空母いぶきのレビュー・感想・評価
全576件中、461~480件目を表示
タイトルなし(ネタバレ)
原作では日本政府、自衛官、国民、占領下の島民、中国政府、人民解放軍、国際社会
といった点がそれぞれ深掘りされて、結び合って線になるのが魅力的なのですが
この映画では日本政府、いぶき乗員、国民が点のままで独立して話が進行
国民に関してはツイッターの投稿という形でしか出番がありません
戦闘だ戦争だ防衛出動だ自衛行為だのの葛藤が延々と続きますが、その手の話は自衛隊作品では使い古されすぎてウンザリする上に別に答えは出ないので今更やる必要があったのかどうか
見所は事実上戦闘シーンのみ
肝心の戦闘シーンも下手くそな役者の楽屋のノリなので、これが本当に自衛隊内情なのかと思うと海自の評価が下がり兼ねません
命をかけて護られるだけの国民であろうか?考えさせられる。
ドンパチやる戦争映画ではありません!
戦争をしない日本が、正体不明の武力組織から攻撃を受けたらどうなるのか、近い将来こういうことが起きたらどうするのか?
一人一人が考えさせられる映画だと感じました。
見る価値あります。
悩ましいのは、どこまでが防衛の為の戦闘で、どこからが戦争なのか?
自衛隊は、専守防衛を徹し、憲法9条を守りながら、戦うという難しい課題。
どのタイミングで、なにを決断すべきか?考えさせられます。
以下少しネタバレ
映画では、なるべく戦争を避けるために平和的に事態を収めようとする総理(攻撃決断をしないということでもある)
最前線の現場では
敵の魚雷やミサイルが飛んでくるさなか
・万一の際は武力行使で、国民を守るため命を懸けるべきか
・専守防衛、人命第一で行動すべきか
艦長の一瞬の判断が未来を左右する。
こんな難しい判断を瞬時に決断しなければならない責務。
うー。辛い‼️胸がつぶれそうでした。
一番心に残った艦長の言葉
「自衛官が1人も戦闘で死者が出ないことが誇りではなく、国民に誰一人として戦争犠牲者を出していないことが誇りだ。国民を守るために死ねるなら自衛官として本望だろう」
という言葉。
泣けます(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
私たちは、命をかけて護られるだけの国民であろうか?
私の知人に元自衛隊で、徳ある隊員を多数育ててこられ、今でも隊員たちから敬愛されている方がおられます。
映画の中で「心を磨け、判断が曇るぞ」と、いぶき艦長が隊員にかけた言葉が、
その方の姿と重なりました。
反吐が出る駄作。あと、感想文と論評を混同すんな。
1.映画感想文
中国人の立場で見たかった。
それはもう、出資者様である中国のために配慮に配慮を重ねた日本映画だったから、彼らにとって、さぞや気分のいい作品に仕上がってるように思える。
例えるなら、「実際に女を襲おうとしてるもんだから、女が暴漢と戦う漫画に暴漢役として描かれてしまった。でも出資者になったから、その作品を映像化する際には暴漢として描かれずに、女を守る警察官として描いてもらえた。」
そんな感じの仕上がりだった。
2.論評
戦争映画の当事国を出資者に選んだばっかりに、忖度をして原作の中での当事国の扱いを大きく歪めた点が、この映画の最大の恥点。これにより、多くのファンを裏切った。この一点のために、この映画は致命的な駄作と評価するに値する。
3.荒れたレビュー欄に対して。
論評と感想文の違いを調べてから出直せ。
一応映画を観てからレビューを書いてるが、「映画を観て無い奴にはレビューする資格はない」とか恥ずかしい勘違いしてる連中が多すぎる。
盗撮ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」のときにも起こった話題だったが、和訳機能は健全か?レビューって論評のことだぞ。映画感想文と混同してるだろ。
論評の方法なんて人それぞれだ。
映画を観て、詳しく良かった点を述べてオススメするのも論評だが、
一点の許し難い点から映画そのものをこき下ろすのも論評だ。
例えば、素晴らしく美しい、メッセージ性の高い映像作品があるとする。しかしその映像の作成秘話として、特定民族に対する侮辱表現が隠し要素として含まれていると暴露されたとしよう。
その作品を論じる時、絶対にその作品を観に行かないといけないと、どっかに規定されてるか?ねーよ。
作成秘話の暴露の件をもって「許せない点がある。この映画はそのせいで台無しだ!」と評価するのも論評だろ。
あと、なんか自身の観てきた感想との乖離がおおきい相手にコメントで個別にくまなく噛みつき回るストーカーみたいなのがいるけど、これこそが自由な論評を萎縮させる一番愚かな行為だ。
レビューは論評。意見交換じゃない。
ここはチャットルームじゃないんだ。
その辺ちゃんと理解しろ。
それに、だいたいの人は責任無く映画の感想を述べてそれっきりだ。反応は期待するな。
知識階層を気取って、低評価レビュアーを説教してるつもりみたいだけど、薄っぺらい同調圧力が透けて見えるんだよ。
Twitterで絡んでろ。俺なら応じずにブロックするけど。
意外とリアル
原作未読。観光で、潜水艦内部や第二次大戦の艦隊の資料館を見学したことがあるなあ、程度の予備知識。
設定等は架空であるが。もしリアルでこんな事態に陥ったら、やっぱりこんな感じなのでは?と思った。
自衛官達の葛藤とか、政府の対応のもどかしい感じとか、結局自力だけでは解決できない残念な感じとか。ひとり勝ちできない外交とか。苦笑するしかないけど、そんなものかなと。
ひとりひとりが懸命に自分の仕事をしてなんとか決着する、というストーリーには好感が持てた。
戦闘シーンの緊張感は、私には充分すぎで。コンビニシーンのコメディリリーフっぽい感じでひと息つけて、助かった。
この映画はパラレルワールドのSFだと割りって観るとイライラせず楽し...
