「傑作だとは思うんだけど」美人が婚活してみたら Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作だとは思うんだけど
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黒川芽以ちょっとポッチャリしたかな。《ドライブイン蒲生》《愛を語れば変態ですか》のときとイメージ違ったの。役柄かも知れないけど。
役者が黒川芽以・臼田あさ美・中村倫也・田中圭で、監督が大九明子だから、面白くないはずないと期待して行ったんだよね。それで、面白かったけど、なんだろうな。
演出面白くて「これ、たぶん、傑作なんだろうな」と思うんだけど、原作が弱いかな。
オープニング面白いの。しばらく無言でやるんだけど、なんかおかしい。犬の鳴き声とか背景音を大きめに入れてくるんだよね。これは全編通じてそうだけど。
それで黒川芽以が婚活はじめて、面白エピソード紹介になってくんだけど、そこまで面白くないんだよね。
それよりも、臼田あさ美とのやり取りや、演出が面白い。
クライマックスは「ケイコにできて私にできないことはない」ってところで、ここだけ、背景音消してくるの。そういう演出は良かったな。
黒川芽以の部屋がね、《勝手にふるえてろ》の松岡茉優の部屋とね、どことなく似てんの。監督の好みなんだろうな。
あと観てて思ったんだけど、婚活って、自由恋愛とも違うし、家と家との結びつきを求めてやるものと違うから、難しいね。
それと、自由恋愛って、恋愛だから、結婚とはまた違うんだよね。なんか結婚って無理ゲーだと思った。独身の人が増えてるのも納得できる。
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