エヴァのレビュー・感想・評価

メニュー

エヴァ

劇場公開日 2018年7月7日
17件を表示 映画レビューを書く

いろんな意味で良い面と悪い面を混濁させた仕上がり

いろんな意味で、良さと悪さを併せ持った映画だ。まずオープニングのシークエンスは主人公と老人との意味深なやりとりや、巧妙なセリフの応酬、そして何より本作に幾度も登場する列車が目の前を通過していくという不可思議な部屋も含めて、緻密に計算された場面に仕上がった。そこで手にする「戯曲」も含め、導入部としては完璧。泥舟で川を渡ってしまったが故に戻れなくなる主人公の葛藤も、そこから竹を割ったような性格で客を魅了する情婦につきまとって着想を得ようとする流れも面白い。

だが、彼の本心は見えにくく、かといってヒロインのイザベル・ユペールにも感情移入など出来るわけもなく、結果的にすべての事柄が平行線をたどったまま、ひとつのカタルシスもなく結末を迎えたという印象。同じ脚本を使ったとしても、もう少し主人公の複雑怪奇な心理にうまく迫れる監督だったなら、この映画は劇的に深みを増したであろう。つくづく勿体ない映画だ。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2018年7月30日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする
  • 共感した! (共感した人 0 件)

人は罪悪感なしに倫理を逸脱できるか!?

他人の作品を盗作して名声を手に入れ、パトロンの娘と婚約中の新進作家、ベルトランは、所詮他力本願の小悪党。ベルトランを虜にする謎の女性、エヴァも、夫がいる身で娼婦をしているけっこうな悪党だが、レベルが違う。彼女には罪悪感というものがないのだ。イザベル・ユペールがそんなヒロインを、いつも通り、飄々と演じて圧倒的な存在感がある。つまり、ユペールのキャスティングこそが本作の肝で、果たして、人は罪悪感なしに倫理を激しく逸脱することはあり得るか?という痛烈なテーマが浮かび上がってくるというわけだ。本当に怖いのは、自らが自らを貶めていることに気づかないこと。そういうことは、生きていく上でけっこういっぱいあるのだ。1つの救いは、そんなエヴァも不安に駆られることを劇中で指摘している点。無自覚な悪女にも、罪悪感に苛まれる瞬間があることを。猛暑も忘れさせる戦慄を味わいたいなら、是非!

MP
MPさん / 2018年7月12日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  笑える 怖い
  • 鑑賞方法:試写会
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 1 件)

主役2人は

表情、視線、一言のセリフが彼らのキャラを決めていた。
エヴァが愛する夫のキャラも中々で…
主人公の婚約者が、怪しんで破綻してしまう所はもう少しだったけど。

Momoko
Momokoさん / 2018年12月7日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

これが現実!

今年のフランス映画の象徴
つまらん!

こんなのもしか作れない…

あの「エール」を見た感動はどこにも無い
どうしたフランス!!

moviesmusicmyl1
moviesmusicmyl1さん / 2018年12月2日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 1 件)

魔性の女

謎多き魔性の女とはいえばイザベル・ユペール。
確かに彼女の右に出る者は居ないかもしれない。
初登場シーンから危険な匂いをプンプンさせていますし、まるで女スパイにでもなるのかというカツラ姿も刺激的。

盗作で成功を収めるも次回作の執筆に苦しむ主人公が彼女を新作の題材に利用しようとするのですが、逆に彼女に翻弄されてるような感じがたまらない。

どっちが本当に惚れてるのか、惹きつけられてるのか、騙されてるのか。
ゾクゾクしながら背徳感に浸れて楽しい。
恋人や出資者とのギクシャクしていく関係も生々しいですし。

ただ、終盤からちょっと理解に苦しむ展開が続き、ここが大きなマイナスポイントに・・・。
中盤までは凄く面白かったんですけどね。
話がキッチリと終わった印象は無かった。

説明がありすぎる映画は嫌いです。
なので説明の少ないという点はフランス映画の個性でもあり、良さでもあるんですけど、「イヴ」でもそうですが、説明が無さすぎる急展開は時に悩ませる。。。
フランス人はこういう展開をしっかり理解できてるのかな?