原作と関係無い?
良かった
緊迫した状況が楽しめた。
理想論
原作改悪はあの人が関わっているので仕方ない
公開二日目に劇場で鑑賞。
事前から原作と違ってオリジナル設定とわかっていましたが、原作は読んでなかったので楽しめたんだと思います。
役者さん達は終始熱演。
これについては100点満点の出来だと思います。
映画全編で、現代の日本が、怪獣やファンタジーではなく、実際に戦争に直面したらどうなるか、と言うことを、様々な立場の人の視点から描かれていて、いろいろと考えさせられました。
政治家やコンビニ内のシーンでイライラくるのは、これが戦争に直面した日本人を客観的に見たら、こう見えるだろうと思えますし、マスコミのひとたちの思想や観点のズレた感じも逆にリアリティがあると感じました。
戦闘シーンは、自衛隊のひとたちのどうすれば戦争を回避できるか?と苦心する姿に感動。
素直にみんなかっこいい。もう、この一点だけで細かい点は無視できる。
CICの設備とかがSFチック、ミサイル被弾時の被害とか本当にそんな感じかと言われたらあまり現実身がない気もしましたが、これは実際にミサイルが被弾した護衛艦を誰も見たことないし、CICも実際にどう言う手続きで管理運営されているかとか、映像化出来るはずもないので突っ込まないのが、大人の対応かと。
他のひとのレビューを見ているとやっぱりというか、原作から色々な設定を改変されている点に非難が溢れていますが、エンドロールであの人の名前を見つけて納得。
あの人は宇宙世紀のガンダムをマジンガーZみたいなスーパーロボットに、ニュータイプをオタクが喜ぶ超能力者に、そして、地球を守るために誰よりも熱く頑張るはずだったヤマトクルーを理屈っぽくてうじうじした能書き垂れに改悪して憚らない原作デストロイヤーです。
これはもう、本当に仕方ない。
原作ファンでこの作品を鑑賞してしまった方々には気の毒ですが、諦めるしかありません。
原作との関わりを切り離して見れば、役者さんと脚本家さん達の頑張りで素晴らしい映画になっていますが、逆に原作ありきで考えると、企画や設定にあの人が関わっていると言う時点で低評価が約束されてしまっている、とても残念な作品と言えると思います。
…それにしてもあの人、もう、自分オリジナルのものだけ作って、こう言う他の人の作品に首つっこむの、もういかげんやめてほしい…
自衛隊旗・旭日旗が無い
面白い作品です。
製作した事に拍手
原作のエッセンスを見事に映画化
中々の良作
私は原作が好きな人間のひとり。
大分細かいディテールが違っていたけど、一本の映画としては中々な良作なできだと思った。。
作品の肝としては、戦闘と戦争の区別を名言しようとしてること、そして困難な状況でも政治的に不利にならないための切り抜けかたを模索しなければならない等、見てる方の胃が疲れる展開が続く。
原作の方でも大事にされてる面がちゃんと引き継がれてて好印象。
確かに諸外国の大作映画に比べたらスケールはあれだろうけど、十分満足させてくれた映画だった☆
あと総理役の佐藤浩市、作中で一番の名演だったように思う。防衛出動の発声シーンでのズシンとした重さが伝わってくるような演技だったと思った。
あと海上戦闘というシチュエーションがいい。潜水艦映画にも通ずるが、人のアップのシーンが多い。そして敵機撃墜の時、派手な大破シーンよりもレーダーから表示が消えることに重きをおかれてる。こういう、想像を掻き立てる演出は好き。現代戦を肌感覚で伝えてくれてる。
原作者公認の「空母いぶき」なりすまし詐欺映画
緊迫感がヒシヒシと伝わる
随分と極端な受け取り方をして批判されている方も見受けられますが、私...
随分と極端な受け取り方をして批判されている方も見受けられますが、私はとてもよくできた作品だと思います。
ハリウッド映画だったら、向こうが仕掛けてきたんだからやり返して当たり前。
最後はヒーローを祭り上げて終わりとなるんでしょうが。
日本での自衛隊の在り方、戦争を引き起こさない為に、また国際社会から孤立しない為にどう動くのが正解なのか。
部下の命を守りたい思いもあるでしょうし、相手の人命も尊重しなければならない。
難しい判断を迫られる場面が何度もあって、
いろいろと考えさせられました。
重いテーマを扱った作品ですが、よく描かれていたと思います。
全576件中、461~480件目を表示