあってとても良かった。あるセリフにウルっと来ました。
強いて言うなら、CGがところどころしょぼい。これは予算の問題だと思うので、邦画ファンとしては我慢出来る。
脚本は原作読んでいないので分かりませんが、意味不明なシーンやセリフもあって、逆に冷めてしまう所もあったけど、概ね面白かった。
ネタバレしたくないので書きませんが、最後の10分は個人的には不満。
千葉では、ミサイル衝突と同時に地震があって劇場ごと、地域ごと揺れるという、5DXになった点はビックリしたけといい経験。
個人的には中国と韓国は嫌いですが、この映画はまったく関係ないストーリーでしたよ。
公開前から、佐藤浩市の演技や、中国ヘイトで、映画を観てもいないのに、評価を下げる書き込みには残念。せめて観てから評価して欲しい。
原作とは別の話としてみても
原作を期待してみると、多くの人は残念な感想になるのではと危惧します
ただ、原作と全く別物と考えても、映画として正直あんまり面白くないのでは…。人間ドラマもアクションもメッセージ性もあるはずなのに、どれも原作にくらべて中途半端で映画の世界に没頭できなかったせいか。原作をみずに鑑賞された方の感想をお聞きしたいです。
個人的には、戦闘の終わり方が予想外できつかったけど、沈黙の艦隊〔silent security service from the sea〕をオマージュしたものとして、無理矢理納得しています
戦闘シーンなどに興味なければ、映画館でなくてもよろしいかと
作劇が巧みで、キャラが立ちまくり。
邦画でこのレベルの軍事サスペンス映画が見られる時代が来ようとは。
脚本が伊藤和典だけあって、作劇が非常にうまく、サスペンスが持続して手に汗握る展開がうまい。
主人公の西島の腹が読めないのが、本当に上手い。こいつ、本当は何処かの国のスリーパーなんじゃないかと思うぐらい。
ひとりのヒーローを作ってそこに物語を集約せず、自分の持ち場で頑張る人たちの群像劇として描き、短い時間でそれぞれのキャラを立て、なおかつそれらが表す理念を物語として立ち上げる手腕は、パトレイバーでお仕事群像劇を描いた伊藤和典の面目躍如。
なおかつ、画面に映らない人の死がこれほど重く腹を打つのは、映画ホワイトアウトと違うところ。
そういえば、玉木宏は完全に古代守だったなあ。
今、そこにある現実
冒頭の「そう遠くない未来」がまさに現実。
でも、常任理事国全てってのは非現実的かな…。
かわぐち作品での総理っていつもヒーロー的だが
安倍総理はどう言う決断を下すのだろうか?
しかし、コンビニのシーンっている?
行列と品物がなくなるシーンだけでいぃんじゃない?
多方面への忖度を役者技量でカバーする・・
漫画は読んでないですが・・・
敵が中国から架空の国に変更されてるので、リアル感は薄れますが、元々日本に空母はなく、自衛隊に撮影協力依頼しなかったのも頷ける。
あくまでも架空漫画の実写エンタメ作品としての緊迫感はあり、面白かったです。
公開前に話題になった佐藤浩市さんの演技プラン言動に関しては、安倍首相を揶揄ってより、私的に東日本大地震の時の菅さんのような首相イメージでした。
誰も経験してない事を発令するのに迷いに迷い葛藤する首相に対して、いぶき艦長は幾度となく戦争の修羅場を経験したかのような自信とブレない精神力とリーダーシップは、いつ養われたのかと思ってしまうって所が・・・漫画。
W主演的な西島さんと佐々木さん含めて、出演者もリアルな自衛官と言うより、漫画の中の自衛官役を演じてる感じで、緊迫感と笑いのツボも・・・漫画。
他に目立ったのは、市原隼人さんも久々に彼らしい役でしたが、一昔前なら主演してたはずの中井貴一さんの無駄使い感ハンパ無いのは・・・映画w
ただこの作品〜画面か暗く帽子被ると誰が誰か分からなくなる( ^ω^ )
キングダムと比べると、原作漫画読んでる人は・・・・
多分怒るんだろうと思います^^;
☆3つ
ストーリーがダメなら兵器の運用くらいは
ストーリーは、まさにファンタジー。
であれば、せめて兵器の運用くらいは真面目に描いて欲しかった。
これでは現職自衛官が可哀想。
海保隊員救出、離島奪回、防衛に向かう空母が、戦闘機を前面に展開させないの?
