「ただの父親の鏡でした」家族のはなし 酷評zeroさんの映画レビュー(感想・評価)
ただの父親の鏡でした
昨今、父親が自分の子供を虐待などしてしまうなどのニュースがしばしば見られるが、この作品の中に出てくるリンゴ農家の父はとにかく怒らない。
その根底に何があるのかなぁ、と考えてみたら、息子が小さい頃、自らの夢にリンゴ農家を継ぐこと、陸上の大会で勝った秘訣に自分のリンゴのおかげ、と言ってくれたこと。それが本当に嬉しかったから息子のやろうとしていることが何であれ、信頼して応援してくれているんだと感じた。
親が腐らず今、自分のすべきことに向かっていく姿勢をみて息子は励まされたり、曲がっても立ち直ったり出来る。
親の大切さを思い出させてくれた作品。
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