「☆☆☆★★★ コルトレーンのアルバムは、傑作と言われている『至上の...」ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★★ コルトレーンのアルバムは、傑作と言われている『至上の...
☆☆☆★★★
コルトレーンのアルバムは、傑作と言われている『至上の愛」を含めて3枚ほど所有してはいるものの、あまり熱心に聴きこんではこなかった。
イメージとしては麻薬中毒にかかり、、、と言った、ちょっと根暗で《魂の叫び》等と宣伝で使われている様に。気軽に聴くと言うよりも、因数分解を解くように考え込んで聴くイメージが強かった。
それだけに、作品全体でコルトレーンの全体像を説明しながら。ごく普通のミュージシャンだった彼が、どの様に音楽と関わって行き。多くのミュージシャンとの関わり合いの中から、最終的に彼独自の音楽が出来上がって行ったのか?…を、懇切丁寧に説明して貰える作品でした。
特に人種差別から〝 愛と平和 〟へと繋がる彼の音楽との関わり方には、少しばかりですが感銘を受けた。
アドリブに関する定義で、やめ時が分からなくなった時…
「何故演奏をやめないんだ」
「簡単なことだ、楽器を口から離せばいい」
コルトレーンの演奏を後ろから見ながら、タバコを吹かすマイルス・ディヴィスが最高にカッコいいぜ!
あまり詳しくはないのですが、かなり貴重な映像も多かったのではないでしょうか。
それにしても、彼にとって最後のツアーになった日本公演。
17日での16公演は、当時の交通事情等を考えてみてもかなり無謀なスケジュールな気がしますね〜。
コルトレーンのマニアのFUGI-SAN
大好きなコルトレーン映画に出演し、名前までクレジットされてしまい、ある意味では羨ましい。
2021年12月10日 ヒューマントラストシネマ有楽町/シアター1
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