航空優勢を保つために空自が出てこないわ、対潜水艦戦がいい加減だわ、将来の設定なのに空対空ミサイルは旧式だわ。
何がロックオン、だか…。
英仏がわざわざ原潜を沈めておく地域に、日本がそれをやってないとか。
お笑い運用は果たして何ヵ所あるか…。
まぁ、それを数えに行って笑う目的ならよいが。
面白かったです。
とても面白かったです。
最後の幕引きの仕方や、味方の弾は当たるけど敵の弾は当たらないのはリアリティとしてはイマイチですけど、ご愛嬌ですね。
ただ、コンビニシーンは邪魔だった。
コンビニシーンが無ければ、更に良かったのですが。
時間調整の為に無理に入れたの?という感じでした。
予算が3倍あったらなぁ
「もし仮に近隣国が、国際的にも日本領土となっている島を武力で侵略・占有したとき、政府と自衛隊はどうするべきなのか?」
という、シミュレーション的な映画でした。
専守防衛を徹し、憲法9条を守りながら、戦うという難題。
事態に対して、政治家や官僚は、何ができるか?
「戦闘と戦争の違い」の明確化。
スリリングで、緊張感があって、知的。
怪獣もロボ・レイバーもアイドルも出てこないけれども、巧みな伊藤和典脚本が味わえて、すごく面白かった。
妙な要素のつけたしに、省略で、原作の重厚さはなくなってしまったが、換骨奪胎してわかりやすくなっているともいえる。
手放しで褒めるかといえば、さにあらず。
CGがしょぼい!
明らかに、予算と制作期間が足りてない。
静かな波間から潜水艦が浮かぶところで、艦の周囲数メートルしか水が動かないあたりで、つらくてつらくて。
あと、閣僚会議が『シン・ゴジラ』の劣化版に見えちゃうのよね。
これは佐藤浩市たちが下手なんじゃなくて、会議室などの設備のチープさや場面転換の少なさが原因で、おそらくそれも予算の問題だよね、と推測してしまった。
また、(自分は違うけど)ミリオタ的にはきっと嘘ばっかり。
何しろ、空母にしては装甲が薄過ぎ。
下層の部屋にいる人間に、離れた護衛艦に魚雷が当たった衝撃が聞こえたり艦が揺れるってどうよ?
空自出身の艦長ってありえないだろ、も。
ほか、原作由来の部分もあるが、軍事的描写は全体的に雑。
このあたり現実にあるいろいろな船を調べるより、『2202』の艦隊運用で発揮された、思い込み重視の福井氏が関係した作品と思うと納得する。
それはそうと、公開前に「自衛隊賛美だ」と批判した左的な方々や、役者のインタビュー記事もまともに読まず「首相への揶揄だ」と騒いでた右な方々連中に言いたいことがあって。
「全ての指摘は、的外れ」
「観てからものを言えよ」
「エンタメだよ?観もしないで、自分の思想に合うかどうかで利用するの馬鹿じゃない?」
観て良かったと思う
この映画、観て良かったと思います。
『シンゴジラ』を観た時、自衛隊の方々の使命感がしっかり描かれていると思ったんです。
国防の為に、場合によっては命を懸ける覚悟の様な。
私がイメージする自衛隊の方々の姿が、そこにありました。
敵が怪獣でも、そういうのは描けるのだと思いました。
いや、むしろ怪獣だからこそなのか。
そして、この映画の場合は架空の国とは言え、敵は人間です。
いろいろと難しいんじゃないかと思い、観るのを迷いました。
でも、キノフィルムズさんの配給なら悪い映画ではないと考えて、鑑賞する事にしました。
結果、私は観て良かったと思います。
結論から言うと、私の自衛隊の方々に対する認識は、甘かったと気付かされました。
自衛の為とは言え戦力を持つと言う事は、状況によっては、人を殺す覚悟が必要になるのだと。
勿論、これは総理大臣を中心とした政治家たちにも、のしかかってくるのだろうけど。
人を殺す覚悟と言うのは、重いです。
考え方によっては、死ぬ覚悟より重いかもしれません。
この映画は、その辺りを上手く描けていたんじゃないかと思うんです。
国防と言う責務を背負う事は、とてもとても重いです。
私には、自衛隊の方々に感謝する事ぐらいしかできません。
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