「哲学的アナ雪。自分の存在意義に悩んだら。」アナと雪の女王2 2子5孫さんの映画レビュー(感想・評価)
哲学的アナ雪。自分の存在意義に悩んだら。
生まれてきた意味とか、大多数とは違うところとか、居場所、どう生きていくか。
かなりないい歳していまだに悩んでいる当方としては、2作目アナ雪に静かにドハマリしてしまいました。
アナ雪観て、一夜明けてもまだ泣きそうって人が聞いたら引くでしょうね。
良い意味で、観る前に想像していたイメージと大きく異なった2作目アナ雪。
続編だから1作目より感動薄いだろうけど、ま、ディズニーだから大きく外すことはないから見とけ、、、的に行きました。
大変失礼しました。
1作目アナ雪のような一大ムーブメントで、幼児から老婦人まで髪型まで真似て主題歌を歌いまくる程の、
あの「ガツンと上からやられる」系の魅力的映画とは違い、この2作目アナ雪は、
「足裏からジワジワきて気がついたら虜になってる」深淵魅力系映画でした。
そうはいっても筋立ては疲れません、なるほどなるほどと納得できました。
エルサ、アナだけではなく登場人物のセリフに深みが増したのも良いです。
深いですが、静かにヒタヒタする映画ではなくて、エルサだけとってもその運動量、躍動感たるや大変なことになっています。
「水」の意味合い、見せ方も素晴らしい。
可愛すぎる新キャラクターも登場します、とにかく可愛い。
エルサも最後は雰囲気が、、、。
王国も、、、。
ネタバレになるので細かくは止めておきますが、1作目を深く壮大にした素敵すぎる映画に感じました。
映像、相変わらず美しく素晴らしいですが、小さすぎるお子さんには物語の内容が一部直ぐには理解出来ないところが、もしかしたらあるかもしれません。
個人的には、かなりおすすめの映画です。
Blu-ray出たら買うつもりでいます。