「奇妙だけれど感動的。家族で楽しめる冒険ファンタジー!!」ペンギン・ハイウェイ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
奇妙だけれど感動的。家族で楽しめる冒険ファンタジー!!
【賛否両論チェック】
賛:ファンタジー感満載の世界観にあって、ペンギンの謎を解き明かすべく奮闘するアオヤマ君達の姿に、観ていてドキドキワクワクさせられる。
否:理屈で考えながら観てしまうと、どうしても腑に落ちない部分も多く、感情移入出来ない。
生真面目でしっかり者の少年・アオヤマ君が挑む、「町に現れたペンギン」の謎。それがやがて、彼が好意を寄せるお姉さんをも巻き込んだ大騒動に発展していく様は、さながらファンタジー感溢れるミステリーといったところで、観ていてワクワクさせられます。
そしてそんなアオヤマ君を通して描かれるのは、小学生達ならではの心の成長です。大人は持ち合わせていないような柔軟な発想と行動力で、ペンギンや「海」の秘密を仲間達と解き明かしていく姿は、どこか頼もしくとってもステキです。西島秀俊さん演じるお父さんの言葉が、さりげないヒントになっているのもイイですね。
世界観は良くも悪くも結構ヘンテコなので、好き嫌いは割とハッキリ分かれると思いますが、家族サービスにももってこいの作品ですので、是非チェックしてみて下さい。
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