中盤までは4.0でよかったですが、最後で大きく評価を落とさざるを得ません。
でも決してダメな映画とは言いません。
ユペールにはドンドン新作に出て貰いたい。
この歳で娼婦役を卒なくこなす美貌とメンタルは尊敬します。

ジーナ(レビューはFilmarksに移籍しました)
ジーナ(レビューはFilmarksに移籍しました)さん / 2018年11月28日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

恐ろしい ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

娼婦エヴァに翻弄される主人公が、最後には叩きのめされてしまう。エヴァを探してさまよう主人公にエヴァは冷たく当たるのだった。

Takashi
Takashiさん / 2018年8月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

湯舟で化粧がジョーカー状態

エヴァよりも、主人公の方が謎めいていて不思議な存在。
彼は、「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンが、他人に成りすましたように盗作で世に出る。一種の成りすまし。
なので、主人公の婚約者の視線から主人公の実態を探っていった方がサスペンスとしては上手くいった気がする。
エヴァが悪女で翻弄される感じはない。
彼女はツンデレというよりツンしかなく、デレがないので翻弄されない。
ただ気のきついオバハンにしか見えない。

湯舟に顔を押し付けられて化粧がお湯で流れてジョーカーみたいだった、その顔が怖い。

るるびっち
るるびっちさん / 2018年7月26日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  怖い 知的 難しい
  • 鑑賞方法:試写会
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

映画としてのキャラクター設定不足が目立つ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

男娼のベルトラン(ギャスパー・ウリエル)、顧客の老作家に買われたある日、その老作家が浴槽で急死してしまう。
ベルトランは急死した老作家が残した最新戯曲を自分のものにし、作家デビューを果たし、その戯曲は好評を得る。
次回作をせっつかれるが書けるあてもない日々を送っていたベルトランだったが、冬のある日、恋人と過ごそうと約束した別荘にひと足早く出かけると、そこには車両故障で避難していた男女がいた。
どうみても、娼婦とその客。
客を追い出したベルトランだったが、その娼婦(イザベル・ユペール)に心奪われてしまう・・・

といったところから始まる物語で、年上の魅力的な娼婦にはまって転落していく若い男のクライム物語。

なのだけれど、どうにもこうにも、主人公に共感が湧かない。
共感というよりも、物語に合点が行かない。

粗野な男娼が、偶々、実力のある作家の未発表原稿を手に入れたからといって、それで成功してしまうか? というあたり、まるで納得できない。

原作がどうかは別にして、この映画、基本的には、巻き込まれ型スリラーのはずで、巻き込まれるのは「幸運」。
ただし、それがトラブルを生んでいき、抜き差しならない男が、定形のスリラーとは異なって破滅するハナシ、であるはず。

ならば、この幸運に「巻き込まれる」設定(場面だけでなく、キャラクター設定も含めて)をうまく描かないと、観客は納得してハラハラできない。

個人的には、ベルトランが老作家に買われた際には、作家は作品のオチの台詞が見いだせずに苦慮していたが、ベルトランが最後の台詞を考案し、作家もそれを面白いと思っているうちに急死、ベルトランは最後の台詞を提案したのだから、この戯曲を失敬しても当然・・・というぐらいの設定が欲しかった。

というようなことがないので、その後の展開、ほとんどベルトランのバカげた行動にしか見えず、場当たり的にトラブルがトラブルを生む、という感じを拭い去れない。
(彼だけではなく、他の登場人物の「思惑」が事態を予期せぬ方向に転がしていくので、他も書き込み不足なのだけれど)

手練手管の高級娼婦役のイザベル・ユペールは、『エル ELLE』と同じような役どころだが、今回の方が役の底が浅く、華奢な上に歳を隠し切れず、少々苦しい。

面白そうな題材だけれど、映画にするには、かなり細部を書き込まないと運命にもてあそばれる感覚を伝えるのは難しい、と思った次第。

りゃんひさ
りゃんひささん / 2018年7月21日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 1 件)

イザベル・ユペール可愛くて綺麗

いいよねえ、イザベル・ユペール。イザベル・ユペールが娼婦で来たら「チェンジ」って絶対言わないもん。そう思って観てたら、映画終わった感じだったな。

ストーリーは解んないの。何が起きてるかは解るけど、どうしてそうなるのかが解らないのね。原作、文学作品だから。

でもイザベル・ユペールが可愛くて綺麗だから、それでOKなの。

Scott
Scottさん / 2018年7月21日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

薄ーい主役 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

何も考えずに生きている。
でも人間なんてそんなものだよね

最後に何もなくしてしまった主人公が、指したりするかと思ったら、たしなめられて終わり
そこはどうかなーと思った

nakawankuma
nakawankumaさん / 2018年7月17日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

期待外れ(ノ_・,)

びっくりしました。

かん
かんさん / 2018年7月14日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 1.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

