アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!のレビュー・感想・評価
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ストップモーションアニメ
独特の雰囲気があるストップモーションアニメで、楽しませてくれる。
石器原始人が青銅器人にサッカーの試合を挑まれる。
各キャラがイギリス風でとても面白く、大人まで楽しませてくる。
心に残る愉快で暖かいアニメ。
ほとんどアニメは観ないんですけど、チラっと覗いて、
そのユーモラスなアニメーションにラストまで鑑賞してしまいました。
原始人の設定そのものが面白く、サッカーに結びつけた展開も良く出来ています。
子どもにぜひ観せたい作品です。
世界観とキャラだけで個人的には満足
素晴らしい世界観と、この完璧なストップモーションだけでも称賛されるべき作品だと思う。しかも非常に笑える小ネタが満載で、とにかく面白くて楽しい作品。単純なストーリー展開にやや不満を感じるけれど…
ワールドカップに合わせてきた嫌らしさや、ニック・パークという偉大な名前からするとやや…というところが原因なのか、なかなか評価が上がっていない気がするが、星の数など度外視して楽しむことができる作品だろう。
とはいえ、ウォレスとグルミット、ひつじのショーン等、アードマンの傑作からするとやや見劣りしてしまうことは否めない。
個人的には、アードマン作品を見ると感じるアナログならではの感動というものがこの作品においてはそれほどなかった。
だから、まあまあ面白いという評価になってしまう。作品の質とか作り込み具合をよく見ると、そんな軽々しく評価すべきものではないとは思うんだけど…
さすがアードマン。ギャグも面白いが、キャラが苦手
にわかに"ストップモーション"、もしくは"クレイアニメ"がひとつのカテゴリーグループを形成しつつある。
最近話題になったのは、いずれも"日本文化"または"日本人"をオマージュした2作品。それは第68回ベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)を受賞したウェス・アンダーソンの「犬ヶ島」(2017)と、第89回アカデミー賞で長編アニメーション部門にノミネートの「KUBO クボ 二本の弦の秘密」(2016)だが、他にも同じアカデミー賞ノミネートの、「ぼくの名前はズッキーニ」(2016)も、パペットを使ったストップモーション作品だった。
一方で、アート映画「ゴッホ 最期の手紙」は全編、油絵風アニメといった作品も注目されたように、"手作り感"と"独特の動き"といった個性を表現できるアニメーション手法に、クリエイターも観客も魅せられている。
セル画やCGがリアルになり、実写CGと見分けがつかなくなればなるほど、手作り感のある表現価値が上がるのかもしれない。
さて、本作はそのストップモーションアニメのムーブメントの原点であるニック・パーク監督とアードマン・アニメーションズ (Aardman Animations Ltd) の完全新作である。
「ウォレスとグルミット」とその派生作品で、アードマンを世界的に有名にしたニック・パーク監督が共同製作ではなく、初の単独監督作品というのが注目。
キャラクターは原始人。それは恐竜もいた先史時代の英国のマンチェスター辺り。空から降ってきた隕石が熱すぎて、脚で蹴っているうちに、"サッカーが生まれた・・・"(笑)という英国ジョークから始まる。
まさに"ワールドカップ・イヤー"ということで、原始人がサッカーをする話になったのかと思いきや、そんなにストップモーションは甘くない。構想から完成まで8年も掛けているのである。
石器原始人たちの暮らす村と、その村を襲った青銅器を扱う民族がサッカーで勝負をする。
"集落・住居の造り"や"衣服や道具"の質感表現。動きや表情の多様性など、何気なくスルーしてしまいそうになるほど自然で、細部にわたり作り込まれている。さすがアードマンである。
しかし「はじめ人間ギャートルズ」を知っている世代としては、素朴さや滑稽さ、原始人モノの深みに、物足りなさを感じてしまう。
それ以上に、問題はキャラクターが可愛いか、可愛くないかである。実はアードマンのキャラは苦手だ。"ひつじのショーン"は認めるが、原始人ダグは、お世辞にも褒められない。
とはいっても個人的には、訳のわからない言葉を喋る"ミニオンズ"の大群も、生理的に受け入れがたいので、こればかりは個々の観客の感性だろう。むしろダグの相棒として活躍するブタ(猪)のホグノブのほうが、これからのスピンオフ主人公に向いている。
本作は、主人公ダグの声をエディ・レッドメインが務め、敵の大将・ヌース卿の声をトム・ヒドルストンが担当するなど、豪華なCVである。また英国の各地方のイントネーションの違いをキャラクターごとに変えたり、青銅器民族のフランス語訛りは、ネイティブでない日本人にはまったく分からない。
本作の真価は英語セリフで楽しむべきものなのだが、素直に日本人は吹替版を楽しめばいいし、吹替版ならではの発見もあったりする。
鴨が原始人たちを背中に乗せて飛んでくるとき、"鴨が(ネギならぬ)、原始人をしょってくる"と訳していたり。日本語訳で、"(相手を)コケにする"で、実際に原始人が手に"苔"を持っているのは、英語では何と言っているのだろう・・・と思ったり。
(2018/7/8/ユナイテッドシネマ豊洲/ビスタ/吹替翻訳:杉田朋子)
温かい。
ほとんどどこも吹替えでしたので、わざわざ名古屋港区のTOHOシネマまで行きました。主人公が可愛さに欠けるとか色々言われますがいいんです、コマ撮りの雰囲気があれば。ウォレスとグルミット(中でもペンギンに気をつけろ)羊のショーン、など... いいの。レコード盤の音に一定のファンが居るように、... いいじゃないですか。(さすがに観客まで造り込むのはしんどいのでCGでしょうが。) こらからも、ときどき制作・発表してください。 あの、イノブタもまあまあ可愛いいし、それから特に兎は良いキャラクターしているので次のストーリーにも必ず出てくるでしょう。
ユニークなキャラ達が愛おしい
始人 = アーリーマン。
『ひつじのショーン』+『ウォレスとグルミット』 +
『がんばれベアーズ』(とうか『レッドビッキーズ』) +
『疾風!アイアンリーガー』 って趣き。
軽妙なユーモアが光る。
笑った笑った。
特にブタとウサギの造型が最高でした。
アードマン・アニメーションズらしい、愛しくも可笑しいキャラの作り方が秀逸。
伝言鳩(笑)
ウォレスとグルミット
ひつじのショーンファンです。
今回は
カワイイキャラは
出てこなかったけど
楽しめました‼︎
が
吹替上映しかなくて 残念でした。
エディレッドメインにトムヒドルストン
字幕で見たかったです。
CGとは真逆なあたたかさ。
アリーナのシーンはCGらしいけど、他のコマ撮りアニメはいつみても感嘆。1分のシーンにどれだけ時間を費やしていることやら。ストーリーも面白いしラストはヒールがスカッと成敗されるから気持ち良い。
が、人間キャラが微妙なかわいさな事が難点かなー。
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