「小さい子にはつらいかも?」ペンギン・ハイウェイ るーさんの映画レビュー(感想・評価)
小さい子にはつらいかも?
森見登美彦らしさが前面に出た作品だった。
大人びたアオヤマくんとおっぱいの大きいお姉さん、街に現れる不思議なペンギンたちの物語だ。
とにかくペンギンがただ入り乱れているのを大画面で見たいという純粋な動機で見に行ったが、その点では大当たりだった。ぽこぽこ生まれるペンギンや、よたよた歩くペンギンがまぁいっぱいいる。かわいい。
でも、小学生のアオヤマくんが大人っぽく研究を進めるというところにこの映画の見所はあるようで、ただペンギンが出てくるアニメだから子供向けかな?などと安易に考えてはいけない。
大人から見ると、アオヤマくんは大変微笑ましい。ただ、大人びた話し方やくすっとくる小ネタが分からない小さな子どもにはちょっと退屈かもしれない。上映時間も長いし。
ペンギン好きにはおすすめ。
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