いくら娼婦でもババアはババアだよなぁ。

他人の作品を盗んで成功した男が娼婦にのめり込んでくって話なんだけど、娼婦の人その年の女の人にしては綺麗だよ?もちろん。
.
でも、若く見せるためのカツラとかミニスカートとかだいぶ痛々しい。綺麗だけどやっぱババアやんって思ってしまった(笑).
.
作家の男もまぁ詰めが甘い。だいたい恋人いない間に恋人の別荘に連れ込むとかどんな神経してるんだよ。典型的なアホ。

せつこん
せつこんさん / 2018年7月13日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  怖い 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

ミイラ

ミイラ取りがミイラになってしまうという割とありがちなお話ですが、ベルトランをもっと転落させても良かった気がしました。物語の中途半端な感じは否めないです。イザベル・ユペールには、それくらいの魔性と変態性がありますし、若い男性と並んでいても全く負けてないですし。もうちょっとどうにかすれば、凄くよくなる気がした作品でした。

ミカ
ミカさん / 2018年7月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

ユペールが可愛そう

情け無い男の話し。男性は自分の弱さを見せられているようで腹がたつ作品。ともあれ、イザベルは奮闘したがいかんせん男性にはいたたまれない作品なんだよねぇ、、、

ころ
ころさん / 2018年7月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

魅力はどこ?

死んだ作家の原稿を盗みヒットを飛ばした舞台作家が、次作の執筆に苦しむ中で出会った娼婦に惹かれ、彼女を題材にした作品を執筆しようと交流していく話。

齢を重ねた娼婦の哀しさとか情けなさとかやるせなさをみせるのかと思いきや、至ってマジメに少し高慢で魅力的な娼婦の設定でビックリ。イヤー無理でしょう。

作家カップルは最初からすれ違い気味だし、そもそも成り上がった感じも乏しく堕ちて行く感じがしない。

全てが中途半端にしか感じなかった。

Bacchus
Bacchusさん / 2018年7月7日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  寝られる
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 6 件)

別の映画を観たくて

行ったのに、生憎の満席。切り替えてEVAを観たが、期待外れで萎えてしまった。私には分からなかった。涙目で怒った婚約者は綺麗でドキッとしたが。フランス映画だからこんなものかな?

Miyan
Miyanさん / 2018年7月7日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

嘘で塗り固めたお粗末な人生

面白かったなぁ
一見、悪女によって人生を狂わされた男の話と思わせつつ
しかし、それは、その男が自滅しただけなのでは…と思うようになった

全く正反対の虚像と実像を持つ人がいて、その人の本質にある欲望が自らの虚像をぶち壊していったのではないかと

その化けの皮がはがれていく過程を見ていくのが、非常に面白かった

ギャスパー・ウリエル演じるベルトランは、他人の脚本を盗んで出版したところ、その舞台が大ヒットし、たちまち、次作が待ち望まれるスター脚本家となる

若くて美しい恋人もでき、まさに順風満帆の人生を送っていた

しかし、当然ながら2作目を書くことができない。

そこでベルトランは、その時出会った娼婦エヴァ(イザベル・ユペール)を題材にして脚本を書こうと思い、彼女に近づくが、次第に彼女にのめり込んでしまう…。

映画の冒頭から、何とも言えない居心地の悪さを感じていた
それは、ベルトランの嘘だらけの人生を思ったからだった

まるで玉ねぎの皮のように次から次へと嘘を積み重ね、身包み剥がしたら何もない人なのに、自分が作りあげた虚像にしがみつき、上流階級にいる人間のような顔をして生きている

そんな「いつバレるかもわからない」人生を生きるくらいなら、そんな人生はやめてしまえよ
と、ベルトランの薄っぺらい人生を思い、私はなんだか居心地が悪かったのだ

そして、そんなベルトランの目の前に現れたのが、娼婦エヴァだったのである

その時、虚像ではないベルトランの本性が、エヴァに対して「同じ匂い」を感じたのだろう。

こういうのを、同類相憐れむというのだろうか

ベルトランにとって、上流階級の賢い恋人よりも、エヴァといる方が居心地が良かったに違いない

しかし、エヴァにとってベルトランは、ただの金づるでしかないのだ

そうして、ベルトランはエヴァにのめり込むことで、自ら破滅の道を歩んでいくことになる

人にはそれぞれに合った身の丈の人生というのがあって、身の丈以上の生活をしていると、本性である欲望をむき出しにした瞬間に、虚像は崩れ落ち、あっという間に身の丈の生活に戻っていくのである

これは、まるで人間の本質を見るような作品だった

とえ
とえさん / 2018年7月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:試写会
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 3 件)

17件を表示

映画レビューを書く
このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi
採用情報